学校を変えれば日本は変わる 強い国・日本は公立改革で生み出す
日本の子どもたちに、グローバル化の時代を生き抜く力を身につけてもらいたい――。大阪教育改革を牽引する元米国弁護士と、元ジャーナリストの若き横浜市議が徹底的に語り合った。学校を変えれば日本は変わる。では「学校」はどうやって変えていくか?
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~第6章 強い国・日本は公立改革で生み出す より~
・教育にコンピュータを取り入れるべきか
・中国・韓国の先進的なICT活用
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- 書籍:定価1760円(本体1,600円)
- 電子書籍:定価1408円(本体1,280円)
- 2013.03発行
内容
はじめに (伊藤大貴)
目次
はじめに 伊藤大貴
第1章 いじめ・体罰をゼロにするために
今こそ日本を変えるための教育を
いじめに対処できないのはなぜか
いじめの基準は先生にだってわかりにくい
体罰事件で露呈した問題の核心
橋下市長が入試中止を迫った背景
第2章 教育委員会制度を解体せよ
教育委員会制度の何が問題か
なぜ教育委員会制度を変えられないか
法改正を待たずにできること
君が代斉唱時の口元チェック事件の顛末
教育は政治から中立となり得るか
教育委員会制度解体の先にあるもの
第3章 大阪から始まる小学校英語改革
なぜ小学校の英語は評価指標がないのか
教育振興基本計画の改革
大阪英語改革の障壁になるのは何か
誰が英語教育改革を牽引できるか
教育関連条例成立までの道のり
第4章 ゆとり教育の失敗を乗り越えて
小学生の7割しか学習内容を理解していない?
統一テストの結果は公開すべきか
なぜ学校の先生は書類作りで忙しいのか
理科離れを解消する方法はあるか
ゆとり教育か詰め込み教育か
海外比較で落ちている学力をどう伸ばすか
君が代・日の丸は戦争につながるのか
意見の対立=個人の人格否定ではない
第5章 優れた先生を量産する仕組み
現場から教育を変えていく方法はあるか
使われていない「民間人教員」制度の活用
民間人校長をどうやって増やすか
企業に民間人「先生」を派遣してもらう
教員の頑張りをどう評価するか
学区に縛られず学校を選べるようにすべきか
公立中学の授業崩壊をどう解決するか
保護者の声を学校運営にどう反映させるか
優れた先生の資質とは何か
第6章 強い国・日本は公立改革で生み出す
教育にコンピュータを取り入れるべきか
中国・韓国の先進的なICT活用
教育の力で貧困家庭をどう救うか
クラブ活動と勉強のバランス
学校の先生は暇か働き過ぎか
先生は仏陀やキリストのような聖人ではない
教師は「なぜ茶髪がダメか」を説明できるか
生徒・保護者を満足させることの難しさ
道徳教育を学校に任せていいのか
公立が私立に勝つにはどうすればいいか
サイレント・マジョリティの声を拾う
おわりに 中原徹
略歴
[著者]
中原 徹(なかはら・とおる)
1970年生まれ、横浜市出身。早稲田大学法学部を卒業後、弁護士として東京永和法律事務所に勤務。その後渡米し、ミシガン大学ロースクールを卒業、大手法律事務所ピルズベリー・ウィンスロップ・ショー・ピットマン法律事務所のロサンゼルス・オフィスに10年間勤務する。日本帰国時の役職はパートナー(共同経営者)だった。大阪府教育委員会が公募した民間人校長職に応募し、2010年4月、帰国して府立和泉高等学校の校長に就任。全国最年少校長として、TOEFLを英語教育の中心に据えるなど大胆な教育改革に乗り出す(任期は2013年3月まで)。大阪市の教育振興基本計画の策定委員も務め、大阪の教育改革を牽引してきた。著書に『国際的日本人が生まれる教室』(祥伝社)がある。
伊藤大貴(いとう・ひろたか)
1977年生まれ。横浜市議会議員。みんなの党横浜市会議員団政策調査会長。早稲田大学理工学部、同大学院理工学研究科を修了後、日経BP社に入社。「日経エレクトロニクス」誌の記者として5年間勤務する。その後、同社を辞めて江田憲司衆議院議員(現みんなの党幹事長)の門を叩き、2007年、地盤も看板もないまま横浜市議選に立候補、当選を果たす。2011年、2期目当選。横浜サイエンスフロンティア高校の発展に尽力するなど、横浜の教育改革、行政改革に特に力を入れている。2児の父。
立ち読み版(PDF形式)
第6章「強い国・日本は公立改革で生み出す」より、「教育にコンピュータを取り入れるべきか」「中国・韓国の先進的なICT活用」を収録したPDFファイルです。
●編集協力/東 雄介