エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで
稼業としての出版翻訳について人気翻訳家でエッセイストでもある著者が語り尽くす「お仕事エッセイ」。
- 書籍:定価1650円(本体1500円)
- 電子書籍:定価1650円(本体1500円)
- 2024/11/01発行
内容
稼業としての出版翻訳業と、
稼業としての作家業について。
人気翻訳家でエッセイストの著者が
語り尽くす、実用お仕事エッセイ。
職業、出版翻訳家。兼、エッセイスト。ともに目指す人は多いが、謎多き業界である。
たとえば、
◎出版翻訳家になるには?
◎出版翻訳家の仕事とは?
◎出版翻訳家は稼げるのか?
◎出版翻訳のおもしろさは?
◎仕事が絶えない状態になるには?
◎書く仕事はどのように得る?
◎書けるようになるにはどうする?
◎キャリアの幅を広げるには?
元祖インターネット世代、ずぶの素人ながら、自作サイトでブッシュ大統領ウォッチを続け、面白い文章を書く人として注目を浴びることになった著者。
やがて出版翻訳家としてデビューし、さらにはエッセイの仕事も得るようになった。才能があったんでしょう? いや、そうではない。いままでの足取りは、シンプル。日々怠けずに、訳すこと、書くこと、誠実に仕事をすること。努力と積み重ねが全てだった。
人気翻訳家、エッセイストになるまでの道のりを、ノウハウからマインドセットまで隠すことなくシェアする。
ーー出版翻訳家の仕事とは、1冊の本を最初から最後まで訳す仕事である。これができるかどうかがすべてです。
著者
村井理子(ムライリコ)
翻訳家/エッセイスト
1970年静岡県生まれ。滋賀県在住。ブッシュ大統領の追っかけブログが評判を呼び、翻訳家になる。現在はエッセイストとしても活躍。
著書に『兄の終い』『全員悪人』『いらねえけどありがとう』(CCCメディアハウス)、『家族』『はやく一人になりたい!』(亜紀書房)、『義父母の介護』『村井さんちの生活』(新潮社)、『ある翻訳家の取り憑かれた日常』(大和書房)、『実母と義母』(集英社)、『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、他。訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(新潮文庫)、『黄金州の殺人鬼』『ラストコールの殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『射精責任』(太田出版)、『未解決殺人クラブ』(大和書房)他。
目次
装幀:新井大輔
装画・挿絵:原倫子
校正:文字工房燦光
印刷製本:図書印刷