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メイク・スペース
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メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方

スコット・ドーリー/スコット・ウィットフト 共著

イトーキ オフィス総合研究所 著

藤原朝子 著

メイク・スペース

空間が人を創造的し、チームの力を引き出す――イノベーターを育てるdスクールの空間づくりの実践と知恵が一冊に! グループワークの効果を最大化するツールとは。

  • 書籍:定価3960円(本体3,600円)
  • 電子書籍:定価3168円(本体2,880円)
  • 2012.11発行
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内容

イノベーターを育てるdスクールの
スペースづくりの実践と知恵が一冊に!

イノベーションの源となる自由な発想と活発なコラボレーションを生み出すには、それに適した「スペース」が必要だ。しかも、それはプロジェクトの規模や性質、そして進捗状況に応じて進化しなくてはならない。だが、どうすれば、スペースは進化できるのだろうか。
 
本書では、dスクール設立以来の経験を元に、グループワークの効果を最大化するような自作家具やツール、それらの設置と運用のしかたなど、環境づくりのヒントを紹介。また、これらの基盤となっているさまざまな研究や洞察も豊富に収録する。
 
オフィスで、学校で、そして家庭でも役に立つ、クリエイティブな環境づくりの秘訣を、dスクールの教官たちみずからが明かした「スペース」のバイブル!!
 
私たちはイノベーションをチームスポーツであると考えている。だからイノベーションのためには「自分」のスペースよりも、「自分たちの」スペースを増やす必要がある。コラボレーションや創造的な活動は特定の場所に束縛されるものではない。それらはいろんな人や、場所や、ものの見方を吸収しながら、スペース全体とともに進化していくものだ。
――序文 デイヴィッド・ケリー (dスクール共同創設者、IDEO創設者)

略歴

[著者]
スコット・ドーリー Scott Doorley
スタンフォード大学dスクールのクリエイティブ・ディレクターで「環境コラボラティブ」共同ディレクター。デザインとメディア芸術の接点をテーマに、ストーリーテリング、ビジュアル・コミュニケーション、即興劇、デジタルメディアなどについて教えている。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で映画を学んだのち、スタンフォードで学習法、デザイン、テクノロジーの分野で修士号を取得。アーティストとして、物理的コンテクストとデジタルメディアがいかに人間の体験に役立つかを探求している。

スコット・ウィットフト Scott Witthoft
dスクール「環境コラボラティブ」共同ディレクター。スタンフォード大学講師として人間中心デザイン、ストーリーテリング、ビジュアル・コミュニケーションを教えている。またエンジニア、デザイナーとして、システム内のインタラクションを理解し操作する方法を追求、その活動範囲は科学捜査から家具デザイン、カリキュラムデザインまで多岐にわたる。ワシントン大学で土木工学を学び、テキサス大学で修士号、またスタンフォードでプロダクトデザインの修士号を取得。

[監修者]
イトーキ オフィス総合研究所
株式会社イトーキのリサーチ部門として2011年に設立された。社会変革を観察・研究し、未来の働き方や働く場について社内外に提言している。

[訳者]
藤原朝子(ふじわら・ともこ)
翻訳者。学習院女子大学非常勤講師。ニューズウィーク日本版などで翻訳を担当。訳書に『「オバマ」のつくり方』、『ハーバードビジネススクールが教えてくれたこと、教えてくれなかったこと』(ともに阪急コミュニケーションズ)など。慶應大卒。

●装丁・本文デザイン/松田行正+日向麻梨子(マツダオフィス)
●組版・DTP/三井康司
●編集協力/小都一郎