アンドレ・プットマン パリのインテリア

アンドレ・プットマン
アンドレ・プットマン 著
  • 書籍:定価1980円(本体1,800円)
  • B6判変型・上製/152ページ
  • ISBN978-4-484-07229-6
  • 2007.10 <![CDATA[発行

デザインの女神、アンドレ・プットマンがインテリア、プロダクトなど数々の作品をはじめ、クリエーションの発想の源となったおいたちやデザインの原点、パリの自宅を公開。 パリのお気に入り快適空間ガイドも付いて、スタイリッシュで快適な空間づくりのヒントが満載です!

書籍

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内容

フランスのブルジョワ家庭に生まれ、厳格な母と自由を好む父のもとで育ったことにより、古い価値観と新しいものを受け入れる2面性をもつことになったプットマン。これが彼女のクリエーションの原点といえるだろう。母の教育によりピアニストの道を志すが、おばの影響もあってファッション誌のスタイリストとして活躍。のち、フランスのスーパーマーケット「プリジュニック」のインテリア部門のディレクターに。安価な日用品にデザイン性を取り入れ、人気を博す。モダン・アートのディーラー、ジャック・プットマンとの結婚により、アーティストとの交流など新しい世界が開かれるが、離婚。「エカール」という会社を立ち上げインテリアを中心とした幅広いデザインの仕事を手がけることになる。1980年代より仏文化大臣室、コンコルド機内装をはじめとする国家的プロジェクトのデザインにも参加。ニューヨークのモーガンズ ホテルのインテリアデザインを担当し、一世を風靡する。本書では、プットマンスタイルの原点であるこうしたおいたちやデザインコンセプトを語るほか、彼女流の快適空間の作り方を伝授、さらに大好きなパリの快適空間を案内してくれる。

目次

chapitre 1
おいたち
フォントネー修道院で家族と過ごした夏の思い出

chapitre 2
デザインの原点
ミニマリズムとフレンチ・スノビズムが意味するもの

chapitre 3
快適空間を作るアイデア
ひらめきや思い出を大切に、時にはユーモアを交えて

chapitre 4
私の大好きなパリ
不変な街、でも時とともに人々のエスプリは変わる

著者

アンドレ・プットマン(Andree Putman)
フランスを代表するインテリアデザイナー。
ニューヨークのデザイナーズホテル「モーガンズ ホテル」のインテリアを担当し脚光を浴びる。エールフランス航空コンコルド機、ロウスシ(パリ・回転寿司レストラン)、クリストフルの銀食器のデザイン、フランスサッカーチャンピオンシップのトロフィー、日本でも、2000年ピエール・エルメ(ショップ)、2002年ナチュラルビューティー(ショップ)、2006年アン・フォンテーヌ(表参道・ショップ)など幅広いデザインを手がけている。

●装丁・本文デザイン/小川千秋

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