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完全図解版 プリズナートレーニング
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完全図解版 プリズナートレーニング 自重力で筋力をつくる方法のすべて

ポール・ウェイド 著

山田雅久 訳

イワイヨリヨシ その他

完全図解版 プリズナートレーニング

図解で己の肉体を知り抜け!
シリーズ累計20万部突破。筋トレガチ勢永遠のバイブル『プリズナートレーニング』を、わかりやすく完全図解化。
トレーニングシステムの背後にある理論や性質、メリット、ビッグ6のポイントなどは漫画で、各トレーニングは見開き2ページで図解にしてわかりやすく解説。

◎特設サイト:3月2日公開

  • 書籍:定価1980円(本体1800円)
  • 電子書籍:定価1980円(本体1800円)
  • 2023.04.04発行
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はじめに

 この本には、わたしが監獄で学んだトレーニング技術が凝縮されている。そして、あなたに使ってもらうために書いた本でもある。読むだけではなく、実際に使うのだ!

 構成としては、PART1~3までの3パートから成り立っている。
 PART1「準備」では、コンビクト・コンディショニングと名付けた私がつくった自重力トレーニングシステムの背後にある理論、性質、得られるものと利点について学ぶことができる。
 また、いにしえのキャリステニクスのことや、現代的なジムトレーニングと比べた時の自重力トレーニングの利点、監獄内でのトレーニングスタイル、コンビクト・コンディショニングの起源と歴史について知ることができる。
 
 PART2「ビッグ6:自重力トレーニング」は、このシステムの真髄を伝えるものだ。有能なコー チであれば、筋肉を鍛えるエクササイズを何千種類も教えてくれるだろう。
 しかし現実的には、数種類の重要で基本的なエクササイズで構成されたルーチンがあれば十分だ。なぜなら、わたしたちの体は600以上の筋肉からできているが、ある筋肉系は他の筋肉系と一緒に、あるいは全体として調和しながら機能するよう進化してきているからだ。筋肉を個々に働かせようとすると、この摂理を無視することになる。

 最高のアプローチ法は、体全体を完全に動かす最小限に絞ったエクササイズを続けることにある。この本は実際に、どう鍛えたらいいかのマニュアルになっている。

 PART3「セルフコーチになる」では、あなた自身があなたのコーチになる方法を教えている。

 ウォーミングアップの正しいやり方から、アスリートとして絶え間なく進歩していくにはどうしたらよいか、また独自のトレーニングルーチンを構築する方法までを知ることができる。

目次

PART1 準備
 いにしえのキャリステニクス
 監獄アスリートのマニフェスト
 コンビクト・コンディショニング

PART2 ビッグ6:自重力トレーニング 
 トレーニングを始める前に
 ザ・プッシュアップ
 ザ・スクワット
 ザ・プルアップ
 ザ・レッグレイズ
 ザ・ブリッジ
 ザ・ハンドスタンド・プッシュアップ

PART3 セルフコーチになる
 セルフコーチになるには
 体を鍛える時の知恵
 進歩を確実にするには?
 ルーチン

著者略歴

ポール・ウェイド PAUL“COACH”WADE
元囚人にして、すべての自重筋トレの源流にあるキャリステニクス研究の第一人者。1979年にサン・クエンティン州立刑務所に収監され、その後の23年間のうち19年間を、アンゴラ(別名ザ・ファーム)やマリオン(ザ・ヘルホール)など、アメリカで最もタフな監獄の中で暮らす。
監獄でサバイブするため、肉体を極限まで強靭にするキャリステニクスを研究・実践、“コンビクト・コンディショニング・システム”として体系化。監獄内でエントレナドール(スペイン語で“コーチ”を意味する)と呼ばれるまでになる。
自重筋トレの世界でバイブルとなった『プリズナートレーニング』シリーズは、日米でベストセラーになっているが、彼の素顔は謎に包まれている。
 
山田雅久(やまだ・まさひさ)
翻訳家。主な訳書に『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』『圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ プリズナートレーニング』『永遠の強さを手に入れる最凶の自重筋トレ プリズナートレーニング 超絶‼ グリップ&関節編』『爆発的な強さを手に入れる無敵の自重筋トレ プリズナートレーニング 実戦!!! スピード&瞬発力編』『ストリートワークアウト 圧倒的なパフォーマンスで魅せる究極のエクササイズ200』(CCCメディアハウス)、『マッスルエリート養成バイブル』(かんき出版)などがある。
 
イワイヨリヨシ
イラストレーター。アメリカンコミックタッチを手がける。書籍カバー、挿絵、広告等のイラストレーションの他、キャラクターデザイン、コミック等、幅広いメディアで活動中。CM、PV、TV番組等の映像分野にも参画。スーパーヒーロー系、マッスル系が得意。

カバーデザイン*渡邊民人(TYPEFACE)
本文デザイン*谷関笑子(TYPEFACE)
DTP*茂呂田剛(有限会社 エムアンドケイ)
校正*株式会社 文字工房燦光