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アイデアのつくり方

アイデアのつくり方
ジェームス・W・ヤング 著
今井茂雄 訳
竹内 均 解説
  • 書籍:¥800(税別)
  • 新書判・上製 /104ページ
  • ISBN978-4-484-88104-1
  • 1988.03発行

“どうやってアイデアを手に入れるか”への解答がここにある! アメリカの超ロングセラーが現代に問う先進の発想術。60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。

書籍

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内容

アイデアはどうしたら手に入るか――

その解答がここにある! 
アメリカの超ロングセラーが明かす究極の発想術。
 
60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。“アイデアをどうやって手に入れるか”という質問への解答がここにある。

目次

序――ウィリアム・バーンバック

 
日本の読者のみなさんに
 
まえがき
 
この考察をはじめたいきさつ
 
経験による公式
 
パレートの学説
 
心を訓練すること
 
既存の要素を組み合わせること
 
アイデアは新しい組み合わせである
心の消化過程
 
つねにそれを考えていること
 
最後の段階
 
ニ、三の追記
 
解説――竹内 均
 
訳者あとがき

序文より

この小さな本のなかで、ヤング氏は、もっとも学術的で詳細な広告原論よりもさらに貴重なことを私たちに教えてくれている。

個々のコミュニケーションの骨や肉にあたるものだけではなく、その魂ともいうべきアイデアを語っているからだ。
 
生化学者は、大した費用もかけずに人間の肉体を組み合わせることができる。
しかし、人体に生命の火をスパークさせることはできない。
ヤング氏がここに書いているのは、創造のスパーク、アイデアなのだ。
 
アイデアこそが広告に精神と生命を吹きこむ。
広告制作者がその手腕を発揮する上で、これより大切なものはない。
 
創造の過程における心の営みを記述するときのヤング氏は、
私たちのもっとも偉大な思索家たちの幾人かの人々の伝統に連列なる人物である。
 
バートランド・ラッセルやアルバート・アインシュタインのような科学の巨人が、
このテーマで彼とほぼ同じ趣旨のことを説いているということが、ヤングの偉大さの何よりの証しだ。
 
知識はすぐれた創造的思考の基礎ではあるが、十分でない。
知識は、よく消化されて、最終的に、新鮮な組み合わせと関連性をもった姿となって
心に浮かび出てこなければ意味がない、という点で彼らの意見は一致する。
 
アインシュタインはこれを直観と呼び、直観だけが新しい洞察に到達する唯一の道だと言っている。
 
手に入れたアイデアが価値あるものかどうかは保証の限りではない。
このことを言ったのはヤング氏がはじめてだったのではないか。
 
アイデアの良し悪しは、遺伝子までも含めてあなたのもつすべての資質と能力できまるものだ。
しかし、ヤングがこの本で単純明快にまとめた手法に従ってアイデアづくりに取り組めば、
あなたは自分の能力と素質のすべてを最大限に生かせることになるだろう。
この問題の核心に触れることができるのはヤング氏のおかげである。
 
長年にわたって広告活動に携った結果、
適確でドラマチックなアイデアの作成がコミュニケーションを成功させる鍵だということを、彼は体得したのである。
 
彼はそのことを鮮明に私たちに理解させてくれるばかりでなく、
その目標に向かってゆく道筋へも教示してくれている。

著者

ジェームス・W・ヤング(James Webb Young)
1886年-1973年。アメリカ最大の広告代理店・トムプソン社の常任最高顧問、アメリカ広告代理業協会の会長などを歴任。広告審議会(AC)の設立者で元チェアマン。

訳者

今井茂雄(いまい・しげお)
1920年大阪生まれ。大阪商科大学(旧制)卒業後、毎日新聞社(大阪)入社。その後、1961年サントリー株式会社に入社、宣伝部勤務。1982年同社退職後、著訳活動に入る。訳書に『プレゼンテーション・成功の秘訣13』(阪急コミュニケーションズ)などがある。

●装丁/川上成夫