MICHAEL JACKSON, INC. マイケル・ジャクソン帝国の栄光と転落、そして復活へ
突然の死から5年。今なお富を生み続ける“King of Pop”は、数十億ドル規模の巨大ビジネスそのものだった。音楽ビジネスに精通した創業者にして、あらゆる決断と創造性の源だったのは、「最も重要な商品」である彼自身。多くの証言から、実業家マイケル・ジャクソンに迫る。
- 書籍:定価2090円(本体1,900円)
- 電子書籍:定価1672円(本体1,520円)
- 2014.06発行
内容
突然の死から5年――今なお富を生み続ける巨大ビジネスとしてのキング・オブ・ポップに迫る。
キング・オブ・ポップの実業家としての才覚と成功の舞台裏を、それを目の当たりにした家族・友人・関係者[※]など数多くの証言をもとに、フォーブス誌のシニアエディターが丹念に解き明かす。伝説のミュージシャンとしてだけでない、ひとりの偉人としてマイケル・ジャクソンを再評価する。
マイケル・ジャクソンはいかにしてエンターテインメント業界におけるアーティストのあり方を変えたのか、これまでにない視点から迫った新鮮かつ詳細なレポート。安っぽい煽情主義を避け、実際の取材に基づいて書かれた本書は、結果としてマイケル・ジャクソンの驚くべきビジネスセンスを伝える物語となっている。本書を読めば、次世代のアーティストのために彼が切り拓いた道が明らかになるだろう。
――ジョセフ・ヴォーゲル(『マイケル・ジャクソン コンプリート・ワークス』著者)
我々はメディアを賑わせたマイケル・ジャクソンの私生活を知っているが、本書は、それとはまったく異なるビジネスという世界に生きた人物の物語である。彼はスタジオでも厳しかったが、会議室ではもっと厳しかった。ジェイ・Zやレディー・ガガといったアーティスト兼実業家たちは、彼の存在があったからこそ誕生した。マイケル・ジャクソンの実業家としての側面に光を当てた著者に感謝したい。
――ダトウォン・トーマス(雑誌ヴァイブ元編集主幹)
※本書で著者がインタビューした人々(一部)
ベリー・ゴーディ(元モータウンレコード社長)、ウォルター・イェトニコフ(元CBSレコード社長)、マーティ・バンディア(ソニー/ATV会長)、トミー・モットーラ(元ソニーミュージックCEO)、ケヴィン・ライルズ(元デフジャムレコード社長)……
ジョエル・シュマッカー(脚本家)、ラスティ・レモランデ(映画監督)、ブルース・スウェディーン(レコーディングエンジニア)、マイケル・ブッシュ(衣装デザイナー)……
Ne-Yo、50セント、リュダクリス、ファブ・5・フレディ、ファレル・ウィリアムス、シェリル・クロウ、ジャスティン・ビーバー、ジョン・ボン・ジョヴィ……
ジョン・ブランカ(弁護士・共同遺産管理人)、サンディ・ガリン(元マネージャー)、ジョー・ジャクソン(父)、ジャーメイン・ジャクソン(兄)……
目次
序章(抜粋)
マイケル・ジャクソンの生涯年収
略歴
ザック・オマリー・グリーンバーグ Zack O’Malley Greenburg
高崎拓哉 たかさき・たくや
●装丁/神田昇和
●協力/トランネット