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限界を乗り超える最強の心身 チベット高僧が教える瞑想とランニング

限界を乗り超える最強の心身
サキョン・ミパム 著
松丸さとみ 訳
  • 書籍:¥1600(税別)
  • 電子書籍:¥1280(税別)
  • 四六判・並製/288ページ
  • ISBN978-4-484-18109-7
  • 2018.9発行
一歩、前へ。走り、生きることは瞑想から学んだ。9つのフルマラソンを完走した高僧が説く、心身を鍛え日々確実に成長していく技術


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ランニングは体のエクササイズ。
瞑想は心のエクササイズ。
 
ちょっとしたトレーニングで、
毎日は活力に満ち、
同時に物ごとを深慮できるようになる。
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9つのフルマラソンを完走した高僧が説く、走り、瞑想することを通じて、人として確実に成長する技術とは

瞑想を重視するシャンバラ仏教の最高指導者である著者は、ランニングに真剣に取り組むなかで瞑想とランニングの自然な関係について考察を深める。瞑想は心の、ランニングは体のトレーニングで、どちらも継続しながら一つずつハードルを超えていくことで人として成長できる。

本書では瞑想とランニングをその習熟の度合いによって、チベットの4つの尊い存在であるタイガー、ライオン、ガルーダ、ドラゴンに分ける。これらの存在は、段階的な進歩を示していると同時に、互いに頼り合う包括的な存在でもある。そして4つの段階を経たとき、長寿、健康、成功、幸福をもたらす強い風の馬「ルンタ」の高みに達することができる。

基礎を築くとはどういうことか? ランニングや瞑想を日常化させるにはどうするか? 怠けたい心にどう向き合うか? 目標の設定はどうするか? 体を痛めたときはどうするか? 呼吸に向き合うとはどういうことか? 人と話しながら走る意味とは? 私たちは走ることで何を目指すのか?

著者は「瞑想とランニングは違う」としながらも、両者の原則を統合しながらやさしく読者に語り掛ける。ランニングも瞑想も「心を込める」いい機会だ。本書を読めばランニングをしているひとは瞑想を、瞑想をしているひとはランニングをはじめたくなり、それぞれの初心者から熟練者にいたるまで、明日も一歩前に踏み出す勇気がみなぎってくるだろう。

著者

サキョン・ミパム(Sakyong Mipham)

チベット仏教の高僧。世界的な規模を誇る瞑想センターを中心としたコミュニティであるシャンバラの指導者でもある。欧米に仏教の概念を広めるのに貢献したとされるチベットの宗教家チョギャム・トゥルンパを父に持ち、父の亡命先であるインドのブッダガヤで1962年に生まれた。現在は東洋と西洋が融合した独自の視点に基づき、北南米、ヨーロッパ、アジアを中心に、世界中で指導を行っている。シャンバラは、日常生活を通じて人に自然に備わっている「基本的な善良さ」を伸ばし、「悟りを開いた社会」を実現することを目指している。また、熱心なランナーとして、これまで9つのフルマラソンを完走。雑誌「Planet」には「グローバル・ビジョナリー(世界を見据えた思想家)」として描写されている。著書 Turningthe Mind into an Ally(Riverhead, 2003)および Ruling Your World’(Harmony,2005)はベストセラーとなった。

訳者

松丸さとみ(まつまる・さとみ)

フリーランス翻訳者・ライター。学生や日系企業駐在員として英国・ロンドンで6年強過ごす。現在は東京都内で時事ニュースを中心に幅広い分野の翻訳、ライティング(ときどき通訳も)を行っている。著書に『英語で読む錦織圭』(IBCパブリッシング)、『世界は犬たちの愛で満ちている。』(泰文堂)、訳書に『自分に自信を持つ方法』(共訳、フォレスト出版)、『マインドフルネスを始めたいあなたへ』(星和書店)などがある。

目次

Prologue 喜びをもって瞑想し、楽しみながら走ろう!
 
Chapter 1 瞑想とランニング
1 瞑想とランニング
2 基礎を築く
3 呼吸を管理する
4 基本的な瞑想のしかた
5 心を制御する瞑想
6 洞察力を鍛える瞑想
7 「習慣になるまで」を乗り切るには?
8 モチベーションの保ちかた
9 初めてのマラソンを走った日
10 走ることで「四つの尊い存在」になる
 
Chapter 2 タイガー:集中力を鍛える
11 マインドフルでいるために
12 姿勢は意識しなければ改善しない
13 身体的違和感は進歩のサイン
14 ランニングは「心を込める」機会
15 現実的なレベルで継続できるか?
16「Just Do It(とにかくやる)」ただしやさしく
17 手放す力でストレスフリーに
18 ウォーキングとヨガの効果
19 自身を乗り超え自信を持って走る
【 タイガーの瞑想:自分のモチベーションを確認し維持する 】
 
Chapter 3 ライオン:走る喜びを知る
20 自然体の瞑想やランニングで幸せを感じる
21 パノラマ的気づき
22 「基本的に健全である」という前提
23 痛いときにはどうするか?
24 心の掃除の時間を確保する
25 瞑想とランニングには幸せになるコツがある
26 誇りと驕りは違う
【ライオンの瞑想:「いま、ここ」で幸運を感じる】
 
Chapter 4 ガルーダ:自らの限界に挑む
27 知性を持って大胆な挑戦をする
28 期待と不安の向こう側
29 マンネリの打開に「思いつき」
30 違った体験をトレイル・ランニングで
31 空のように自然にある明瞭な心
32 自分を正当に評価する
33 あまりにも遠く
【ガルーダの瞑想:他者への愛で自由になる】
 
Chapter 5 ドラゴン:自我を見つめる
34 言葉を超えた深遠な経験
35 呼吸は人生
36 心とは何か?
37 意志の力
【ドラゴンの瞑想: 自我を捨て、自分を乗り超える】
 
Chapter 6 風の馬(ルンタ):そして世界のために
38 思いやりの会話
39 ピース・ラン
40 風の馬(ルンタ)になる
【風の馬(ルンタ)の瞑想:私たち生来の善良さを認める】
 
Epilogue 熱意、喜び、痛みを分かち合う
 
Special Thanks
 
訳者あとがき 個人の心が安らげば世界は平和になる