いい男をつかまえる恋愛会話力 相手との距離がグッと近づく50の魔術
男心をつかむ言葉は、日常会話とはちょっと違う。恋愛ベタな女性はそこがわかっていないのです!「恋愛の達人」中谷彰宏が、恋愛コミュニケーションの極意を教えます。
- 書籍:定価1430円(本体1,300円)
- 2006.05発行
内容
この本は、こんなあなたのために書きました。
1.好きな人と、どう話していいかわからない人。
2.恋愛が、いつも長続きしない人。
3.美人で仕事もできるのに、素敵な恋人ができない人。
女性にとって、いくつであっても永遠のテーマ、「モテ女になる」。
そのために必要な、ちょっとした言葉の魔術を50フレーズ紹介しています。
目次
プロローグ
言葉と同時に、動く。
1章 恋愛会話力を上げるちょっとしたヒント。
どんな言葉も、ローテンション・不機嫌では、最低の言葉になる。
気持ちいい言葉は、「おいしそう」「おいしい」「おいしかった」の3段活用しよう。
できない時に「ムリムリ」と、言わない。
ぼかすと意味が伝わらない。
小さくても、通る声で話す。
気のきいたセリフを言うより、相手の言葉に切り返す。
2章 出会いを引き寄せる一言。
相手との偶然を、見つける。
思い起こす力が、物語のつじつまを合わせる。
仕事も恋も会話も、リズムを相手に合わせることのできる人が、うまくいく。
「よく言われる」は、相手をがっかりさせている。
敬語となれなれしさを、組み合わせる時、最も効果を発揮する。
「えっ、私からですか?」と言わない。
「お友達が、ファン」と言うより、「私がファン」と言おう。
「あの子のこと、どう思う?」で、チャンスをなくす。
女性同士で盛り上がる話は、男性をシラけさせている。
わからない話だからと、ムッとしない。
初対面でしないような話をする。
ぶっちゃけ話が、2人の距離を縮める。
下ネタは、逃げるとますますされる。
3章 あのヒトの心をつかむ恋愛会話。
「きっと、忙しく、頑張ってるね。頑張ってるあなたも、好き」。
何かをしてあげるより、何かをお願いしよう。
いろいろやってもらっている女性の方が、文句が多い。
「~してくれなくちゃイヤ」で、チャンスをなくす。
相手の理解力が足りないのではなくて、自分の説明力が足りないと考える。
相手に厳しく言うと、自分自身の反省を忘れる。
待ち合わせで、文句を言ってるのは、遅れて来た方。
「もう一度」に、ムッとしないで答えよう。
追い詰めない。
「今日、全然関係ない時に、あなたの匂いがしました」
「今日、友達と会うから、プレゼント、さりげなく、見せびらかしちゃおう」
「ほら、こんなにドキドキしてる」
「私のマンションは、普通、携帯つながらないのに、つながってしまうあなたは、さすがです」
「『私、彼がいます』って言っているのに、それでもひるまないあなたが、好き」
「私に、モテモテのあなたに」
4章 恋を終わらせないために気をつけること。
「じゃあ、愛って何?」 哲学的命題は突きつけない。
存在自体が、必要でいい。
「浮気してきて」と言われると、男性は浮気しない。
告白は、不安になった時にしてしまうので、うまくいかない。
浮気をした時が、終わりではない。問い詰めた時が、終わりだ。
5章 用意したセリフ、の一歩先にある「会話力」。
話をつないでいく力が、会話力だ。
ルックスよりも、会話力の5段階評価を上げる。
ルックスと会話力に同じ点数をつける人は、自己分析できていない。
「普通」「別に」「特になし」の3点セットの会話のマグロ女にならない。
会話のディテールに、とことんつき合う。
提案した時のリアクションが低いと、次の案をもらいにくい。
タクシーの運転手さんと盛り上がる話は、誰に話しても盛り上がる。
相手を否定しない。納得できる説明をつけていく。
お見舞いに行ったら、同室の患者さんともお話ししよう。
エピローグ
恋愛会話力のある女性とは、別れられない。
著者
中谷 彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年4月14日、大阪生まれ。
早稲大学第一文学部演劇科卒業。
84年博報堂に入社後、8年間CMプランナーとしてテレビ、ラジオCMの企画・演出をする。
91年に独立、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
TV出演、講演活動、執筆活動など幅広い分野で活躍。
著書のテーマは、恋愛論・人生論からビジネス書、小説まで多岐にわたり、数多くのベストセラー、ロングセラーを世に送り出している。
●装丁・本文デザイン/パワーハウス