Googleが教えてくれた 英語が好きになる子の育てかた
娘も息子もバイリンガル。自らも31歳から英語を学び、米国グーグル本社で副社長に。前グーグル日本法人名誉会長が米国の親子に学んだ英語教育の極意。
- 書籍:定価1430円(本体1300円)
- 電子書籍:定価1144円(本体1040円)
- 2022.07.30発行
親に必要なのは英語力ではありません。
「勉強をしなさい」ではなく「勉強の目的」を伝えよう!
――元Google名誉会長が、アメリカで感銘を受けた子育て
◎ 「親の教育」OSをアップデートする
◎ 結果よりも過程を大切にする
◎ タッチタイピングは必須スキル
◎ 「英絵辞典」を与える
◎ 「耳筋」は負荷を与えて鍛える
◎ 本を読む習慣を身につけさせる
◎ わからないことは、わからないと言う
◎ ググるのは悪いことではない
◎「世界は広い」と教えよう
英語は自転車と同じで、「単なる手段」に過ぎない。英語ができる子になることが「目的」ではない。英語で考えられる子になることで「未来が開ける」と伝えていこう。そのために、まずは親が「教育OS」をアップデートすることからはじめよう。
31歳から英語を勉強し、Google米国本社で副社長に。大ベストセラー『村上式シンプル英語勉強法』から14年。元Google日本法人名誉会長が、アメリカで体験した「生き抜く力」を養う英語子育て法をシェアします。
著者
村上憲郎 (むらかみ・のりお)
株式会社 村上憲郎事務所 代表取締役/元グーグル米国本社副社長・前日本法人名誉会長
1947年、大分県佐伯市生まれ。1970年京都大学卒業後、日立電子株式会社のミニコンピュータのシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。1978年、Digital Equipment Corporation(DEC)Japanに転籍し、通産省第五世代コンピュータプロジェクトの担当を務める。1986年から、米国マサチューセッツ州のDEC米国本社人工知能技術センターに5年間勤務。1991年、日本DECに帰任後は取締役マーケティング本部長を務め、その後、複数の米国系ICT企業の日本法人代表を歴任。2003年4月、Google米国本社副社長兼Google Japan代表取締役社長としてGoogleに入社。日本におけるGoogleの全業務の責任者を務め、2009年1月名誉会長に就任する。2011年1月1日付けで退任後は、村上憲郎事務所を開設。現在、大阪公立大学大学院都市経営研究科教授、国際大学GLOCOM客員教授、大阪工業大学客員教授を務め、会津大学参与にも従事する。世界ランキングTOP50の大学を目指す英語教室「STEAM English Academy」の取締役名誉会長を務め、全国の学校で英語教育についての講演も多数行っている。著書に『量子コンピュータを理解するための量子力学超入門』(悟空出版)、『クオンタム思考』(日経BP)、『村上式シンプル英語勉強法』『村上式シンプル仕事術』(ダイヤモンド社)、『一生食べられる働き方』(PHP新書)、共著に『AIと社会・経済・ビジネスのデザイン』(日本評論社)他がある。
目次
はじめに
Prologue:英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ
● 「世界の英語」と「受験英語」は別もの
Chapter 2:アメリカで見た教育 ― 子の才能は大人みんなで伸ばす
● 世界中の富裕層が子を留学させる理由
● 子の才能には目ざといアメリカの大人たち
Chapter 3:村上式の英語子育て ―「リアルに使える」を突きつめた学習法
① 英語を「インプット」しよう!
[Ⅰ]リスニング:負荷をかけて耳を鍛えよう!
[Ⅱ-1]リーディング:「日本語に訳す」発想を捨てよう!
[Ⅲ]グラマーとボキャブラリー:必要最低限を押さえよう!
[Ⅱ-2]リーディング:まずは小説を10冊読もう!
② 英語を「アウトプット」しよう!
[Ⅳ]ライティング:話せれば書けるが、その前に……
[Ⅴ]スピーキング:ゆっくりでもいいから伝えよう!
● 基本のあいさつを覚えよう
Chapter 4:成長できる親になる! ―問いを立て、考え、伝える力
● ギガスクール構想:日本の教育の大改革
おわりに