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最高の人材を見いだす技術
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トップアスリート量産地に学ぶ 最高の人材を見いだす技術

ラスムス・アンカーセン 著

清水由貴子 著

磯川典子 著

最高の人材を見いだす技術

●なぜ世界最高の短距離選手のほとんどがジャマイカ出身なのか?

●なぜ世界ランク上位の女子プロゴルファーの35%が韓国人なのか?

――元プロサッカー選手のビジネスコーチが世界6カ所の「人材の宝庫」から導き出した能力開発の秘訣。

  • 書籍:定価1870円(本体1,700円)
  • 2012.12発行
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内容

【才能とは何か。どうやって見極め、育てるのか】

●なぜ世界最高の短距離選手のほとんどがジャマイカの1陸上クラブの出身なのか?
●なぜ世界ランク上位の女子プロゴルファーの35%が韓国人なのか?
●なぜエチオピアのある村から世界屈指の中距離ランナーが何人も輩出しているのか?
●なぜロシアは2、3年で女子テニス世界ランク上位の25%を占めるようになったか?
●なぜケニアには世界一の長距離ランナーを継続的に送り出す村があるのか?
●なぜ欧州チャンピオンズ・リーグに南米ブラジルから67人もが出場しているのか?

ジャマイカ、韓国、エチオピア、ロシア、ケニア、ブラジル――元プロサッカー選手のビジネスコーチが、世界6カ所の「人材の宝庫(ゴールドマイン)」を訪ね、世界トップクラスの才能を輩出する秘訣を探り出した。そこからわかったのは、スポーツに限らず、どんな分野にも応用できる能力開発の「8つのコンセプト」。他者が見逃した才能を見極め、明日のスーパースターを発掘する方法だ。

【8つのコンセプト】
才能・人材発掘・訓練・信念・心構え・指導力・子育て・モチベーション

目次

シモン・シェアー問題

八つのゴールドマイン・コンセプト

1 秘密がないことが秘密 

偉人たちの校庭
ランナー遺伝子神話
才能は存在するが、どこにでもある
「十分」という概念
能力のフル活用という考え方
ゴールドマインは築くものであり、発見するものではない
「才能」でけっして忘れてはいけないこと

2 見た目で判断するべからず

無名の世界的スター
ヤムイモ効果
アメリカの高校で指導する陸上コーチを打倒せよ!
裸足のスプリンターたち
MVP効果
〝見逃しようがない〟選手は避ける
ささやく才能
スーパースターの見つけ方
見た目で判断するべからず
1.パフォーマンスの問題ではない――パフォーマンスの陰にあるストーリーが大切なのだ
2.致命的な弱点とチャンスの違いを知る
3.門戸を狭めすぎない
4.技術よりも情熱を優先させろ
有望な人材をスカウトするうえで最後に言っておきたいこと
「人材発掘」でけっして忘れてはいけないこと

3 人生は短い、だからすぐにはじめよう

銃と金と、宗教としてのサッカー
コパカバナは過大評価されている
スカウトはストリートで
エキスパートたちを研究する専門家
六歳の少女とヒッティング・パートナー
教科書を抱えて走る
早くはじめる人ほど有利になる
絶好のチャンス
早くはじめる理由
ほかにすることがない
選択肢の矛盾
子供のころからはじめよう
「訓練」でけっして忘れてはいけないこと

4 あきらめのメカニズム

彼にできるのなら、自分にもできる
何が何でも世界記録
誇り高きケニア選手
信じる力
行動におけるプラセボ効果
知識のデメリット
イメージを描く
石を投げれば世界記録保持者に当たる
次々と誕生するスター
悪夢のトレーニング
知識の功罪
疲れるのは身体ではなく脳
科学革命の始まり
あきらめる
自信にまさるものはない
疲れを感じない方法
限界のない世界
「信念」でけっして忘れてはいけないこと

5 成功は設備よりも考え方

快適すぎるのは禁物
かつての天才少年
ペレの再来
記録に次ぐ記録
思いもよらぬ大誤算
ふつうの人が嘘つきに
神童問題
自己満足の罠
神聖で満たされない心
すばやいフィードバック
まだ道は続く
「心構え」でけっして忘れてはいけないこと

6 ゴッドファーザー

知識ではなく興味からはじめる
成功は二者択一ではない
コルム・オコンネル――ケニアの人材の宝庫のゴッドファーザー
パク・ウォン――韓国の人材の宝庫のゴッドファーザー
センタエフ・エシェトゥ――エチオピアの人材の宝庫のゴッドファーザー
スティーブン・フランシス――ジャマイカの人材の宝庫のゴッドファーザー
「ゴッドファーザーの指導力」でけっして忘れてはいけないこと

7   かわいい子には無理をさせろ

脱出手段としてのテニス
鬱積した野心
次世代のロシアを担う選手
ハングリー・ペアレント
失敗に次ぐ失敗
意欲はお金では買えない
韓国のゴルフ・パパ
子ではなく親を選ぶ
好きになることを覚える
子育てのジレンマ
練習に行かなければチームをやめる
強制はタブー?
何もしないほうが楽
「子育て」でけっして忘れてはいけないこと

8 勝利を呼びこむ

勝敗の分かれ目
大切なのは根性
ロールモデルの威力
誰にでもできる
陸上競技のDNA
好きなだけではダメ
練習して、眠って、食べて……ひたすらそれの繰り返し
気が散らない環境
生きる意味を求めて
シェリー=アン・フレイザーに勝つ方法
順境でのハングリー精神
「モチベーション」でけっして忘れてはいけないこと

エピローグ

謝辞

訳者あとがき

参考文献

著者略歴

[著者]
ラスムス・アンカーセン Rasmus Ankersen
1983年生まれ。デンマーク出身。ベストセラー作家。能力開発分野で講演活動を行なうかたわら、アドバイザーとして世界中の企業やアスリートから厚い信頼を受けている。22歳で処女作『The DNA of a Winner』(未邦訳)を発表。その1年後には、アナス・フォー・ラスムセンNATO事務総長、レゴ・グループのヨアン・ヴィー・クヌッドストープCEOなど、世界の著名なリーダー25人を実際に調査して書きあげた第2作『Leader DNA』(未邦訳)を発表、デンマークで販売されているリーダーシップ関連書籍のなかでは、5年連続で売上ナンバーワンを記録するなど高い評価を受けている。デンマークのベアリングスケ・ビジネス・マガジン(Berlingske Business Magazine)から賞を授与され、デンマーク3大ビジネス・タレントのひとりとして名を連ねている。最近ではデンマークの首相から新作『The Danish Dream』への寄稿を依頼された。

アンカーセンは本書で、すぐれたパフォーマンスの秘密にまた一段、深く切りこんでいる。世界のトップアスリートたちと実際に生活をともにし、そのトレーニングを肌で体感することで、この分野で唯一のエキスパートとしての地位を確立したといえるだろう。ロンドンに戻ったいまは、実例と結果から導き出したノウハウを駆使して、世界水準のパフォーマンスを実現する「人ゴ ールドマイン材の宝庫」の築き方を組織や企業に指南している。
公式サイト www.thegoldmineeffect.com
ヘンリク・ヒルドガード Henrik Hyldgaard
本書の共著者。この3年間、アンカーセンの論スパーリング・パートナー争相手を務めてきた。専門はブランド戦略とビジネス創造。
公式サイト www.hotelcreativity.com[訳者]
清水由貴子(しみず・ゆきこ)

1968年生まれ、東京都出身。上智大学外国語学部卒。おもな訳書に、S・ノーレン=ホークセマ『なぜか考えすぎる女性のストレス脱出法』(PHP)、H・ブロンソン他『30日で失恋から立ち直る方法』(ソニー・マガジンズ)、L・シルバー『片づけ下手な右脳人間のための整理本』(主婦の友社)、S・セルヴェンティ他『パスタの歴史』(原書房)、B・シャーウィン『ICHIRO メジャーを震撼させた男』(共訳、朝日新聞社)など。
磯川典子(いそかわ・のりこ)
東京都出身。桜美林大学文学部英語英米文学科卒業。カピオラニ・コミュニティ・カレッジ卒業。

 

●装丁/神田昇和
●翻訳協力/リベル
●校正/円水社
●DTP/朝日メディアインターナショナル

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【才能とは何か。どうやって見極め、育てるのか】

●なぜ世界最高の短距離選手のほとんどがジャマイカの1陸上クラブの出身なのか?
●なぜ世界ランク上位の女子プロゴルファーの35%が韓国人なのか?
●なぜエチオピアのある村から世界屈指の中距離ランナーが何人も輩出しているのか?
●なぜロシアは2、3年で女子テニス世界ランク上位の25%を占めるようになったか?
●なぜケニアには世界一の長距離ランナーを継続的に送り出す村があるのか?
●なぜ欧州チャンピオンズ・リーグに南米ブラジルから67人もが出場しているのか?

ジャマイカ、韓国、エチオピア、ロシア、ケニア、ブラジル――元プロサッカー選手のビジネスコーチが、世界6カ所の「人材の宝庫(ゴールドマイン)」を訪ね、世界トップクラスの才能を輩出する秘訣を探り出した。そこからわかったのは、スポーツに限らず、どんな分野にも応用できる能力開発の「8つのコンセプト」。他者が見逃した才能を見極め、明日のスーパースターを発掘する方法だ。

【8つのコンセプト】
才能・人材発掘・訓練・信念・心構え・指導力・子育て・モチベーション