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#GIRLBOSS 万引きやゴミあさりをしていたギャルがたった8年で100億円企業を作り上げた話

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イーベイでの古着販売をきっかけに、企業価値100億円超の会社を作り上げたソフィア・アモルーソ。学歴もないロック好きのとんがった女の子が、なぜ全米最速の成長を遂げた小売業の《ガールボス》になれたのか? ガールボスを夢見る多くの女性のカリスマ的存在になった彼女のすべて。

  • 書籍:定価1870円(本体1,700円)
  • 電子書籍:定価1496円(本体1,360円)
  • 2015.03発行
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内容

#GIRLBOSS(ガールボス)とは、
自分の人生を自分で決める人のこと。
がんばって働いて、欲しいものは自分で手に入れる。

ソフィア・アモルーソがインターネットを通じて初めて売ったのは、
洋服ではなく……盗んだ本だった。
どうしようもない不良(ワル)だった彼女が、
なぜ全米最速の成長を遂げた小売業の《ガールボス》になれたのか?

イーベイでの古着販売をきっかけに、オンラインショップ
「NASTY GAL(ナスティ・ギャル)」を立ち上げ、
たった8年で、1億ドルを超える売り上げを獲得、
成功をつかみとるまでの軌跡が赤裸々に語られる。
いま、アメリカでもっとも注目を集める起業家のすべて。

「覚えておいていただきたいアドバイスが3つあります――
大人になってしまわないこと。
退屈な人間にならないこと。
男の言うことは気にしないこと。
さあ、それでは始めましょう」

NY Times ベストセラー!
Amazon ベストブック!
2014 goodreads #1!

 ソフィア・アモルーソがインターネットを通じて初めて売ったのは、洋服ではなく……盗んだ本だった。ヒッチハイクと、盗みと、ごみ箱をあさりながら過ごした10代の日々。22歳でしかたなく働くことにしたものの、あいかわらずの一文なし、将来のあてもないまま、医療保険めあてにつまらないアルバイトを続けていた。

 そんなとき、ネットのオークションサイト「イーベイ」で、古着の販売を始める。それから8年、ソフィアは従業員350人、年商1億ドルを超えるインターネット・ショップ「ナスティ・ギャル」の創立者にして最高経営責任者(CEO)、そしてクリエイティブ・ディレクターとなった。
 彼女はいわゆる典型的なタイプのCEOではない。何につけても普通だったためしがない。だからこそ、本書を書いたのだ。他人とは違う成功への道を探したい。そんなふうに願うはみだし者たち(あるいは、はみだしていない人たち)のために。たとえそれが、ひどく曲がりくねった風当たりの強い道であろうとも……。
(「本書について」より抜粋)
 

#ガールボスになる(抜粋)

#ガールボスになりたいんですって? まず、ふたつの言葉を贈りましょう。

その1「すごいじゃない! そうなりたいという気持ちがすでに、すてきな人生への第一歩です」
その2「でも、簡単なのはそこまで」

#ガールボスになるって、楽ではないのです。目的地にたどり着くには、たいへんな思いをしなければいけませんし、着いたら着いたで、そこに居続けるのはもっと大変。でも、キツイ仕事が嫌だなんて、誰が思うでしょう? 私はいっこうに平気だし、あなたもそうだと思います。嫌だという人も、本書を読めば考えが変わるはず。最後の章を読み終えるころには、こんなふうに叫びたくなるでしょう。「仕事はどこ? 仕事が欲しいのよ、しかも今すぐ!」
 

#ガールボスというのは、自分の人生を自分で決める人のこと。欲しいものは自分で働いて手に入れます。#ガールボスとして主導権を握り、責任を負います。#ガールボスはボクサーと同じ。いつパンチを繰り出し、いつかわすべきかを知っています。ときにはルールを破り、ときには従いますが、その条件を決めるのは必ず自分。どこを目指しているかを知っていて、道中を楽しむことも忘れません。完璧さよりも誠意を重んじます。何にでも疑問を持ちます。人生に真剣に向き合いますが、肩に力を入れ過ぎたりはしません。世界を変えつつ、ついにそれを手中に収めます。とにかく、めちゃくちゃカッコイイ人なのです。

もくじ

1 #ガールボスになる
2 どうやって#ガールボスになったと思う?
3 つまらぬ仕事は身を助く
4 万引きとヒッチハイク
5 お金は足元より、銀行になる方がステキ
6 チチンプイプイ――魔術的思考の力
7 アンチ・ファッション
8 雇い、雇われ、クビにされ
9 自分の会社を経営する
10 何ごとにも独創性(クリエイティヴィティ)を
11 チャンスって何?

訳者あとがき

略歴

[著者]
ソフィア・アモルーソ
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1984年サンディエゴ生まれ。ロサンゼルスを拠点とするオンラインのアパレル・ショップ『Nasty Gal』を2006年に創設、前CEO(最高経営責任者)、現会長。経済情報ウェブサイト『CNNマネー』の「40歳以下の起業家40人」に選ばれるなど、今、最も旬の女性起業家である。若い女性の間でカリスマ的な人気を誇り、『フォーブス』誌の「30歳未満で最も影響力が大きいファッション・リーダー30人」にも選出された。『ナスティ・ギャル』は2012年に年商1億2800万ドル(100億円超)を達成、『インク』誌より「全米最速の成長を遂げた小売業」と評された。2014年には実店舗もオープンした。2015年1月、突如CEOを辞任、以後は会長としてデザインとマーケティングを統括するという。

[訳者]
阿部寿美代

英語・フランス語・ドイツ語翻訳家。早稲田大学第一文学部、フランス・リヨン第二大学文学部卒業。NHK報道局国際部記者などを経て、1998年に『ゆりかごの死』(新潮社)で第29回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。訳書に『パリ・ヴァーサス・ニューヨーク』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『クリスチアーネの真実』(中央公論新社)、『戦争と演説』(原書房、共訳)がある。
翻訳協力/リベル
校正/円水社
 
装丁/永井亜矢子(陽々舎)