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賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。

賢さをつくる
谷川祐基 著
  • 書籍:¥1500(税別)
  • 電子書籍:¥1200(税別)
  • 四六判・並製/256ページ
  • ISBN978-4-484-19233-8
  • 2019.12発行
「頭のよさ」というわかるようでわかりにくい概念を、たった「1つの軸」を往復する運動能力で説明する。「頭のよさ」を視覚的に客観することで、自分に欠けている部分を強化できるようになる。

書籍

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電子書籍

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内容

「思考」とは、驚くほどシンプルであった。「思考」の真実を知るだけで、誰もが簡単に、かつ今より飛躍的に「頭がいい人」なることができる。
 
本書では、「思考」というものを《具体》と《抽象》という「2つのキーワード」と、その2つを結ぶ「たった1つの軸」で、シンプルに図式化。人間の様々な思考パターン、年齢や地位によって求められる思考能力、「頭がいい」と言われる人の思考法などをすべて「1つの軸」で説明する。曖昧な概念だった「頭のよさ」も「1つの軸」上の「動き」として可視化して見せる。
 
思考とは具体と抽象の往復運動である。
● 思考=「1つの軸」
● 頭のよさ=その軸を「往復する能力」
たったそれだけを知れば、賢さをセレクトできるようになる。 


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本書は次のような人におすすめ。
 
・頭がよくなりたい
・企画力・発想力を上げたい
・人に上手に説明(プレゼン)したい
・一般職(プレイヤー)だが、キャリアアップしたい
・経営者(リーダー)だが、カリスマ性を発揮したい
・中間管理職(マネージャー)だが、的確な管理とは何か知りたい
・教師だが、生徒に社会で役立つ「頭のよさ」を身につけさせたい
 
第1章「頭がよい」とは、どういうことなのか?
アウトプット能力(=具体化能力)とインプット能力(=抽象化能力)という2つの方向から解説する。「知識量がある」「理解力が高い」「発想が豊か」「説明がうまい」「判断が的確」など、さまざまな「頭のよさ」があるが、それらはアウトプットとインプットで説明可能である。
 
第2章「抽象」と「具体」を「1つの軸」で結ぶ。
「抽象」と「具体」の世界を広げることで、思考のすべてが説明できるようになる。思考とは、決して複雑なものでなくシンプルなものだった。
 
第3章「頭のよさ」を決める、3つの動き。
「頭のよさ」とはたった3種類しか存在しない。そしてあなたはその3種類から好きなように選ぶことができる。
 
第4章「働き方」を自在に選ぶ。
「頭のよさ」を発揮することで、あなたのキャリアはどう進むのか?会社組織はどう変わるのか?
 
第5章 いますぐできる、頭をよくする思考方法。
あなたの頭はいつでもよくなる。そしてそのためには、地道なトレーニングなど必要ない。少し「思考のクセ」を変えれば、今すぐだれでも賢くなることができるのだ。

著者

谷川祐基(たにかわ・ゆうき)
 
株式会社日本教育政策研究所 代表取締役
 
1980年生まれ。愛知県立旭丘高校卒。東京大学農学部緑地環境学専修卒。
小学校から独自の学習メソッドを構築し、塾には一切通わずに高校3年生の秋から受験勉強を始め、東京大学理科Ⅰ類に現役で合格する。
 
大学卒業後、5年間のサラリーマン生活を経て起業。「自由な人生と十分な成果」を両立するための手助けをするべく企業コンサルティング、学習塾のカリキュラム開発を行い、分かりやすさと成果の大きさから圧倒的な支持を受ける。マリンスポーツ・インストラクターとしても活躍中。著書に『賢者の勉強技術 -短時間で成果を上げる「楽しく学ぶ子」の育て方』(CCCメディアハウス刊)がある。
日本教育政策研究所

目次

はじめに 頭はよくなる。よくなりたければ。
 
第1章 「頭がよい」とは、どういうことか?

■ 「頭のよい」子どもと「頭のよい」大人: インプット力、アウトプット力。
■ アウトプットとインプットの関係: 使えない数学の公式をなぜ学ぶのか。
■ 「イヌ」と聞いて思い浮かべるのは?: インプット力は抽象化能力、アウトプット力は具体化能力。
■ インプット力の正体: 成績がいい人は、なぜ「暗記」しようとしないのか。
■ 「山掛け」と勘違いされがち: クイズ王や東大生の「傾向と対策」、受験生が陥る「傾向と対策」。
■ 企画力がある人の思考法: どんなアイデアマンでも、必ず実行していること。
■ 「たとえ」は上級具体化テク: 説明がうまい人とは、なにがうまいのか。
■ 「思考」の新・定義: 頭がいい人は、往復運動神経がいい人。

第2章 《左》の世界と、《右》の世界。

■  世界を定義する: 《左》と《右》と、「具体」と「抽象」と。
■  「ポチ」と「宇宙」: 《右》ほど全体的であり、《左》ほど個別的である。
■  「3 カ月で5 キロやせる! 」: 《右》ほど長期的であり、《左》ほど短期的である。
■  9 文字にかけた3 時間: 《右》ほど本質的であり、《左》ほど実用的である。
■  祇園精舎の鐘の音: 《右》ほど概念的であり、《左》ほど五感的数値的である。
■  1 万人の命と1 人の命: 《右》ほど精神的であり、《左》ほど現実的である。
■  丸か?  四角か?: 《右》ほど多面的高次元であり、《左》ほど一面的低次元である。
■  自由な思考を生むためには: 目的を考えるときは《右》方向、手段を考えるときは《左》方向。
■  タイムリミット1 時間: 《右》に行く力が問題設定力であり、《左》に行く力が問題解決力である。
 
第3章 「頭のよさ」を決める、3つの動き。

■ 「頭のよさ」を定義する: 「頭のよさ」は突き詰めると、たった3種類しかない。
■ 「頭のよさ」の要素①: 「具体」と「抽象」の、距離が長い。
■ 「頭のよさ」の要素②: 「具体化」と「抽象化」の、スピードが速い。
■ 「頭のよさ」の要素③: 「具体化」と「抽象化」の、回数が多い。
■ 「頭のよさ」と個性: 自分の「強み」に合わせて、3種類を組み合わせる。

第4章 「具体化」と「抽象化」で、自在に働く。
 
■ 全員が力を発揮する組織: ピラミッド型組織は、90度右に回転する。
■ 役職と抽象度: リーダーほど抽象的、プレイヤーほど具体的。
■ プレイヤーと往復運動: 有能なプレイヤーは、《左》から《右》に移動する。
■ リーダーと往復運動: 有能なリーダーは、《右》から《左》そして《右》に移動する。
■ ヒエラルキーを区切る線: いい組織のメンバーは、階層を自由に移動する。
■ 学歴社会の謎: なぜ新卒採用では、現場でいらない学歴を重視するのか?
■ 数学を学ぶ真の意味: 論理的思考力ではなく、抽象化能力が身につく。

第5章 いますぐできる、頭をよくする思考方法。

■ 「頭がいい」って何なのか?: 脳トレ、将棋、速読? 頭をよくする方法とは。
■ 質問の力: 「5W1H」を使えば、《右》《左》に思考を寄せられる。
■ 《右》《左》の得手・不得手: あえて苦手なほうに、質問をする効果。
■ 抽象化する質問ワード: 思考を《右》に動かす、魔法のことば。
■ 具体化する質問ワード: 思考を《左》に動かす、魔法のことば。
■ フレームワークの活用: 「階層構造」を使えば、思考を可視化できる。
■ 階層構造の使い方①: 「MECE」は気にせず、「それ以外」に気をつけろ。
■ 階層構造の使い方②: 《左》《右》の余白が、思考を深める。
■ 階層構造の使い方③: 3種類の質問を駆使して、《左右》を自在に移動する。
■ 思考停止しないために①: 正義がぶつかり合うときは、次元を上げればいい。
■ 思考停止しないために②: 鳥の目は《右》の視点、虫の目は《左》の視点。
 
おわりに 大切なこと。それは、具体と抽象の往復運動。