アジア裏メシ街道 韓国・台湾 父と娘のおすすめ料理
在韓25年の父と、在台10年の娘が教えるこれぞ地元のとびきりの店 本当は観光客には秘密にしたかった……
- 書籍:定価1980円(本体1,800円)
- 電子書籍:定価990円(本体900円)
- 2005.04発行
目次
はしがき 黒田勝弘
韓国001
二万円モノもある!
イシモチの干物は本当は庶民のオカズ
台湾002
筍とブタの腸のメリハリが利いた庶民風モツ料理の
クセになる旨さ
韓国003
野菜たっぷり、タレも絶品の “トロける”シャブシャブ
台湾004
日本情緒を残す「桜花蝦」の芳ばしさ
韓国005
健康ブームで大ブレイク!
主食に進化した絶品の韓国粥
台湾006
台湾の激辛豆腐は「臭み」を味わう
韓国007
米軍の残飯に始まった「ブデ・チゲ」のこってり辛味
台湾008
「困った時の食頼み」──旨い薬膳は台湾にあり
韓国009
「済州島名物」の太刀魚スープは色も愛でる
台湾010
端午の節句に「とろける肉チマキ」
韓国011
「南」で食べる「北」の味
台湾012
台湾の地鶏「土鶏」は噛むと甘みがしみ出る
韓国013
「サムゲタン」を進化させた「厳鶏」の
豪快にして繊細な美味
台湾014
「冷えたビールにぴったり」トコブシ “幸せの九孔料理”
韓国015
生野菜入りタレで食べる「生プルコギ」はサッパリ味
台湾016
“肉汁じわっと”絶品ワンタン「扁食」はおやつ感覚で
韓国017
ご飯のおかずに絶品「ゴマの葉の味漬け」
台湾018
福運を呼ぶ!? 大衆魚「サバヒー」のさっぱりスープ
韓国019
ゆでたタコをワサビ醤油で食べる
「ヨンポタン」はスープ麺も美味
台湾020
12年間メニューを変えないこだわりの西餐廰で冰魚を味わう
韓国021
早い安いウマい! 韓国のジャジャンメンに「ハズレ」なし
台湾022
「酸菜白肉火鍋」はあっさりスープに豚肉の旨味がたっぷりの
食べ放題
韓国023
韓国雑煮「チョレンイ・トックック」に秘められた
“恨の歴史”
台湾024
庶民に支持され47年──イスラム牛肉麺は
麺もスープもおかわり自由
韓国025
お手頃「韓定食」のメインは
カニ肉トロリの「カンジャン・ケジャン」を是非!
台湾026
コラーゲンたっぷり
「豚足大王」の「厄払い料理」のご利益は?
韓国027
コリコリの皮、トロッとした脂、柔らかい肉
韓国版豚足は焼酎によく合う!
台湾028
骨髄をストローで吸いスジ肉をしゃぶる! 羊肉専門店
韓国029
韓国風激辛みそ汁をご飯に混ぜた「カンジャン」で
「ああ涼しい!」
台湾030
蘭おばさんの「獅子頭」は魔除けの絶品「肉だんご」
韓国031
豚肉をサンチュで包んだ「テジ・ポッサム」で
「ほおばり感」も味わおう!
台湾032
台湾人の郷愁を誘う「意麺」はタレ麺もスープ麺も美味!
韓国033
黄土カプセルで蒸し焼き三時間半!「アヒル薬膳」の効能は?
台湾034
切り干し大根入りオムレツで台湾庶民の家庭の味を満喫
韓国035
涼感満点、栄養価もバッチリ!
韓国の夏は「コンククス」で乗り切る
台湾036
直接手に取り豪快に!「シジミのしょう油漬け」は
台湾ではなくてはならない開胃菜
韓国037
「海鮮」「肉入り」いろいろあれど
「パジョン」はやっぱりネギが命
台湾038
氷砂糖と五香粉を使った秘伝のタレがたまらない!
「排骨酥」の名店を発見!
韓国039
青野菜にご飯を包んだ「サムパップ」は
食欲減退の夏にピッタリの清涼感
台湾040
台北の新しい食ブーム
「台湾風カフェメシ」で上海家庭料理を楽しむ
韓国041
韓国名物「スントゥブ」は大豆の香りとニガリの味が濃厚な
究極の豆腐料理
台湾042
醤油で煮込んだトロトロの豚肉がたっぷりかかった
「魯肉飯」こそ台湾庶民の味
韓国043
漢方薬で育てた鶏の朝一番卵で作った韓国風茶碗蒸し
「ケランチム」
台湾044
食通をとりこにする老舗レストランの「究極のシンプル炒飯」
韓国045
活魚ブームのソウルで日本人好みの
ブリの刺し身が喰べられる店を発見!
台湾046
新竹産のコシのあるビーフンと
台湾海峡で獲れるメス蟹のハーモニーが絶品!
韓国047
「噛めば噛むほど味が出る」
色とりどりの韓国モチは「ハレの食事」
台湾048
パリッ、モチッ、サクサクの食感三拍子が楽しめる
ヘチマのお好み焼き風
韓国049
牛肉味で煮込んだ汁かけ飯は田舎の青空市の「懐かしい味」
台湾050
最終回だから「仏様もぶっ跳ぶ」伝説の絶品スープに陶酔する
韓国051
韓国料理の醍醐味とはズバリ「皿数」「峠の韓定食」を
舌と目で食す
韓国052
回転速度とラッキョウと金の箸が韓流
ソウル最終回は「回転寿司」でどうだ
あとがき 黒田 節
著者
黒田 節(くろだ・せつ)
1941年大阪市生まれ。京都大学経済学部卒業後、共同通信社入社。1980年共同通信ソウル支局長、1989年から産経新聞ソウル支局長。著書に『韓国人の歴史観』『韓国を食べる』『日韓新考』ほか多数。 2005年「日本記者クラブ賞」受賞。
黒田勝弘(くろだ・かつひろ)
1969年東京生まれ。1995年立正大学法学部卒業後、台湾師範大学語言中心に留学。1997~2003年まで日系大手広告代理店でAEとしての勤務を経て、現在フリーコーディネーター。主に雑誌のコーディネート及び執筆を手がける。台湾在住10年目。
写真
韓国篇:李 哲(chul studio)
台湾篇:荘崇賢
●デザイン/久米亜紀子