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「夕刊フジ」の挑戦
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「夕刊フジ」の挑戦 本音ジャーナリズムの誕生

「夕刊フジ」の挑戦

東大安田講堂、あさま山荘、大阪万博、よど号事件、三島割腹事件……時代が大きくうねり、何かを変えられると本気で信じた「あの時代」。 業界では「ぜったいにうまくいかない!」とタブー視されていたタブロイド紙に敢然と挑んだ「オレンジ色のにくいヤツ」。

  • 書籍:定価1760円(本体1,600円)
  • 2004.09発行
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内容

あつい時代が、読者が、それを求めていた!
日本初タブロイド判夕刊紙創刊にかけた
「オレンジ色のにくいヤツ」奮戦記

目次

第1章 タブロイド夕刊紙の小さな一歩
第2章 創刊に挑んだ四十七士
第3章 時代のうねりの中で
第4章 夕刊フジの姿勢を決めた三島事件
第5章 激動の一九七二年
第6章 続テロの時代
第7章 兵士になった女性記者
第8章 「ぴいぷる」の夕刊フジ
第9章 「ぴいぷる」始末記
第10章 ビジネス面発進
第11章 いまなお新鮮な「匠の時代」
第12章 読者をつかんだ連載エッセイと小説
第13章 狐狸庵先生余話
第14章 夜明けの野球記者
第15章 「近藤節」の秘密
第16章 競馬新時代を拓く
終 章 思い出すままに
「夕刊フジ青春時代」――あとがきにかえて

著者

馬見塚達雄(まみづか・たつお)
1934年大分県生まれ、早稲田大学文学部卒。 56年、産経新聞入社、立川、浦和支局をへて東京社会部。68年、夕刊フジ創刊の特別準備本部へ出向、69年の創刊から87年まで足掛け20年、夕刊フジ(一時はフジ新聞社)所属。夕刊フジ報道部長、取締役編集局長をへて産経新聞に復社、論説委員として社会問題、行政改革、地方自治などを担当、客員論説委員をへてフリーに。
著・編書に『証言・長良川河口堰』(産経新聞社刊)

●装幀/川畑博昭