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なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

なんでコンテンツにカネを払うのさ?
岡田斗司夫/福井健策 著
  • 書籍:¥1,400(税別)
  • 電子書籍:¥980(税別)
  • 四六判・並製/224ページ
  • ISBN978-4-484-11224-4 C0030
  • 2011.11発行

著作権って本当に必要なの? 岡田斗司夫の大胆な問いに、著作権問題のエキスパート、福井健策弁護士はどう答えるのか? 気鋭の2人がデジタル時代の著作権との向き合い方から、コンテンツの未来までを語り尽くします。

書籍

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電子書籍

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内容

デジタルというパンドラの箱をあけてしまった私たちは、著作権とどう向き合えばいいのか。

著作権ってなに? 著作権がないとどうなるの? 電子書籍の自炊って違法なの? 著作権がないと面白い作品は生まれない?

岡田斗司夫が抱いた素朴な疑問に、著作権問題のエキスパート、福井健策弁護士が答える著作権入門……になるかと思いきや、コンテンツのマネタイズ、ネット上にできつつある新たな国家、情報と経済のあり方まで、あらゆる方向に話が飛んでいく。

岡田斗司夫の大胆な発想に、福井弁護士はどう答えるのか!?
さあ、笑いながらデジタルの未来を考えましょう。

目次

はじめに 岡田斗司夫

chapter01
電子書籍の自炊から著作権を考える
電子書籍の自炊はいけないこと?
家族が1万人いたら、自由に「私的複製してもいい?」
バイトを雇って「自炊」するのはOK?
スキャンしたあとの書籍は、処分しないといけないの?
私的複製の範囲をコントロールするDRMの問題
自由にコピーしてよくなったら、売り上げは減る?

chapter02
著作権は敵か、味方か?
意外に新しい著作権という考え方
プラトンとアリストテレスとダイエット
作品で食っていけるクリエイターなどいなかった
法律で遊ぶのは大人の務め
クリエイターの稼ぎと流通の促進のバランス

chapter03
コンテンツホルダーと
プラットフォームの戦い

著作権がないと社会はつまらなくなる?
日本はコンテンツ輸入国だ
著作権保護は終わりのない撤退戦?
コンテンツホルダーは強者なのか?
力を持つのはプラットフォームか?
カネはいらないとクリエイターが言い出したらどうなる?
広告収入モデルはクリエイターを救うか

chapter04
クリエイターという職業
野球でメシは食えない
プロとして食えるのは日本で1000人
創作で食えなくてもいい?
僕たちが欲しいのはコンテンツではない
人はライブの体験にお金を払う
「タニマチ」がクリエイターを救う
つまらないけど豊か、貧乏だけど楽しい、どちらを選ぶ?
あらゆる産業がシュリンクする
人はデジタルというパンドラの箱を開けてしまった
コミケに地域通貨を導入する
救うべきは貧乏なクリエイターではない

chapter05
ネットの中に国家を作り上げる
全メディアアーカイブ構想とは?
オプトアウトで大量のコンテンツを集める
コンテンツと一緒に石けんも売ろう
圧倒的な力を持つ米国発プラットフォーム
僕たちは二重に税金を支払っている
マネタイズを諦めれば、奴隷から解放される
総合コンテンツ企業「株式会社日本コンテンツ」
経済のありようが変わる
著作権、そしてコンテンツの未来は私たちにかかっている

おわりに 福井健策

略歴

[著者]
岡田斗司夫(おかだ・としお)
1958年、大阪市生まれ。アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やマサチューセッツ工科大学の講師を経て、大阪芸術大学客員教授。2010年に社員が給料を払うユニークなオタキングexを設立。著書に『オタク学入門』(新潮文庫)、『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)、『遺言』(筑摩書房)など。
ツイッターアカウントは@ToshioOkada

福井健策(ふくい・けんさく)
弁護士・ニューヨーク州弁護士。1991年、東京大学法学部卒業。現在、骨董通り法律事務所For the Arts代表パートナー、日本大学芸術学部客員教授。専門分野は芸術文化法、著作権法。著書に『著作権とは何か――文化と創造のゆくえ』、『著作権の世紀――変わる「情報の独占制度」』(ともに集英社新書)、『ビジネスパーソンのための契約の教科書』(文春新書)など。
ツイッターアカウントは @fukuikensaku

●カバーデザイン/渡邊民人(TYPEFACE)
●本文デザイン・DTP/新沼寛子(TYPEFACE)
●編集協力/山路達也
●校正/円水社