CCC MEDIA HOUSE
SuperAgers スーパーエイジャー 老化は治療できる
ネット書店で購入
電子書籍を購入

SuperAgers スーパーエイジャー 老化は治療できる

ニール・バルジライ 著

トニ・ロビーノ 著

牛原眞弓 訳

SuperAgers スーパーエイジャー 老化は治療できる

アンチエイジングの最前線!
長寿遺伝子発見者による、最新研究と衝撃の提言。

死ぬまで若々しく元気に生きるために、
スーパーエイジャー(健康的長寿者)体質になる。

・メトホルミンが老化防止の救世主
・水分を取り過ぎない
・マイクロバイオームを守る
・50歳以上は微量栄養素の摂取量を増やす
・大人は朝食は要らない    ……etc.

「重要なのは寿命ではなく、健康寿命」

老化は確実に起こるものではなく、他の困難な症状と同じく、
現象と考えられるようになってきた。つまり病気のように抑え、
改善し、治しさえできるのだ。(略)何十年にもわたる直接
研究と、以前はバラバラだった研究者が集まって全国や世界
規模になった共同プロジェクトのおかげで、ついにこう言える
ようになった。もうおわかりのように、老化は終わったのだ。
(「はじめに」より一部抜粋)

  • 書籍:定価2200円(本体2000円)
  • 電子書籍:定価1760円(本体1600円)
  • 2021.6発行発行
ネット書店で購入
電子書籍を購入

目次

はじめに
第1章 100歳は若い
老化の謎
スーパーエイジャーはなぜ健康なのか?
DNAとRNAの基礎
センテナリアンの研究
 変異と多様体
対照群のない研究の計画
最初のセンテナリアン親子との面会
完璧なゲノムを持っている?
センテナリアンと環境の関係
言うこととやることは別
第2章 なぜ老いるのか
 遺伝子型
最近の学説
老化防止の探求
少食が健康寿命につながる
脂肪の秘密を解く
 ペプチドとタンパク質の違いは?
カロリー制限――効果の良し悪し
老化は生まれるまえから始まっている
スーパーエイジャーの最高の秘密
第3章 コレステロール――多いほうがいい?
コレステロールがもたらす長寿の秘密を解く
良い遺伝子変異は本当にある?
有益な遺伝子変異の謎を解く
CETPの効用の象徴のような人
寿命を延ばす変異とは?
第4章 成長ホルモン――少ないほどいい
成長しないことが並はずれた長寿につながる
センテナリアンの成長ホルモンの秘密
 永遠に生きる細胞
後成的メカニズムによって寿命が延びる
研究結果を活用する
成長ホルモンは寿命を「育まない」
第5章 細胞の奥にひそむ長寿の謎を解く
地球上で起きた結婚
ミトコンドリアの隠された目的
最期まで元気で
コーバー社の誕生
有望なペプチドの探求
第6章 老化は防げると証明するための探求
主張を証明できる既存薬を選ぶ
食品医薬品局(FDA)を研究に参加させる
TAME研究とは
だれが資金を出すのか?
メトホルミンは目的ではなく道具
第7章 80代を新たな60代に
進歩の値段
コラボレーションが加速の鍵
元気で長生きと不死の違い
製薬から発売までの険しい道
第8章 時計を止める
何歳が老人?
使わなければダメになる
抗酸化物質とホルミシス
ストレスにさらされて強くなる
加齢による筋肉量の減少を防ぐ
運動+メトホルミン
寿命を養う
あなたのBMIは?
何兆もの「口」を養う
オリーブ油にはいろいろある
待ち望んでいる魔法の薬
睡眠については?
DNAが言いたいこと
 予防が大切
頭も心も冴えたままで
頭を使えば認知力を保てる
目的の力を利用する
ポジティブになろう
その他の有望な方法
わたしがしていること
自分に合うものの見つけ方
第9章 明るい未来
オミックスの比類なき力
オーダーメイド医療
早期発見の進歩
先駆的な探求
細胞の年齢を若返らせる
遺伝子操作
謝辞

プロフィール

ニール・バルジライ (Nir Barzilai)
1955年生まれ。アルバート・アインシュタイン医科大学教授。
同大学老化研究所設立者。ポール・F・グレン老化生物学研究
センター、およびアメリカ国立衛生研究所(NIH)ネイサン・
ショック・センター加齢基礎生物学部門のディレクターも
務めている。専門は内分泌学。100歳を超える長寿家系を
調べ、ヒトの長寿遺伝子を世界で初めて発見した。長寿研究の
世界的権威として、全米老年問題研究連盟(AFAR)
「アーヴィング・S・ライト賞」など数々の賞を受賞している。
本書が初の一般書となる。
トニ・ロビーノ (Toni Robino)
テクニカル・ライター、編集者。自然や人類など自然科学
分野を得意とし、手がけた本の多くが「ニューヨーク・
タイムズ」のベストセラーリスト入りしている。Windword
Literary Services LLCの共同創設者として、多くの著者の
執筆サポートを行っている。
【訳者】
牛原眞弓 (Mayumi Ushihara)
神戸大学文学部卒業。ロシア文学と英米文学を学ぶ。
訳書に『レスター先生の生徒たち』(未知谷)、
『ジェームズ・クリアー式――複利で伸びる1つの習慣』
(パンローリング)、『英語で読む――そして誰もいなく
なった』(IBCパブリッシング)、『アナと雪の女王
エルサとアナ 真実の物語』(学研プラス)などがある。

装丁+本文デザイン Keishodo Graphics
校正 麦秋アートセンター
 
翻訳協力 リベル