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韓国最強企業サムスンの22の成功習慣
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韓国最強企業サムスンの22の成功習慣

  • ビジネス・自己啓発

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韓国最強企業サムスンの22の成功習慣

ビジネス人生を勝ち抜くために22の仕事術で武装せよ。 韓国100万部のベストセラー!

  • 書籍:定価1870円(本体1,700円)
  • 2008.11発行
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内容

サムスン電子の2007年度の連結売上高は11兆円。ソニーを追い越し、今やヒューレット・パッカード社、シーメンス社と並んで世界3大電機メーカーの一つである。著者はかつてこのサムスン電子南部支社長として活躍し、同社を「世界のサムスン」へ飛躍させた立役者である。本書は、彼がサムスン電子の従業員を「不況と競争に打ち勝つ強力な軍団」に育てたそのノウハウを明らかにしたものであり、韓国では目下100万部のベストセラーを記録している。

著者の経験によれば、「仕事も人生もすべて習慣によって決まることを痛切に感じた。優勝経験のある人が繰り返し優勝し、勝ったことのある人が続けて勝つ。勝つ習慣、勝つことへの執念を持った人は、取るに足りないような些細なことにも、全力を出しきり、最後までやり通す」と言い、この本に流れる終始一貫した信条は、「情熱を持った人間」「最後は必ず勝つという執念を持った人」だけが成功の美酒に浸れ、その執念とは、成功の経験を土台に、さらに次の実践に挑み、そのなかで自分が強くなっていこうとする習慣だと指摘している。

ビジネス人生を勝ち抜くうえで必要な22の仕事術を紹介した本書は、現在の金融不況を乗り越えていくうえでまさに格好の指南書といえよう。

目次

プロローグ

第1章 弾丸のように動く──動詞型組織
勝つ習慣1 客のために動く「動詞型組織」に変身しろ
勝つ習慣2 勝つ組織は情熱の温度が違う。仕事をお祭りに変えろ
勝つ習慣3 時間という無秩序な流れに自分をゆだねるな
勝つ習慣4 苦痛をともなう創造的な革新に、喜んで自分の死活をかけろ

第2章 創造的な苦痛を楽しむ──プロの士官学校
勝つ習慣5 人生もビジネスもセルフマーケッティングだ
勝つ習慣6 この世にないことを行え。企画書一枚書いても、ほかと差別化しろ
勝つ習慣7 あなたが勉強する学校は、まさに今のここだ
勝つ習慣8 組織が従業員に与えられる最高の恵みは「厳しい訓練」だ

第3章 細分化し、分析し、構造化する──徹底したプロセス
勝つ習慣9 プロセスを定着させて、組織の力をアップさせよう
勝つ習慣10 目標は遠大なものに、評価は冷徹に
勝つ習慣11 ディテールの力。 一ミリずつ分けて観察しろ
勝つ習慣12 失敗は最高の教科書。「失敗ノート」を共有して学べ

第4章 マーケッティングにすべてを賭ける──マーケッティング的思考の体得
勝つ習慣13 すべての従業員がマーケッティング戦略の鬼になれ
勝つ習慣14 お金は一番低いところに流れ込む。現場で答えを探せ
勝つ習慣15 客より有能なマーケット専門家はいない。客の寝言に耳を傾けろ
勝つ習慣16 CRMはソフトウェアではなく習慣だ

第5章 基本を忘れるな──規範のある組織文化
勝つ習慣17 挨拶もろくにできない組織は「墓場」と同じ
勝つ習慣18 資本のいらない投資。笑みが金を呼ぶ
勝つ習慣19 戦略によって一日をスタートさせ、確実な仕上げでゴールの決定力を高めろ

第6章 最後まで手放さない──執拗な実行力
勝つ習慣20 基礎のない才能は寿命が短い。 誠実さを堅持しろ
勝つ習慣21 よくできる人をひたすら模倣するのも優れた戦略だ
勝つ習慣22 執拗にこだわる者が最後に大事をなす

エピローグ
訳者あとがき

著者

チョン・オクピョウ(Jeon,Ok Pyo)
1983年サムスン電子に入社。国内戦略マーケッティングチーム長のとき、エニーコール、パブ、ハウゼンなどのマーケッティングの成功神話を作り出す主役として活躍。その後、サムスン電子南部支社長などに就任し、流通の現場で代理店の経営革新と不況に勝つための流通営業発展の機軸を築く。サムスン電子常務理事を経て、現在(株)エスエイエムティユ代表理事社長。
延世大学校でMBA、成均館大学校で経営学博士の学位を取得。淑明女子大学校政策大学院の兼任教授として「産業の文化価値論」を講義してきた。その他の著書に『お金が転がり込んでくる実戦マーケッティング』など。

訳者

蓮池 薫(はすいけ・かおる)
1957年新潟県生まれ。中央大学法学部3年在学中の78年に拉致され、24年間北朝鮮での生活を余儀なくされる。現在、新潟産業大学で特任講師として韓国語などを教える一方、留学生のケアにあたる。2005年4月に中大法学部に復学し、08年3月に卒業。著書に『蓮池流韓国語入門』、訳書に小説『孤将』、『母よ』、『私たちの幸せな時間』など多数。

●装丁・本文デザイン/轡田昭彦+坪井朋子