「また呼んで!」と言ってもらえる テーマ別パーティレシピ
テレビ・雑誌でおなじみ、人気フレンチレストラン「オー・ギャマン・ド・トキオ」の木下威征シェフが教える、簡単だけれど遊び心にあふれたパーティメニュー。テーマやゲストに合わせたメニューの組み立て方、料理がもっとおいしく見える盛り付けの工夫、会話も弾むテーブルセッティングなどなど、“ギャマン(いたずら小僧)”流のおもてなしを大公開!
- 書籍:定価1430円(本体1,300円)
- 電子書籍:定価1144円(本体1,040円)
- 2014.12発行
内容
今度の週末は「Party」しよう!
もちよりイタリアンで女子会、ご当地食材で家呑み、
大皿が主役のお誕生日会、ベランダBBQ、缶詰大放出……
人気フレンチレストラン「オー・ギャマン・ド・トキオ」のオーナーシェフで、
テレビ・雑誌でおなじみの木下威征シェフが教える、
簡単だけれど遊び心にあふれたパーティメニュー。
テーマやゲストに合わせたメニューの組み立て方、
料理がもっとおいしく見える盛り付けの工夫、
会話も弾むテーブルセッティングなどなど、
“ギャマン(いたずら小僧)”流のおもてなしを大公開!
人気シェフならではのアイデアで、家パーティがもっと楽しく、おしゃれに。
目次
休日ランチのピクニックParty
マグロのカルパッチョ ~わさび醤油ドレッシング~
アンチョビのじゃがいもカナッペ
柚子こしょう風味のアラビアータ
鶏手羽チューリップの唐揚げ ~タプナード風味~
スペアリブのハニースパイスロースト
抹茶アイスのクレープ包み茶巾風
豪快お肉のブロシェット ~3種のつけあわせ~
(じゃがいもグラタン・きのこのクリーム煮・アスパラのソテー)
スティック野菜のバーニャカウダ
冷製ロールキャベツ ~カレーソース~
海の幸サラダ
なすのカポナータ ~シチリア風~
鶏肉のインボルティーニ
バジルペーストのスパゲティ
柑橘のパンナコッタ
ポテトサラダの生ハム巻き
アンディーブとカツオのタルタル
湯葉のポタージュ
丸ごとレタスのシーザーサラダ
ホイル焼きラタトゥイユ
土鍋でアヒージョ
丸ごと野菜の焦がし焼き
手まりオードブル4種
カルパッチョのゼリー寄せ
ガスパチョのカクテル
塩麹に漬けたローストビーフ
マダイのハーブロースト
牛たたきのムンチサラダ
骨付き鶏もも肉のユッケジャン
フルーツとリコッタチーズのサラダ
焼き野菜の冷製サラダ
スティック野菜 ~アボカドわさびディップ添え~
殻付ホタテの塩昆布バター焼き
イカとキャベツの塩辛炒め
竹輪のきゅうりファルシー磯辺揚げ ~梅わさび添え~
豆腐ステーキ ~白ごまクリームソース~
アボカドとエビのカクテル風
ホタテ貝のベニエ
簡単レバーペースト
干し椎茸のクリームリゾット
オイルサーディン ~かぶとズッキーニの柚子こしょうマリネ添え~
ランチョンミートカツ ~おろしポン酢~
ホタテ貝のソテー ~赤貝缶のめんつゆ焦がしバターソース~
焼き鳥缶と舞茸の焼きおにぎり
みかん缶と日本酒のシャーベット
秋田野菜のアンチョビサラダ
フルーツトマトとじゅん菜の冷製パスタ
ハタハタのコンフィ ~しぼり大根ドレッシング~
比内地鶏のステーキとリゾット
リゾットおはぎ
「テーマのあるパーティ」のすすめ
女子会、家呑み、もちより………。
自宅に友人知人を招いて料理をふるまうホームパーティは、
近頃すっかり定着したように思います。
しかし、毎回毎回、
気合いの入った料理を何品も作るのは大変ですし、
肩肘の張ったメニューでは、料理を愉しめません。
また、一度はやってみたいけれど、
何を作ればいいかわからない……という人もいるでしょう。
「簡単に作れて、でもアイデアがあって、もちろん美味しくて、
ゲストに驚かれたり褒められたりするような、
GAMIN ならではのパーティメニューを教えて!」
お客様から、こんな声をいただくようになりました。
パーティは、ゲストあってこそ。
だから、ゲストに合った料理を作ることがいちばんです。
そのうえで、ホストの特権として「テーマ」を設定しましょう。
そうすれば、おのずとメニューも決まっていきますし、
ゲストとの会話の糸口にもなります。
「テーマに合った服装」というドレスコードで招待すれば、
当日までの日々にも楽しみが広がります。
「GAMIN」は、フランス語で「いたずら小僧」。
料理人ならではのアイデアに、遊び心をトッピングして、
11 のパーティプランをご用意しました。
そのまま実践していただいても構いませんし、
お好きなようにアレンジしていただいてもOK です。
「また来たい」「また呼んで」
そう言って帰るゲストの笑顔を想像しながら、
あなたならではのパーティを作り上げてください。
略歴
木下威征 きのした・たけまさ
辻調理師専門学校を首席で卒業したのち、フランス、イタリアで修業。帰国後、「AUX BACCHANALES(オー・バカナル)」「MAURESQUE(モレスク)」を経て2008 年に独立し、「AU GAMIN DE TOKIO(オー・ギャマン・ド・トキオ)」をオープン。フランス料理店の常識を覆す全対面型オープンキッチンと、枠にとらわれないメニューで話題となる。現在は、テレビ出演や店舗・商品プロデュースなど活躍の幅を広げながらも、「一食一魂」の想いを胸に日々厨房で腕を振るう。
●ブックデザイン&スタイリング/津嶋佐代子
●撮影/南都礼子