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最小の努力で概略をつかむ! IFRS決算書読解術

IFRS決算書読解術
望月実/花房幸範/三木孝則 共著
  • 書籍:¥1,600(税別)
  • A5判・並製/252ページ
  • ISBN978-4-484-12202-1 C0034
  • 2012.01発行

好評の「仕事に使える会計の本」第3弾。HOYA、住友商事、ダイムラー、BMWの決算書を使って、IFRS財務諸表のポイントをわかりやすく解説。IFRS(国際会計基準)で一足先にグローバルスタンダードな頭になる!

書籍

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内容

『有価証券報告書を使った決算書速読術』『最小限の数字でビジネスを見抜く決算書分析術』に続く、「仕事に使える会計の本」第3弾。
本書を読めば、
IFRSで財務3表はどう変わるのか?
サブプライム問題がIFRSに与えた影響は?
外国人投資家がHOYAに注目する理由は?
などがしっかり理解できます。

●仕事に使えるIFRSを身につけるためには、専門書などでIFRSの基準を理解するだけではなく、実際の財務諸表の数字がどのように変わるのかを理解することが大切です。本書では、HOYA、住友商事、ダイムラー、BMWなどの決算書を使って、IFRSが財務諸表に与える影響を解説しています。
●これまで、IFRS解説本の多くは財務諸表作成者向けで、財務諸表利用者(仕事に使うために決算書を読む人)が手軽に読めるものがありませんでした。本書は「仕事に使える会計の本」として、今後主流となるIFRSの全体像から実際の財務諸表の読み方、どのような経営指標が求められるのか、今後IFRSについての勉強をどう進めていくべきかまで、気鋭の公認会計士ができるだけ簡潔に解説しています。初学者から投資家、経営者、経理・財務担当者、システム担当者、会計士・コンサルタントまで、IFRSの全体像を短時間で理解したい方にお勧めです。

目次

まえがき――なぜ、IFRSは難しいのか?
本書の内容

【第1章】IFRSの基本
1 IFRSの歴史
2 IFRSをめぐる欧米の駆け引き
3 IFRSはどのように作られるのか
4 広義のIFRSと狭義のIFRS
5 大きく変わる決算書
6 資産・負債アプローチと包括利益
7 日本におけるIFRS の状況
コラム(1)日本基準とIFRS の時価評価の違い

【第2章】大きく変わる財務3表
1 IFRS財務諸表はこう変わる
2 住友商事とHOYAの財務諸表を比較する
コラム(2)感応度分析

【第3章】IFRSで変わる会計処理
1 売上の計上基準が変わる
2 有形固定資産の処理が変わる
3 無形資産の処理が変わる
4 持ち合い株式の処理が変わる
5 従業員給付の処理が変わる
6 リースの会計処理が変わる
7 連結の範囲が変わる
コラム(3)のれんは償却するべきか

【第4章】IFRS財務諸表分析のポイント
1 営業利益の数字が変わる
2 包括利益からマーケットリスクを読み取る
3 総資産、純資産の数字が変化する
4 当期利益の数字が変化する
5 経営指標の数字が変化する
6 企業間比較が難しくなる
7 効率良く財務分析を行うために
コラム(4)原則主義と概念フレームワーク

【第5章】IFRS財務諸表分析(1)──ダイムラーとBMWの財務数値を分析する
1 売上高と利益の推移
2 セグメント情報分析
3 ベンツとBMWはどちらが売れているのか
4 ROE、ROA、自己資本比率を比較する
5 財政状態計算書を比較する
6 キャッシュ・フローと有利子負債の推移
7 分析に使用した資料
コラム(5)ROEの本質を理解する

【第6章】IFRS財務諸表分析(2)── HOYAの有価証券報告書を分析する
1 主要な経営指標等の推移
2 経営者と同じ目線でビジネスを分析する──セグメント情報
3 ヒト── HOYAの従業員の概要を分析する
4 モノ(1)──会社を支える有形固定資産を分析する
5 モノ(2)──会社を支える無形資産を分析する
6 カネ(1)──キャッシュ・フロー計算書と有利子負債を分析する
7 カネ(2)──外国人投資家はなぜ、HOYAに注目するのか?
コラム(6)未来の財務3表

【第7章】さらにIFRSを学ぶための情報源
1 IFRS財団ホームページ
2 EDINET
3 仕事に役立つIFRS情報を入手できるホームページ
4 研修
5 書籍紹介
コラム(7)サブプライム問題とIFRS

あとがき

著者

望月 実(もちづき・みのる)
1972年愛知県名古屋市生まれ。立教大学卒業後、大手監査法人に入社。監査、株式公開業務、会計コンサルティング等を担当。2002年に独立し、望月公認会計士事務所を設立。現在は、就活やキャリアアップにおいて「数字センス」で状況を切り開いていく方法を伝えることをミッションとして、日本人を数字に強くするための活動を精力的に展開。執筆、講演、テレビ出演などを通じ、わかりやすく親身なアプローチと温かな視点には定評があり、切実な悩みを抱えながらもがんばっている就活生やビジネスマンの支持を集める。 著書に、『有価証券報告書を使った決算書速読術』『最小限の数字でビジネスを見抜く決算書分析術』『内定をもらえる人の会社研究術』『学生のうちに知っておきたい会計』(以上共著、阪急コミュニケーションズ)、『いいことが起こり続ける数字の習慣』(総合法令出版)、『「数字」は語る』(日本経済新聞出版社)、『問題は「数字センス」で8割解決する』(技術評論社)、『部下には数字で指示を出せ』『課長の会計力』『会計のトリセツ』『会計を使って経済ニュースの謎を解く』(以上日本実業出版社)がある。
「アカウンティング・インテリジェンス」http://ac-intelligence.jp

花房幸範(はなふさ・ゆきのり)
1975年鳥取県鳥取市生まれ。中央大学商学部卒業後、大手監査法人に入社。監査業務のほか、株式公開、デューデリジェンス業務等に携わる。その後、投資会社にて財務経理部長としてM&Aに従事。現在は会計コンサルタントとして中小企業から上場会社まで幅広く経営をサポート、企業のM&Aも手がける。また企業向けセミナー講師を多数務めるほか、農業を起点とする食ビジネスを中心に地域再生・活性化にも取り組んでいる。
著書に、『有価証券報告書を使った決算書速読術』『最小限の数字でビジネスを見抜く決算書分析術』『内定をもらえる人の会社研究術』『学生のうちに知っておきたい会計』(以上共著、阪急コミュニケーションズ)がある。
http://ja-jp.facebook.com/acworks

三木孝則(みき・たかのり)
1975年神奈川県横浜市生まれ。東京大学卒業後、大手監査法人2社で、監査、内部統制対応、内部監査支援、業務改善支援等のほかリスクマネジメント調査や各種セミナーを担当。公認会計士、公認内部監査人、公認情報システム監査人。2010年に独立し、株式会社ビズサプリを設立、IFRS導入のコンサルティングやIT監査に携わる。本質をはずさないながらも柔軟な考え方や知識の使い方を心得たコンサルティングで好評を集める一方、セミナー等を通じて会計や制度をわかりやすく噛み砕いて解説、日本企業の会計スキルの底上げや会計業界の質の向上にも注力している。
著書に『統制環境読本「脱文書化3点セット」で内部統制が変わる!会社が変わる!』(翔泳社)がある。(株)ビズサプリ http://biz-suppli.com/

●装丁・デザイン/轡田昭彦+坪井朋子