ストリートワークアウト

ストリートワークアウト
アル・カバドロ 著

ダニー・カバドロ 著

山田雅久 訳

  • 書籍:定価2640円(本体2,400円)
  • ISBN978-4-484-20105-4 C0075
  • 2020.07.発行

ワークアウトをストリートに持ち込み、
世界をジムにせよ!

『プリズナートレーニング』の著者ポール・ウェイドの盟友であり、
キャリステニクスとパーソナルトレーニングの世界を牽引するオーソリティ、
カバドロ兄弟のトレーニングマニュアルがついに登場! 

書籍

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「プリズナートレーニング」の著者、ポール “コーチ” ウェイドが激賞!!

都市型キャリステニクスのマスターとして世界的に知られる存在。
それが、アルとダニーのカバドロ兄弟だ。
だから、彼らの本『ストリートワークアウト』を、
自重力トレーニングの新しい「聖書」と呼びたくなるのは、
当然といえば当然の話なのかもしれない。
これは、体を漸進的(徐々に負荷を上げていきながら)に鍛えていく上で、
最高のマニュアルであり、これを読み、実践すれば、
考え抜かれたプログレッション、ヒント、テクニックの重なりの間から、
(自重筋トレの)哲学と知恵が溢れ出してくるだろう。
そして、ワークアウトのプログラミングについても広く語られている。
そう、『ストリートワークアウト』は、
この惑星上で最も偉大な二人のキャリステニクスコーチの手になる傑作だ。
自重力トレーニングを極めたいアスリートなら、絶対、読むべきだ!
— ポール〝コーチ〟ウェイド

内容

いま、フィットネス文化がルーツ(キャリステニクス)に戻ろうとしている。ストリートワークアウトは、環境にあるものを創造的・即興的に利用しながら体を鍛える技術であり、身一つあればどこでもできるミニマリズム的フィットネスだ。

キャリステニクスは今、進化しようとしている。ジムに行かず、顔を合わせて、あるいはネットを介して情報交換しながら、公園やちょっとしたスペースでやる屋外でのワークアウトが世界中でブームになりつつあるのだ。
それは、観ている人を楽しませながら、インスパイアし、巻き込んでいく新世代のフィットネスだ。対象にするのは自らの体重なので、全員が平等の条件下にある。
筋力、柔軟性、バランスの開発――自らが置かれている環境を対象にしたワークアウトはつねに創造的だ。創意工夫が環境をワークアウトの場に変えていく。

本書は、都市型キャリステニクスのエクササイズとプログレッションの包括的なマニュアルであり、著者たちが実際に体験してきたことのアンソロジーでもある。

「この本を楽しんでほしい。いつものワークアウトに適用してほしい。挑戦してほしい。進化させ、あなたのものに変えてほしい。私たちの唯一の希望は、私たちがこれをつくることを愛したのと同じくらい、あなたがこれを使うことを愛してくれることにある」――アル&ダニー・カバドロ

目次

Foreword 序文 ジョン・デュ・ケイン(Dragon Door Publications CEO)
 
Authors’ Note 著者まえがき
 
 
Ⅰ What Is Street Workout?
ストリートワークアウトとは何か?

 
 CHAPTER 1 Street Workout At Dawn
 ストリートワークアウトの夜明け
 
 CHAPTER 2 Street Workout Culture
 文化としてのストリートワークアウト
 
 CHAPTER 3 Street Workout Training
 ストリートでのトレーニング流儀
 
 
Ⅱ Foundational Progressions
基本動作のプログレッション

 
 CHAPTER 4 Push
 プッシュ
 
 CHAPTER 5 Pull
 プル
 
 CHAPTER 6 Squat
 スクワット
 
 CHAPTER 7 Flex
 フレックス
 
 CHAPTER 8 Bridge
 ブリッジ
 
 
Ⅲ Skills & “Tricks”
スキル&トリック

 
 CHAPTER 9 Floor Holds
 フロアホールド
 
 CHAPTER 10 Bar Moves
 バームーブ
 
 CHAPTER 11 Human Flag
 ヒューマンフラッグ
 
 
Ⅳ Programming
プログラミング

 
 CHAPTER 12 Assessments
 評価
 
 CHAPTER 13 Street Workouts
 ワークアウトサンプル 
 
 CHAPTER 14 Training Templates
 トレーニングテンプレート
 
 
Ⅴ Bonus Section
ボーナスセクション

 
 CHAPTER 15 Ask Al
 アルに訊く
 
 CHAPTER 16 Danny’s Dos and Don’ts
 ダニーのすべきこと/すべきではないこと
 
 CHAPTER 17 Building A Backyard Pull-up Bar
 裏庭にプルアップバーを立てる
 
 CHAPTER 18 Taking It To The Streets
 ワークアウトをストリートへ持ち込む
 

Acknowledgments 謝辞
About the Author 著者について

略歴

[著者]Al & Danny Kavadlo(アル&ダニー・カバドロ)
アルとダニーのカバドロ兄弟は、キャリステニクスとパーソナルトレーニングの世界をリードするオーソリティで、日本でもベストセラーとなった『プリズナートレーニング』シリーズにも動作指導のモデルとして参加、著者ポール・ウェイドの盟友でもある。彼ら自身、国際的にも高く評価されてベストセラーとなったフィットネスブックをいくつか執筆しており、The New York Times やMen’s Healthをはじめとする多数の出版物に登場、Bodybuilding.com とTRAINマガジンには定期的に寄稿している。DragonDoorのProgressive Calisthenics Certificationのマスターインストラクターとして世界中を旅しながら、アスリート、プロのトレーナー、フィットネス愛好家に自重力を使った筋力トレーニングを教えている。
アルは1979年9月1日生まれ、180cm、73kg。
ダニーは1974年8月9日生まれ、183cm、82kg。

[訳者]山田雅久(やまだ・まさひさ)
翻訳家。主な著書に『脳を老化させない食べ物』(主婦と生活社)、訳書に『プリズナートレーニング』『プリズナートレーニング 超絶!! グリップ&関節編』『プリズナートレーニング外伝 監獄式ボディビルディング』『プリズナートレーニング 実戦!!! スピード&瞬発力編』『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』(以上CCCメディアハウス)、『なぜ人は犬と恋におちるのか』(洋泉社)などがある。趣味は筋トレで、「プリズナートレーニング」や本書のエクササイズを実践中。

●カバーイラスト/イワイヨリヨシ
●ブックデザイン/轡田昭彦+坪井朋子
●校正/円水社

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