パリ・下北沢 猫物語 フジ子・へミング
「猫と音楽はわたしにとって人生そのもの。 悲しいときも、辛いときも、うれしいときも、どんなときにも力になってくれる。 ありがとう。私の愛する猫たち―。」苦難の人生を歩いたフジ子・へミングをいつも支えた猫たちの物語。フジ子さんを取り巻く猫たちのかわいい写真満載。フジ子さん所有の猫グッズ、猫をテーマにしたフジ子さんの作品も収録。
- 書籍:定価1760円(本体1,600円)
- 2007.03発行
内容
パリと東京・下北沢に拠点をおき世界を駆け巡る人気ピアニスト、フジ子・へミングさんを支える25匹の猫たちと2匹の犬たちとの交流の物語。子供のころからの動物好きのフジ子さん。気がつけばいつも猫たちに囲まれていた。そんな子供のころの猫の思い出から、苦難の時代を支えたドイツでともに暮らした猫たち、パリで住んだ3つのアパルトマンでの猫たちとの生活など、フジ子さんと猫たちの歴史を綴る。パリと下北沢の自宅で撮りおろしたかわいい25匹の猫ショットも満載。ほかにフジ子さん作の猫をテーマにした絵、描きおろしのイラストなども見逃せません。
目次
第一章 私と猫のエチュード
第二章 パリー朝日のなかに猫のぬくもり
第三章 下北沢ー幸せを運ぶ猫の視線
第四章 天国の猫たちへのレクイエム
著者
フジ子・ヘミング(Ingrid Fujiko v. Georgii-Hemming)
東京音楽学校(現・東京芸術大学)出身のピアニスト、大月投網子とロシア系スウェーデン人画家/建築家ジョスタ・ゲオルギー・ヘミングを両親としてベルリンに生まれる。片耳が不自由というハンディを乗り越えてピアニストとしてパリ、東京に居をかまえ活躍。全部で20数匹の猫を飼う、自他ともに認める猫好き。
●装丁・本文デザイン/マツダオフィス
●撮影/山下郁夫