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知的資本論
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知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来

知的資本論

財務資本から知的資本へ――。すべての企業が資本価値を見直す時が来た。そして、すべての働く人たちは「企画」という知的生産物を生み出し、新しい働き方を獲得する未来に向かう。常に挑戦を続けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)社長・増田宗昭による、新しい時代の組織論、時代認識論、そして〝自由〞について。

  • 書籍:定価1980円(本体1,800円)
  • 電子書籍:定価1584円(本体1,440円)
  • 2014.10発行
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内容

財務資本から知的資本へ――。
すべての企業が資本価値を見直す時が来た。

そして、すべての働く人たちは「企画」という知的生産物を生み出し、
新しい働き方を獲得する未来に向かう。
「代官山 蔦屋書店」や佐賀県の武雄市図書館など、話題の施設を作ってきた
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)社長・増田宗昭による、
新しい時代の組織論、時代認識論。
知的資本を使って、マーケティングとクリエイティブ、理論と感性、
システムとエモーションの交点に立ち上がる同社の企画、
そして、自由の真価についても語る。
 
 |  すべての会社員へ――  |
 |  あなたのいるところが  |
 |  営業部でも経理部でも  |
 |  そんなことは関係ない。 |
 |  企画マンになれ。    |
 |  デザイナーになれ。   |
 |  そして自由を生き抜く  |
 |  覚悟をもて。      |

目次

序 武雄市長・樋渡啓祐氏との対話
  知的資本の時代へ

起 デザイナーしか生き残れない

承 書物たちが革命を起こす

転 実は夢しか実現しない

結 会社のカタチはメッセージ

終 副産物が幸福感を生み出す
  ――あとがきに代えて――

CCC Chronicle

略歴

増田宗昭(ますだ・むねあき)

1951年生まれ、大阪府枚方市出身。日本全国に1400店以上を数えるTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)代表取締役社長兼CEO。同志社大学を卒業後、株式会社鈴屋に入社。軽井沢ベルコモンズの開発などに携わった後、同社を退社。1983年に「蔦屋書店 枚方店」をオープンさせ、1985年にCCCを設立する。同社は2003年に、業種横断的な共通ポイントサービス「Tポイント」をスタートさせ、その会員数を4918万(2014年7月末現在)までに拡大させるなど、多様な事業を展開。2011年には団塊世代を中心とした大人たち〝プレミアエイジ〞のための文化空間「代官山 蔦屋書店」と、上質な生活提案を行う個性的なテナント群から構成される「代官山T-SITE」を東京都渋谷区にオープンさせ、さらに佐賀県武雄市では「代官山 蔦屋書店」のコンセプトを公共施設の中に大胆に取り込んだ「武雄市図書館」の運営を2013年に開始。この図書館は開館13ケ月にして入館者が100万人を突破するなど、大きな話題を集めている。

●ブックデザイン/堀 康太郎
●写真/岡田 敦
●編集/星野智之
●企画/元永純代