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ルーヴル美術館へ。
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ルーヴル美術館へ。

ルーヴル美術館へ。

あの名特集が、ついに書籍になって登場! さまざまな分野のプロたちが、自分だけの“ルーヴル”を案内。新たな視点から見た、絢爛たる王宮の真の姿とは。世界中の人々を魅了し続ける美の殿堂へ、ようこそ。

  • 書籍:定価1760円(本体1,600円)
  • 2009.08発行
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内容

年間約850万人の来館者を記録する美の殿堂、
ルーヴル美術館はまさにフランスの象徴である。
その建物には、フランスの栄光と敗北の歴史が刻み込まれているのだ。
一方で世界中から集められた膨大な美術品は、時代の先端アーティストを刺激し、そこから新たな作品が生み出されるという連鎖が生まれる。
じつは、そうした活動こそがルーヴルの伝統なのだ。
さまざまな分野のプロたちは、数多くの美術品をどのように鑑賞するのか。
そんな新たな視点を加えながら、絢爛たる王宮の真の姿を探索する旅に出発しよう。

前書き

パリの中心に位置する巨大な建築物。年間約850万人の来館者を記録する美の殿堂、ルーヴル美術館はまさにフランスの象徴である。
800年前に築かれた要塞が礎となったその建物は、中世にゴシックからルネサンス様式の宮殿へと変容を遂げる。以降その拡張の波は延々と引き継がれ、フランスの栄光と敗北の歴史が刻み込まれているのだ。
一方で膨大な美術品が世界中から集まり、時代の先端アーティストを刺激する創作の場となる。ルーヴルに刺激を受けたアーティストが、新たな作品を生み出すという連鎖が生まれ、古典作品が再びスポットを浴びることにも。収蔵作品の知名度や膨大さだけではなく、じつは、そうした活動こそがルーヴルの伝統なのだ。
世界の人々がいまも魅了される数多くの美術品を、さまざまな分野のプロたちは、どのように鑑賞するのか。そんな新たな視点を加えながら、絢爛たる王宮の真の姿を、じっくりと探索する旅に出発しよう。

目次

もう迷わない、ルーヴルMAP
9つのカテゴリーに大別される、膨大な収蔵品。

ルーヴル作品を、プロの審美眼で楽しむ。
絵画の中に読み取る、画家の理想と幻想。 パトリック・ブラン
失われた狩猟の風景に、思いを馳せる。 パトリック = ルイ・ヴィトン
紀元前の作品に見る、現代的な身体表現。 バンジャマン・ペッシュ
創業者を駆り立てた、背景を語る1枚。 メネワー・ドゥ・バズレール
描かれた音楽トレンドから、時代を読む。 ジャン = クリストフ・ディジュー
エジプトなしに、化粧の歴史は始まらない。 エマニュエル・サンマルチーノ
エレガンスを象徴する、肖像画の魅力。 ミカエル・オーノナ
彫刻と絵画、2つの「アモールとプシケ」 フランシス・キュルジャン
クリエイターを触発する、古の機能と美。 エルヴェ・ヴァン・デル・ストラッテン
ルーヴルだからわかる、世界の足の文化。 バスティアン・ゴンザレス
妖しい美を放つ、蛇の大皿や猫のミイラ ジャック・ショイ
物語る絵画は、イラストレーターの手本。 トマ・バース
覗きと露出、21世紀の性風俗を予見する。 鹿島 茂
古典だけではない、クリエイティブな伝統。 マリー = ロール・ベルナダック
地元民が語る、「ルーヴルのここが好き」

歴史に残るルーヴル事件簿(1)

美を演出する、ルーヴルの空間。
延びたり縮んだりの、ルーヴル建築史。
テーマを選んで、1時間半コースに挑戦!
ルーヴルめぐりに欠かせない、必携アイテム

歴史に残るルーヴル事件簿(2)

ルーヴルに行くとき、訪れたい料理店。

歴史に残るルーヴル事件簿(3)

泊まるべきは、大人のためのプチホテル

21世紀のルーヴルを、革新し続ける。 アンリ・ロワレット(ルーヴル美術館館長)

編者

ペン編集部

●ブックデザイン/SANKAKUSHA
●カバーデザイン/佐藤光生(SANKAKUSHA)