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ペンブックス ユダヤとは何か。 聖地エルサレムへ

ユダヤとは何か。
ペン編集部 編
市川裕 監修
  • 書籍:¥1,600(税別)
  • A5判・並製/172ページ
  • ISBN978-4-484-12238-0 C0070
  • 2012.12発行
キリスト教、イスラム教の興りは、ユダヤ教の聖典にそのルーツを持つ。それにもかかわらず、ユダヤ人という存在は、約2000年前から排斥や迫害の対象となり、離散せざるを得なかった。それはなぜなのか。宗教、歴史、言語、そして現代文化から、ユダヤに迫る。

書籍

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内容

嘆きの壁、厳しい戒律、離散と迫害……。
キリスト教、イスラム教の興りは、ユダヤ教の聖典にそのルーツをもつ。
しかし、ユダヤ人は約2000年前から排斥や迫害の対象となり、世界各地に
離散せざるを得なかった。
そもそも、ユダヤ人とは誰か?ユダヤ教とは何か?
宗教、歴史、言語、そしてデザインや建築などの現代文化から
徹底的にユダヤに迫る。

目次

ユダヤ教とは何か? ユダヤ人とは誰か?
ユダヤ教とは何か? ユダヤ人とは誰か?
Q&Aで学ぶ、ユダヤの基礎知識
遡ること4000年、ユダヤの歴史を知る。
スファラディ、アシュケナジ、ミズラヒ系の人々。
ユダヤの歴史を語り継ぐヘブライ語。
神による啓示、聖典「トーラー」を学ぶ意味。
世紀の発見、最古の聖書を含む 「死海文書」。
ユダヤ教の視点で、「聖書」を読み解く。
民族の誇りの象徴、壮大な「マサダ」を望む。
ユダヤにまつわる出来事&世界の動き
 
エルサレム  ユダヤ、イスラム、キリスト3宗教の聖地
唯一絶対の神と結ばれた、「聖地」の変遷。
3つの宗教から見た、聖なるエルサレム。
ユダヤ教 かつての神殿の象徴、「嘆きの壁」で祈りたい。
イスラム教 石造りと金の屋根、対照的な建物ふたつ。
キリスト教 イエスの〝痛み〞が刻まれた、重要な巡礼地。
イエス生誕の地、ベツレヘムのミサに与る。
 
ユダヤ教徒の日常生活
ユダヤ人が、エルサレムに住む意味とは?
地域住民を牽引する、ラビの1日に密着。
シナゴーグとは、こんな役目を果たす場所です。
生涯を鮮やかに彩る、さまざまな祭りや儀式。
ユダヤ宗教学校では、何を学んでいるのか。
超正統派の人々が暮らす、未知のエリアへ。
ユダヤにルーツを持つ、世界の新世代たち。
「つながる」ために活動する、ふたつの組織。
映画で見る超正統派、2つの家族の物語。
 
ユダヤの記憶と建築
ユダヤの歴史と記憶を刻んだ博物館。
イスラエル博物館 ユダヤ館 離散したユダヤ人たちが築いた、独自の文化。
イスラエル博物館 考古学館 異文化融合のプロセスに、古代イスラエルを見る。
ホロコースト歴史博物館 ホロコーストの歴史を体現し、見る者を圧倒
ハダッサ病院のシナゴーグ シャガールが描いた、ユダヤのための窓。
ダニエル・リベスキンド、記憶の建築家。
世界各地におけるユダヤの記憶と継承。
 
現代文化の中のユダヤ
歴史とモダン建築、テルアビブを再発見。
いま訪れたい、アートとデザインの殿堂。
テルアビブ美術館・新館
デザイン・ミュージアム・ホロン
ミュージアム・オン・ザ・シーム
タレンツ・デザイン・アイコンズ
イスラエル博物館 現代美術館
祖国こそ、私のインスピレーションの源。
地下に広がる〝無”の空間の中で、自分と向き合う。 ミハ・ウルマン   
すべてを記憶してきた石が、「場所」 を生み出す。 ミハル・ロブナー   
死海を通じて、祖国とヨルダンに橋をかけたい。 シガリット・ランダウ 
世界に影響を与える、ユダヤ系の人々。

略歴

[監修者]
市川裕(いちかわ・ひろし)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。専門は宗教史学、ユダヤ教。主な著書に「バビロニア・タルムード・マッコート篇」(翻訳監修・解説、三貴 1996年)、「ユダヤ教の精神構造」(東京大学出版会 2004年)、「ユダヤ人と国民国家」(共編、岩波書店 2008年)、「宗教の世界史 ユダヤ教の歴史」(2009年 山川出版社)など。
●ブックデザイン/SANKAKUSHA
●カバーデザイン/黒羽拓明(SANKAKUSHA)
●校閲/麦秋アートセンター