ボビー・ジョーンズ 続・ゴルフの神髄
“マスターズの生みの親”ボビー・ジョーンズ直筆のゴルフ哲学。 いまなお不滅のゴルフ・エッセイ41篇の最新訳版。
- 書籍:定価1760円(本体1,600円)
- 2008.04発行
内容
「技術論におぼれるな!ゴルフはフィーリングのゲームである」
およそ80年前に弱冠28歳で「グランド・スラム」を達成した”球聖”ボビー・ジョーンズが当時書いた、精神・技術両面にわたる「ゴルフのバイブル」決定版!
目次
刊行の辞
推薦文(ジーン・サラゼン)
序文
1 わたしのゴルフ理論
2 良いパッティングの理論と原則
3 ショート・パットでの自信について
4 チップとパット
5 スウィングの正しい順序
6 ショットをまずイメージすること
7 アイアン・ショットのいろいろな打ち方
8 ゴルフの基本を教えることのメリット
9 クラブ合わせについて
10 ヘッドアップの矯正法について
11 スムースなショート・ゲームの重要性
12 日々のスウィングの調整
13 グリップをいじくり回さない
14 アドレスでの両足の位置
15 正しいリズムについて
16 飛距離を伸ばすための簡単な解決法
17 アドレスでの姿勢
18 アドレスで顎を後ろに残しておくこと
19 スウィングのトップでの正しい位置
20 スウィングの正しい基本の必要性
21 正しい腰の動き
22 ハーフ・ショットとフル・ショット
23 左手首に気をつける
24 腰の回転
25 インパクトでの左腕
26 不必要な動きを排除すること
27 傾斜地からのショット
28 ラフからのピッチ
29 ストレート・ショットとストレート・ラン
30 正しいダウンスウィング
31 正しい体重移動
32 ランニング・アプローチ・ショット
33 チップ・ショットでバックスウィングを大きくとる
34 すべてのクラブにはそれぞれ理由がある
35 リラックスしてパットする
36 打つのではなく、スウィングせよ
37 スピンを味方につける
38 フックやスライスを打つ際のスタンスの調整
39 ワーナー・ブラザーズ映画の製作
40 正しいスウィングのコツを誇張すること
41 ゴルフにおける精神面について
エピローグ
訳者あとがき
著者
ボビー・ジョーンズ Robert Tyre (Bobby) Jones, Jr.
21歳にして4大タイトルの一つである全米オープンを制覇。1930年には28歳の若さで「グランド・スラム」(全米・全英アマチュア、全米・全英オープンの4大タイトル)を達成し、同年アマチュアのまま引退した。その間、全米アマ5勝、全米オープン4勝、全英オープン3勝、全英アマ1勝と、“球聖”の名にふさわしい輝かしい戦績を残した。また、1934年に創設されたマスターズ・トーナメントは、ゴルフ界に残した彼の最大の遺産の一つである。71年に、故郷の米国ジョージア州アトランタで死去。
編者
シドニー・マシュ― Sidney L. Matthew
米国フロリダ州タラハッシー在住の法廷弁護士。ゴルフ雑誌への寄稿のほか、『ボビー・ジョーンズ・クラブの歴史』『ボビー・ジョーンズの生涯とその時代』などの著書がある。
訳者
前田俊一(まえだ・しゅんいち)
三菱商事を経て、現在、外資系投資銀行に勤務。訳書に『ベン・ホーガンのゴルフ人生』『ベン・ホーガンが「モダン・ゴルフ」で明かさなかった秘密』『経営の未来』『プライベート・エクィティ ケースと解説』など。
●装丁・本文デザイン/轡田昭彦+坪井朋子