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13歳からのニューズウィーク
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くらしから世界がわかる 13歳からのニューズウィーク

栗下直也 著

ニューズウィーク日本版編集部 編

13歳からのニューズウィーク

国際ニュース週刊誌『ニューズウィーク日本版』による、10代向けのニュース解説書ーー社会のしくみっておもしろい! 混迷する日本社会、今後の世界を生きていくために知っておきたいこと。

  • 書籍:定価1430円(本体1300円)
  • 電子書籍:定価1144円(本体1040円)
  • 2022.12.02発行
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内容

◎1日15分、全20話
◎【社会】【経済】【テクノロジー】【国際情勢】【環境問題】を網羅
◎受験(中学~)の記述対策にも最適
 
舞台は“ニューズウォーク商店街”。ここには、世代、性別、国籍、そして、得意も苦手もさまざまな人たちが、支えあい、くらしている。
 
――時事問題を単なる“事実の暗記”ではなく、“ストーリー(流れ)で理解”する。私たちのくらしのなかにある身近な「なぜ?」を、「いま」を体現する登場人物たちが、おしゃべりしながら掘り下げる。「なぜ、いま、こうなっているのか?」を知り、「だから、今後どういう流れになるのか?」を登場人物たちと考えていくことで、問いを見つけ、自分で考える力/記述力が養われる。
 
取り上げるのはたとえば、
 
‐BTSはなぜ勢いがあるの?
‐仮想通貨はそのうちドルに代わる?
‐メタバースで人はしあわせにくらせる?
‐年金は払っているけど大丈夫?
‐働きかたが変わってきているのはなぜ?
‐自動運転が普及するには技術だけじゃだめって?
‐アメリカはなぜいばっているの?
 
《登場人物》
■彦: 東京の下町“ニューズウォーク商店街”の八百屋を継いだ25歳
■タナカ: 彦の親友。一攫千金を夢見るお調子者のYouTuber
■ジョンソン: スウェーデン育ちの宇宙人。デザイナーとしてグローバル企業に勤務
■うめ: 彦の祖母、団塊世代。教養豊かな常識人だがITには弱い
■みひろ: しっかり者の小学6年生。世界の国々に興味を持っている

著者

栗下直也(くりした・なおや)

1980年生まれ、東京都出身。
2005年、横浜国立大学大学院博士前期課程修了(経営学専攻)、同年日刊工業新聞社入社。経済記者として自動車、電機、金融、エネルギーの各業界、経団連などを取材。ブックライターとして、ビジネス、実用、自然科学などの分野で構成・執筆を手掛ける。
2022年、NORAKURA合同会社設立。
 
構成・執筆に『2040年の未来予測』(成毛眞著、日経BP社)、『amazon 最先端の戦略がわかる』(成毛眞著、ダイヤモンド社)ほか多数。著書に『人生で大切なことは泥酔に学んだ』(左右社)、『得する徳』(CCCメディアハウス)、『図解ルネサスエレクトロニクス』(日刊工業新聞社)、など。『週刊朝日』(朝日新聞出版)、『本の雑誌』(本の雑誌社)、書評サイト「HONZ」などで、ノンフィクション本の書評を定期的に執筆する。

編集

ニューズウィーク日本版編集部

国際ニュース週刊誌『Newsweek』は米国にて1933年に創刊。『ニューズウィーク日本版』はその日本版として1986年に創刊されて以来、世界のニュースを独自の切り口で伝えることで、良質な情報と洞察力ある視点とを提供するメディアとして一目置かれいる。

目次

■はじめに: 日常は「考える力」をみがく面白いことで満ちている
■登場人物の紹介
 
■第1章: この日本で生きていくうえで知っておきたいこと
【第1話】ジョンソン、ビールで「かんぱい!」
――民法改正「18歳成人」でなにが変わるのか
【第2話】タナカ、先輩に勧誘される
――儲け話、マルチ商法、カルトがうばうもの
【第3話】タナカ、サラリーマンになる
――親世代とは変わりつつある現在の働きかた
【第4話】タナカ、年金を払わない
――社会保障制度はくらしをどう支えているのか
 
■第2章: これからも貧しくなっていく日本の現状とは
【第5話】タナカ、弟のスマホに口を出す
――「失われた30年」で貧しくなった「安い国」
【第6話】彦、アボカドを苦渋の値上げ
――「円安」で生活は苦しくなるのか、ラクになるのか
【第7話】ジョンソン、ネトウヨにキレる
――日本社会はすでに移民の労働力に支えられている
 
■第3章: テクノロジーの進歩で変わる私たちの未来
【第8話】タナカと「未来のお金」
――流行りの仮想通貨はアメリカのドルに代わるのか
【第9話】彦、ひきこもる
――メタバースで人はしあわせに生きられるのか
【第10話】うめ、ドローンで野菜を運ぶ
――技術だけでなく法整備が課題のドローンと自動運転
【第11話】タナカ、医者を目指す
――AIは人の仕事をうばう敵なのか
 
■第4章: 私たちのくらしは世界とつながっている
【第12話】彦とビッグマックとコカ・コーラ
――アメリカは、なぜいつもいばっているのか
【第13話】ジョンソンの中国出張
――急成長する中国はついにアメリカを超えるのか
【第14話】みひろの推し活
――エンタメだけでない、韓国の勢いが止まらないわけ
【第15話】みひろのそうじ当番
――地続きのヨーロッパはEUでひとつになるのか
【第16話】みひろの募金活動
――日本がアフリカに助けてもらう未来がくる
 
■第5章: 豊かな地球、みんなでしあわせに生きていくために
【第17話】彦の節電対策
――エネルギー資源の少ない日本で私たちにできること
【第18話】ジョンソンとおいしい水
――世界的な水不足に備えて考えておかなければならないこと
【第19話】ジョンソン、地震がこわい
――首都直下に南海トラフ、地震は必ず起きるというけれど
【第20話】ジョンソン、刺身をイヤがる
――地球温暖化は寿司も世界平和もうばいかねない
 
■おわりに: みんなの力が良い世界と未来をつくっていく