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人間開発報告書2013 南の台頭―多様な世界における人間開発

人間開発報告書2013
国連開発計画 著
横田洋三・秋月弘子・二宮正人 監修
  • 書籍:¥4,500(税別)
  • B5判・並製/236ページ
  • ISBN978-4-484-13115-3
  • 2013.09発行
「人間開発報告書2013」には、187の国と地域の人間開発指数(HDI)とランキングをはじめ、132か国の不平等人間開発指数(IHDI)、148か国のジェンダー不平等指数(GII)、104か国の多次元貧困指数(MPI)がまとめられている。

書籍

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内容

21世紀に入り、急速に台頭する開発途上国の新たなパワーによってもたらされた世界情勢の大きな変化を目のあたりにしている。――中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国となり、そのプロセスの中で数億に及ぶ人々が貧困から抜け出せた。インドでは、新しい起業の創造性と社会政策のイノベーションで未来を変えている。またブラジルでは国際関係の拡充と、世界が見習うような貧困削減プログラムによって生活水準を向上させている。
しかし、「南の台頭」という現象はそればかりにとどまらない。インドネシア、メキシコ、南アフリカ、タイ、トルコといった開発途上国が、今まさに世界の舞台で主導的な存在になりつつある。人間開発報告書2013では、この数十年間に予想以上の人間開発を達成し、さらにこの10年間で進展を大きく加速させた開発途上国40か国以上を特定している。
そのそれぞれの国は、固有の歴史をもち、独自な開発の道筋を選択しているが、そこには共通する特徴があり、さらには多くの国々が共通の課題に直面している。また、互いの結びつきを強め、相互依存を深めてもいる。そして世界の開発途上国地域全体の人々が、新たなコミュニケーション手段を通じて、自分たちの考えを聞き入れるように求める声を強め、政府や国際機関に説明責任の向上を求めている。
本報告書は、進みゆく「南の台頭」の要因と影響を分析し、今後数十年にわたって世界全体の進歩拡大を促しうる、新らたな現実に根差した政策を見極め、世界のガバナンスシステムへの南の発言力拡大を求める。さらに、すべての地域の人々が共通の人間開発への課題に対し、公平かつ効果的に取り組む道筋を描き出している。

 

監修者

横田洋三
国際基督教大学教授、東京大学教授、中央大学教授を歴任。法務省特別顧問、国際労働機関(ILO)条約勧告適用専門家委員会委員長、日本国際連合学会理事長、財団人権教育啓発推進センター理事長。

秋月弘子
国連開発計画(UNDP)インドネシア常駐代表事務所、国際基督教大学助手を経て、亜細亜大学教授。

二宮正人
北九州市立大学教授。