ガン患者の最新治療報告 夫婦同時ガンになって
夫は中咽頭ガン、妻は乳ガンに…… 同時にガンを宣告された夫婦の愛の記録
- 書籍:定価1760円(本体1,600円)
- 電子書籍:定価880円(本体800円)
- 2006.01発行
推薦文
私は女房をガンで亡くした。菅沼夫妻の愛と心遣いの細やかさに比べて、私自身がガンでなかったために、随分がさつだった、と思いしらされた。
田原総一朗(ジャーナリスト)
健康であっても愛のない人生はむなしい。病(やまい)を得ても愛があれば前向きに生きられる。夫を癌で亡くした私は、羨望、後悔、共感と、思い乱れる中でこの本を読んだ。
山崎洋子(作家)
ガンに負けるな、オレがついている。
毒蝮三太夫(タレント)
目次
まえがき
第一章 妻の乳ガン発見
第二章 私の中咽頭ガン発見
第三章 ガン細胞とはなにか
第四章 私の中咽頭ガンの手術
第五章 ガン治療の現状分析
第六章 妻の乳ガン治療と手術
第七章 死ぬのが怖い だから生きて 愛する
第八章 未来のガン医療に向けて
第九章 ガンよ、ありがとう
あとがき
著者
菅沼定憲(すがぬま・ていけん)
1936年東京生まれ、慶応義塾大学経済学部卒。放送作家として、「ヤング720」(TBS60年代)「11PM」(NTV70~80年代)「地球知りたい気分」(TX90年代)の構成を担当。「ドキュメンタリィ青春」(TX70年代)の数本を田原総一朗と共作。ほかに単発科学番組多数。ラジオでは「ホンダ・イブニング・ダイアリィ」(TBS80~90年代)の台本を担当。単行本、「ナノテクノロジーの世紀」(ちくま新書)「ここまでできる最先端科学技術」(全三巻、ゆまに書房)いずれも餌取章男と共著。小説、「甘手に溺れて」(1997年婦人公論に三回連載)
●装幀/熊澤正人