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[CEMH文庫]三行で撃つ
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[CEMH文庫]三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾 [増補版]

[CEMH文庫]三行で撃つ

  • 書籍:定価990円(本体900円)
  • 2026/6/5発行
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内容


読書術『百冊で耕す』と共に…
ベストセラー 待望の文庫化!

「文庫版おわりに」「解説」を収録
◎ 解説:ラランド・ニシダ氏
※「文庫版おわりに」と「解説」は、電子書籍と単行本には収録されておりませんのでご注意ください

***
朝日新聞 名文記者の文章技巧25発!
書くことで、わたしが、変わる。

本書で身につく技術は、たとえば――
◎文章技術 ◎企画力 ◎時間・自己管理術 ◎読書術 ◎資料整理術 ◎思考法

読者対象は、書くことに苦手意識を持つ人から、これからなにかを表現してみたい初心者、そして、プロのライターや記者まで。「読者は、あなたに興味がない(謙虚たれ)」という冷厳な現実を見つめるところからスタートし、「いい文章」とはなにかを考え、そういうものが書けるレベルを目指す。文章術の実用書らしく、つかみ(冒頭)の三行、起承転結、常套句が害悪な理由、一人称、文体、リズム、といった必要十分なテクニックを網羅するが、単なる方法論にはとどまらず、なぜそうするのかを、自己や他者の心のありようにフォーカスしながら考える。文学作品から、新聞記事、詩歌、浪曲まで、豊富な例示を取り上げ、具体的に解説していく。

生まれたからには生きてみる。
書くとは、考えること。
書きたく、なる。わたしに〈なる〉ために。

また、同時に、本書は「書くという営為を通じて実存について考える」思想書でもある。読み進めるにしたがい、「私というもの」に向き合わざるを得なくなる。言葉とはなにか? 文章とはなんのためにあるのか? なぜ書くのか? 生きるとは? 思索が深まるほどに、世界の切り取り方が変わり、自分が変わる。

わたしにしか、書けないものは、ある――
・文章は、見えなかったものを見えるようにすること
・文章は、見えていたものを見えなくすること


■関連書籍

近藤康太郎 著【CEMH文庫】『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術 [増補版]』
近藤康太郎 著【単行本】『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』
近藤康太郎 著【単行本】『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』
近藤康太郎 著【単行本】『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』

目次

■はじめに

第1章 文章の基本
■第1発 三行で撃つ
――書き出しを外すと、次はない。
■第2発 うまい文章
――うまくなりたいというけれど。
■第3発 すべる文章
――読みやすさはきめ細やかさ。

第2章 禁じ手を知る
■第4発 常套句・「としたもんだ表現」
――親のかたきでござります。
■第5発 擬音語・擬態語・流行語
――エモいも、ほっこりも、マジ、やばい。
■第6発 起承転結
――転を味方につければサバイブできる。
■第7発 共感させる技術
――響く文章は、説明しない。

第3章 ライターの心得
■第8発 ライターになる
――誰にでもなれるが、なれないのはなぜか。
■第9発 説得する技術
――メール上手は幸せな人生を送る。
■第10発 一人称・読者の設定
――だれが書くか。だれに書くか。

第4章 書くための四つの道具
■第11発 ライターの道具箱
――メンテナンスし、持ち歩く。
■第12発 語彙【道具箱・一段目】
――増やすには逆に制限する。
■第13発 文体【道具箱・二段目】
――スタイルのない人間は、みじめだ。
■第14発 企画【道具箱・三段目】
――なにが、わたしにしか、書けないか。
■第15発 ナラティブ【道具箱・四段目】
――有限の物語を無限化する最強の武器。

第5章 読ませるための3感
■第16発 スピード感【3感・其の一】
――主語と語尾で走り出す。
■第17発 リズム感【3感・其の二】
――静かな文章でも話芸から盗める。
■第18発 グルーヴ感【3感・其の三】
――推敲でサウンドチェックする。

第6章 自己管理の技術
■第19発 意見や助言
――人の話は、聞いて、聞くな。
■第20発 時間管理・執筆環境
――いつ書くか、どこで書くか。
■第21発 書棚整理術
――抜き書き帳で脳内を可視化する。

第7章 生まれたからには生きてみる
■第22発 文章、とは
――良く生きる、善く生きる、好く生きる。
■第23発 言葉、とは
――言葉は道具ではない。
■第24発 書く、とは
――わたしは、書かなければならない。
■第25発:痕跡
――わたしは書き残す。あなたが読み解く。

■おわりに
■文庫版おわりに
■出典
■解説:ラランド ニシダ

プロフィール

近藤康太郎(こんどう・こうたろう)

作家/評論家/百姓/猟師

1963年、東京・渋谷生まれ。1987年、朝日新聞社入社。川崎支局、学芸部、AERA編集部、ニューヨーク支局を経て、九州へ。新聞紙面では、コラム「多事奏論」「吉田純子と近藤康太郎の音楽閑話」「アロハで猟師してみました」を担当する。

著書に『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』(CEメディアハウス)、『本をすすめる』(本の雑誌社)、『文章は、「転」。』(フォレスト出版)、『アロハで田植え、はじめました』『アロハで猟師、はじめました』(河出書房新社)、『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』『朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論』(講談社)、『リアルロック 日本語ROCK小事典』(三一書房)、『成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか』(水野和夫氏との共著、徳間書店)他がある。


装幀=新井大輔
装画=ベン・シャーン