“なでる”だけのお手軽全身マッサージ ナチュラルかっさケア

話題の「かっさ」が、あらゆるお悩みを解消！
天然石の「オリジナルかっさ板」で、目指せナチュラルビューティー！

　「かっさ」とは中国の伝統医術のひとつで、2000年以上も前から民間療法として広く用いられてきました。水牛の角や翡翠などの天然石で作られた「かっさ板」を使って、全身を“こする”ことで経路（リンパ）の流れを整え、体全体の機能調節を図る、というものです。
　しかし、この伝統的な方法では、皮膚が赤くなってしまい、ヒリヒリとした痛みもあります。

　そこで本書では、「かっさ」の利点を生かしつつ、だれでも無理なく簡単にできる、著者独自の「ナチュラルかっさケア」を紹介します。

　最大のポイントは、“こする”のではなく“なでる”こと。

　東洋医学の代名詞ともいえる「ツボ」は、非常に細かな“点”なので、わかりづらく覚えるのも大変です。このツボ、体じゅうをめぐっている「経絡（けいらく）」の上にあるということをご存知でしたか？　経絡とは、体のエネルギー（気血）の流れる通路のことです。
　「ナチュラルかっさケア」は、ツボを含めた経絡を“面”としてとらえ、かっさを使って丸ごとなでることによって、より手軽に、そして効果的に全身ケアができる、というものなのです。

　鍼灸師として20年近くの経験をもち、経絡治療を長年おこなってきた著者が、「だれでも簡単にセルフケアできる方法」として編み出した「ナチュラルかっさケア」。肩こり、むくみ、便秘、ダイエットに効くだけでなく、薄毛・抜け毛の予防、さらに集中力アップなど、あらゆる悩みを解消してくれます。

　さらに、本書の「オリジナルかっさ板」は、かっさの本場、中国・山東省の山から切り出された100％天然石でできています。石とは思えないなめらかな肌ざわり、マッサージに適した程よい重み、温めても冷やしても使えるという天然石ならではの利点、そして、著者によって考え抜かれた究極の形が、その特徴です。

　性別年齢を問わず、だれでも簡単に全身ケアができる最良の健康ツール、それが「ナチュラルかっさケア」なのです。

【かっさ板取り出し時のご注意】
かっさ板は天然石でできているため輸送上の破損防止としてダンボールで保護しております。強い衝撃を与えた場合、破損する恐れがありますのでかっさ板を取り出す際には、ダンボールから落下しないようご注意ください。

「ナチュラルかっさケア」の効果の秘密
　「かっさ」とは？――体内の毒素や老廃物をこすって出す
　「ナチュラルかっさケア」とは？――かっさ板で経絡を「流す」
　「ナチュラルかっさケア」のポイント――最小の刺激で最大限の効果を
　オリジナルかっさ板の特徴
　かっさケアを始める前の注意点／かっさ板の注意点
　「ナチュラルかっさケア」の基本的な動作

3分でできる！全身ケア

お悩み解消！症状別ケア
　肩こり・首こり
　頭痛
　腰痛
　便秘
　脚のむくみ
　冷え
　風邪（予防と症状の緩和）
　不眠
　疲れ目
　生理痛

かっさだからできる！あんなケア、こんなケア
　ダイエット
　二日酔い
　薄毛・抜け毛予防
　イライラ
　集中力アップ
　物忘れ
　夜間頻尿

なぜ、かっさなのか？――自分の健康は自分で守り、維持する
「RIE健康メソッド」とは？――生命力アップで真の美しさを

おわりに

［著者］
薄井理恵（うすい・りえ）
鍼灸師。RIE鍼灸院ナチュラルヒーリングプレイス院長。中央医療専門学校非常勤講師。

幼少時代より鍼灸師の母親のアシスタントとして鍼灸が身近にある環境で育つ。高校はアメリカに留学。帰国後、立教女学院短期大学在学中に日本鍼灸理療専門学校入学。松下幸之助氏などの鍼医を務めた故・黒田嘉孝氏に師事し、その後15年にわたって経絡治療（脈状診）を学ぶ。
1994年に鍼灸師国家資格を取得、母の薄井鍼療所で鍼灸師として治療を始める。96年、東京医療専門学校で教員免許取得。同年より2001年まで同校非常勤講師、03年より中央医療専門学校非常勤講師として鍼灸師養成に携わる。10年、RIE鍼灸院ナチュラルヒーリングプレイスを開院。
日々の診療では女性疾患に焦点を当て、エイジングケアに力を注いでいる。「女性が心身ともに美しく、健康でいられるように」がモットー。
また留学経験で得た語学と人脈を生かし、ニューヨークでは主にアンチエイジングのための美容鍼、北京では主にかっさによる治療を修得。アジア各国をまわり、ナチュラルヒーリングを研究、治療に役立てている。
かっさや耳ツボを使った講習会を開催し、自治体を通じた健康維持のための講習会等もボランティアでおこなう。
特技は料理。