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仕事に使えるゲーム理論
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仕事に使えるゲーム理論

仕事に使えるゲーム理論

ビジネスにも、マネー運用にも、これだけは身に付けたい戦略思考エッセンス。従業員のやる気を引き出す。今よりもっと安く仕入れる。競合企業の市場参入を阻む……。ライバルを出し抜く「知的な武器」を豊富な事例とともに提示。あなたは「囚人のジレンマ」を企業の取引に応用できますか?

  • 書籍:定価2860円(本体2,600円)
  • 2004.02発行
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内容

この本で学ぶこと…
・お金を燃やしてしまうと、もっと金持ちになる。
・あなたのために働きたいと、盛んに言いつのる連中は雇うべきでない。
・行動の選択肢を捨てることで利得を増やせることがある。
・ビジネスで人が誠実にふるまうのは、その人が道徳的だからではなくて、欲深いからであることが多い。
・株の短期取引を専門にする者も、株式市場の長期的見通しに気を配るべきだ。
・赤恥をかく状況に自分を追い込むと、昇給交渉で強い立場に立てる。
・トロイア戦争でオデュッセウスがギリシア軍に加わった経緯を知れば、商店がクーポンを発行する理由が分かる。
・納入業者に高い価格を払わされている場合、囚人のジレンマを生み出すことで有利な解決を図ることができる。
・自分の利得の最大化こそがビジネスの目的。他人の利得は関係なし。

目次

謝辞

第1章 序論

第2章 脅迫、約束、そして交互行動ゲーム

第3章 価格競争にひそむ危険な罠

第4章 同時進行ゲーム

第5章 大規模協調ゲーム

第6章 ナッシュ均衡

第7章 囚人のジレンマ

第8章 逆選択

第9章 限られた情報で生き残る

第10章 利益を増やす価格戦略

第11章 ホールドアップ

第12章 他人の金を使う

第13章 従業員のやる気を引き出す

第14章 交渉

第15章 オークション

第16章 株式市場

訳者あとがき

原注

参考文献

推薦図書

練習問題

著者

ジェームズ・ミラー(James Miller)
米国スミス・カレッジの経済学助教授。The Weekly Standardはじめ、数多くの有力紙にギリシア神話、コンピュータの暗号化、Eコマース、投資、遺伝子診断などなど、多彩なテーマに関するゲーム理論的解釈を寄稿している。

訳者

金 利光(キム・イグァン)
1945年生まれ。京都大学英米文学科卒。翻訳家。翻訳工房パディントン・アンド・コンパニイ主宰。共著書に『英日翻訳トレーニング・マニュアル』(バベル・プレス)。訳書に『ウェルチ 勝利の哲学』(PHP研究所)、『ホワイト・バッジ』(光文社)、『韓国人』(河出書房新社)、『犬人怪物の神話』(工作舎)、『デル』(三修社)など多数。

●装丁・本文デザイン/轡田昭彦/坪井朋子