CE MEDIA HOUSE
PenBOOKS みんなの谷川俊太郎。
ネット書店で購入

PenBOOKS みんなの谷川俊太郎。

Pen編集部 編

PenBOOKS みんなの谷川俊太郎。

完全保存版・谷川俊太郎読本。

詩も、絵も、翻訳も。ことばのぜんぶが、ここにある。

  • 書籍:定価1980円(本体1800円)
  • 2025年10月30日発行
ネット書店で購入

内容

詩は、音楽になり、物語になり、祈りになった。

言葉の可能性を拡張し続けた稀代の詩人・谷川俊太郎。2023年『Pen』特集をもとに、新規取材・資料を大幅に加えて再構成した、完全保存版の「谷川俊太郎を知る」1冊です。

谷川俊太郎のことばは、詩にとどまらず、絵本、翻訳、歌詞など、私たちの日常の中に静かに根を張ってきました。
本書では、生前の本人の貴重なインタビューや、ご自宅で見つけた素敵な品々、代表作の多くを網羅した作品集に加え、俳優・作家・ミュージシャンなど幅広い分野で活躍する著名人らのインタビューも収録。「みんなに愛された詩人」の全貌に迫ります。

俊太郎さんの長男である谷川賢作さんと長女・志野さんが、「父としての谷川俊太郎」を語るロングインタビュー、コレクター垂涎の創作絵本『なおみ』の全編再録、『スイミー』『フレデリック』『ピーナッツ』などで知られる翻訳仕事の紹介なども収録。

PenBooksならではの美しい誌面で届ける、ファン必携・初心者必読の一冊です。

 

目次

●谷川俊太郎インタビュー
●谷川邸の愛すべきものたち
●谷川俊太郎作品選集 一九五二-二〇二三
●年表 稀代の詩人・谷川俊太郎の生涯
●「父」、谷川俊太郎。
●谷川俊太郎の翻訳と新しい詩
●写真絵本『なおみ』
●あらゆる世代を魅了する、谷川作品の魅力
●詩人の仕事を隣で体感した、4氏の証言
●書くこととことばについて、僕らが思うこと(武田砂鉄・尾崎世界観・木下龍也 鼎談)

プロフィール

谷川俊太郎(1931-2024)

1931年東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以後、数千にわたる詩を創作し、国内外で高い評価を得る。詩集のほか、エッセイ集、絵本、童話、翻訳、作詞なども幅広く手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993(平成5)年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、2016年『詩に就いて』で三好達治賞を受賞。著書多数。

ブックデザイン/SANKAKUSHA

カバー写真/砺波周平