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勝ち馬に乗る!
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勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること

アル・ライズ/ジャック・トラウ 著

高遠裕子 著

三ツ松 新 著

勝ち馬に乗る!

成功のカギは「他力」にあり!?自分、上司、同僚、配偶者、家族、商品、アイデア、会社、才能、IQ……それぞれを競走馬にたとえて「勝ち残り」法を説く、目からうろこのキャリアアップ論。もちろんオッズ付

  • 書籍:定価1650円(本体1,500円)
  • 2007.01発行
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内容

*今の世の中、これまで当たり前とされてきた「成功法則」はもはや通用しません。
成功法則の常識(1)「自分に自信をもつ」 → 無理。成功してはじめて自信がもてるのであって逆ではない。
成功法則の常識(2)「目標を設定せよ」 → 間違い。成功のタネはわき道にあることが多いのに、自ら視野を狭くして、成功のタネに気づけなくなる。
では、どうすれば?
*あなたを成功へ導いてくれる「馬」を見つけることです。それも、勝つ確率の高い馬を。
著者の調査によれば、「あなた自身」という馬のオッズは100倍、「会社」馬は50倍。いずれもかなりの「穴馬」です。では、本命馬はどこにいるのでしょう?
*「ポジショニング」概念の提唱者として世界的に著名なマーケティングのプロ中のプロが、「勝ち馬」の見つけ方を事例満載で解説・指南します。

目次

はじめに
第 1章 ピール牧師は間違っている
第 2章 「ねぇ、パパ、5000万ドルちょうだい」
第 3章 穴 馬
第 4章 対抗馬
第 5章 本 命
第 6章 会社の馬
第 7章 商品の馬
第 8章 アイデアの馬
第 9章 他人という馬
第10章 パートナーという馬
第11章 配偶者の馬
第12章 家族の馬
第13章 馬を替える
第14章 もう言い訳はやめよう
訳者あとがき
解説――マーケティングの第一人者による「目からうろこ」の成功戦略

頭の良さや、押しの強さや、人好きがするかどうかは問題ではない。一生懸命働き、自分を信じ、ポジティブに考えたからといって、成功できるわけではない。
成功に導いてくれるのは、誰あろう、自分以外の他人だけなのだ。ローマ法王は、なろうと思ってなったわけじゃない。企業の会長だってそうだ。
自分を売り込む武器のなかで、おそらくいちばんどうでもいいのが「能力」だろう。
レースに勝つ騎手は、体重がいちばん軽いとはかぎらないし、頭がいちばんいいともかぎらない。最高の騎手が勝つとはかぎらない。最高の馬に乗った騎手が勝つのだ。
―――アル・ライズ/ジャック・トラウト

著者

アル・ライズ&ジャック・トラウト(Al Ries & Jack Trout)
ともに世界的に著名なマーケティングの戦略家。「ポジショニング」概念の提唱者として知られる。共著に『ポジショニング』『マーケティング戦争』『マーケティング22の法則』などがある。ライズは現在、パートナーで娘でもあるローラ・ライズとライズ&ライズ社を経営。著書に『ブランディング22の法則』『ブランドは広告でつくれない 広告vsPR』(いずれもローラとの共著)ほか。トラウトは現在トラウト&パートナーズ社社長。著書に『無敵のマーケティング 最強の戦略』『大魔神(ジーニー)が教えるマーケティングの極意』 など。

訳者

 

高遠裕子(たかとお・ゆうこ)
翻訳家。主な訳書に、センゲ他『出現する未来』(講談社)、ウィンド/クルック『インポッシブル・シンキング』、『ジョン・コッターの企業変革ノート』(日経BP社)、トラウト『無敵のマーケティング 最強の戦略』『大魔神が教えるマーケティングの極意』(阪急コミュニケーションズ)、ボシディ/チャラン『経営は「実行」』(日本経済新聞社)、ガースナー『巨象も踊る』(共訳、同)などがある。

解説

三ツ松 新(みつまつ・あらた)
イノベーション・コンサルタント。英国国立ウェールズ大学経営大学院助教授。1967年神戸生まれ。幼少期をニューヨークで過ごす。神戸大学大学院農学研究科修了後、P&Gに入社。プロダクトマネジャーとして多くの新規商品、ブランドの立ち上げに携わる。グローバルプロジェクトにも参画、極東地域における特許出願件数歴代トップを記録した。独立後はイノベティカ・コンサルティング代表として、大手上場企業とベンチャー企業向けに大脳生理学に基づいた創造的思考法と新規事業開発のコンサルティング及び研修を行う。
http://www.innovetica.com/blog/

●装丁・本文デザイン/轡田昭彦+坪井朋子