「写画」 四季の花編 あなたの絵心をカタチにしよう
「写画」なら初めて絵を描く人でもOK! ご自宅でお好きなときに楽しめます。
「大人の塗り絵」や「仏像なぞり描き」の次は、ご自分で絵を描いてみませんか? 花の写真8枚を観ながら線画(手本つき)を描き、水彩絵具あるいは色鉛筆で彩色する方法を簡単に解説した本書があれば、どなたでも手軽に始められます。
「はじめに」より
「写画」(しゃが)とは耳慣れない言葉だと思いますが、本書では「題材(モチーフ)写真をよく観察して絵を描くこと」という意味で使っています。
本書の帯に、「写真をなぞったりして絵を描かないとものは見ない。老人には絵を描くことをすすめましょう」(養老孟司/南伸坊『老人の壁』毎日新聞出版刊)という言葉が引用されていますが、本書はまさに、それが実践できる内容になっています。本書には「モチーフ(題材)となる花の写真」と「スケッチ(下絵)見本」が収録されていますので、四季の花をじっくり見る・観察することができます。
本書では、「モチーフとなる花の写真」をよく見つつ、「スケッチ見本」を参考にしながら、スケッチ段階から色を塗り終えるまで、つまり、絵を描くすべての行程を、みなさんがご自分で時間をかけてクリアしていくことになります。ですから「写画」は、みなさんの絵心を満足させてくれるとともに、みなさんの脳の活性化にも大いに役立つことでしょう。
ぜひ本書であなたの素敵な絵(オリジナル作品)を完成させてください。そして、額縁に入れて――ミシン目がついていますから簡単に切り取ることができます――お部屋に飾ったり、ご家族やご友人にプレゼントなさったりしてお楽しみください。
もくじ
はじめに
「写画」とは/本書の使い方
グリッド線を利用した描き方
画材についての基礎知識
見本写真
モチーフ1: チューリップ
モチーフ2: ワスレナグサ
モチーフ3: カンパニュラ
モチーフ4: バラ
モチーフ5: ユリ
モチーフ6: ムクゲ
モチーフ7: コスモス
モチーフ8: ツバキ
色鉛筆/水彩絵具で描くときのコツ
スケッチ見本と「写画」のページ
1: チューリップ
2: ワスレナグサ
3: カンパニュラ
4: バラ
5: ユリ
6: ムクゲ
7: コスモス
8: ツバキ
※見本写真と「写画」のページにはミシン目が入っていますので簡単に切り取れます。