原由美子のきもの暦
着て感じる、日本の季節のうつろい。
スタイリスト・原由美子がいまこそ伝えておきたい、
きものの楽しみ。
睦月から師走まで、日本の季節を彩るきものに
12のエッセイを添えて。
『フィガロジャポン』人気連載、待望の書籍化。
- 書籍:定価2200円(本体2,000円)
- 電子書籍:定価1760円(本体1,600円)
- 2015.12.12発行
内容
スタイリスト・原由美子がいまこそ伝えておきたい、
きものの楽しみ。
睦月から師走まで、日本の季節を彩るきものに
12のエッセイを添えて。
「洋服感覚で無地のきものをすっきり着るのもいいのですが、柄と柄を組み合わせるきものならでは着方の魅力にも、ぜひ目覚めてほしいのです。それにはいろいろな季節のさまざまな種類のきものと帯の組み合わせをひとつでも多く見て、気になるきものや帯と出合うのがいちばんかもしれません。そんな思いを込めて、一月から十二月までのきものをほぼ五年分まとめたのが、この本です。」(「はじめに」より一部抜粋)
『フィガロジャポン』人気連載、待望の書籍化。
目次
はじめに
睦月
お正月
訪問着
長襦袢
宝尽くし
付け下げ
京好み
如月
大島紬
格子
椿の文様
羽織
デート
草履
弥生
桜
お花見
雛祭り
花柄
披露宴
卯月
蝶
紬
お召
江戸小紋
紅型
皐月
観劇
白大島
立涌
縞
水無月
単衣の小紋
ガーデンパーティ
紫陽花
単衣のお召
二枚目の単衣
単衣の紬
夏小物
文月
おめかしきもの
よそゆき
絽小紋
食事会
麻の葉
葉月
浴衣
よそゆき浴衣
小千谷縮
とんぼ
長月
木綿
ホームパーティ
帯あそび
帯
絣のお召
染め縞
神無月
集いの席に
付け下げ
お茶会
市松
霜月
小旅行
紬
優しい色の紬
かえで
師走
クリスマスパーティ
アンティークきもの
色無地
雪輪
年末のパーティ
あとがき
きものと帯の索引
文様索引
撮影協力
略歴
原由美子(はら・ゆみこ)
慶応義塾大学仏文学科卒業後、1970年に『アンアン』創刊に参加。仏・ELLEページの翻訳スタッフを経て1972年よりスタイリストの仕事を始める。以後『婦人公論』、『クロワッサン』、『エルジャポン』、『マリ・クレール日本版』、『フィガロジャポン』、『和樂』など数多くの雑誌のファッションページに携わる。着物のスタイリングでも雑誌や新聞などの執筆、ファッションディレクターとしても活躍。著書に『きもの着ます。』(文化出版局)、『原由美子の仕事1970→』(ブックマン社)などがある。
写真 ジョン チャン
着物の置き方指導 本多恵子
校閲 麦秋アートセンター
ブックデザイン 若山嘉代子(レスパース)