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魔法の1・2・3方式 「言い聞かせる」をやめればしつけはうまくいく!

「言い聞かせる」をやめればしつけはうまくいく!
トーマス・W・フェラン 著
小川捷子 訳
  • 書籍:¥1,400(税別)
  • 四六判・並製/296ページ
  • ISBN978-4-484-12104-8 C0037
  • 2012.03発行

しつけの大きな間違いは、親がしゃべりすぎる&感情的になること。かんしゃく、口ごたえ、けんかなどの「やめさせたいこと」と、ご飯を食べる、片づける、宿題をするなどの「させたいこと」が驚くほどシンプルにできる!

書籍

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内容

「何回同じこと言わせるの!」「すぐにやりなさいって言ってるでしょ!」こんなセリフを毎日繰り返して、しつけにイライラしていませんか? でも、子どもが言っても聞かないのは当たり前のこと。なぜなら、子どもは言葉や理屈ではわからないから。子どもは「小さな大人」ではないのです。

しつけに関する大きな間違いは、親が「しゃべりすぎる」「感情的になる」こと。魔法の1・2・3方式なら、かんしゃく、口ごたえ、きょうだいげんかなどの「やめさせたいこと」と、ご飯を食べる、片づける、宿題をするなどの「させたいこと」が驚くほどシンプルにできます!

アメリカで絶大な支持を得ているロングセラー育児書の最新版!

「はじめに」より

 子育ては世界で最も大切な仕事の一つであり、また人生において最も楽しい経験にもなり得るものです。小さな子どもというのは、愛嬌があって愛情深く、好奇心に溢れ、いきいきしていて一緒にいると楽しいものです。子育ては人生の他の分野では得ることのできない楽しみを味わわせてくれるのです。
 しかし、自分がしていることをよく理解していないと、「母」や「父」であることが驚くほどのフラストレーションになりかねません。極端な場合には情緒的、身体的虐待のもとになりかねません。こんなことでは、子どもにも大人にもよいことはありません。

 子どもは、「私の育て方」という練習マニュアルを携えて生まれてくるわけではありません。だからこそ、「魔法の1・2・3方式」のようなプログラムが必要なのです。
 「魔法の1・2・3方式」は、現在、世界各国で数百万人の親御さんたちをはじめ、育児に関わる多くのかたがたに活用されています。
 専門のカウンセラーや小児科の医師からも支持されており、さらに学校の先生も保護者のかたたちに「魔法の1・2・3方式」をすすめていらっしゃいます(逆に保護者のかたたちが「教員のための1・2・3方式」を先生にすすめてくださることもあるんです!)。

 どうしてこれほど多くのかたに受け入れられるのでしょうか? あるお母さんはこんなふうに言ってくれました。
 「『魔法の1・2・3方式』は覚えやすく、効果があるんです。子どもたちとの時間を再び楽しいと思えるようになりました」
 このプログラムが誕生してから25年以上がたちました。多くの親御さんたちから、「しつけに悩んだ時期もありましたが、立派に成人してくれました。子どもたちと一緒にいるのはとても楽しいんですよ」などということばをいただいています。
 「魔法の1・2・3方式」は、自制心があり、実力を発揮でき、幸せで、そして協調性のある大人へと子どもを成長させる手助けをします。
 また、簡単に覚えられるのですぐにでも始められます。

(中略)

 「魔法の1・2・3方式」を始めると、子どもの問題行動に対して、すべきこと、してはいけないこと、言うべきこと、言ってはいけないことがはっきりわかります。
 この方式によって、気持ちが不安定なときや機嫌の悪いとき、忙しいときでも、普段と同じように対処できるようになります(どれも、親である以上よくあることですよね)。
 変化はすぐに現れます。ただし、子どもたちは「協力する」ほうと「試す」ほうの二つのグループに分かれることを頭に入れておいてください。お子さんが「協力する」グループなら、むろん問題はありません。けれども「試す」ほうだった場合、新しいしつけ法に対して挑発してくるでしょう。
 それでも、信念(議論しない、大声を出さない、叩かない)を貫けば、1週間から10日ほどで大多数の「試し屋」たちを落ち着かせることができます。

目次

はじめに

「魔法の1・2・3方式」を始める前に

1 基礎となる大切な考え方
育児は「専門職」/3つの「親の仕事」/「子どもは小さな大人」という思いこみ/2つの大きな間違い

2 「やめさせたいこと」への対処法
カウント法とは?/よくある質問/外出先では?/きょうだいげんか、かんしゃくを起こす、すねる/カウントの始め方

3 子どもの「試す」「操作する」という戦術
大人を試し、操作しようとする6つの戦術/正しくカウントするための実例集/トゥイーンの起こす重大な問題

4 「させたいこと」を習慣づけるには
「させたいこと」を促すための7つの方法/起床してから家を出るまで/掃除と手伝い/夕食の時間/宿題/寝かしつけてから朝まで

5 親子の絆を強めるには
子どもの話を聞く/本当の魔法「一対一」を楽しむ/話をしてもいいのはどんなとき?/問題はみんなで解決する/パソコン、ゲーム、携帯電話との付き合い方

6 新しい家庭生活の始まり
うまくいかないときは/さあ、新しい人生へ

訳者あとがき

略歴

[著者]
トーマス・W・フェラン  Thomas W. Phelan

臨床心理学者。子どものしつけと注意欠陥障害に関する著書によって、国際的に知られている。テレビやラジオの出演も多い。1972年に開業し、カウンセリングを行っている。

[訳者]
小川捷子(おがわ・しょうこ)
翻訳家。主な訳書に『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術』『ムカつく相手にもはっきり伝えるオトナの交渉術』(阪急コミュニケーションズ)、『月の癒し』(飛鳥新社)など。

●ブックデザイン/後藤葉子
●イラスト/田中麻里子