もっと知りたい戦国武将。

もっと知りたい戦国武将。
ペン編集部 編

  • 書籍:定価1650円(本体1,500円)
  • A5判・並製/136ページ(オールカラー)
  • ISBN978-4-484-10202-3
  • 2010.01発行

伊達政宗や上田宗箇ら武人たちの知られざる才能から、クリエイター集団・狩野派、甲冑や家紋のデザイン、はては戦国の城案内に、武将名言集まで。乱世を駆け抜けた男たちの美学、デザイン、生きざまを知る決定版!

書籍

Amazon 7net 楽天BOOKS

内容

天下を目指す戦国大名が、日本各地に群雄割拠した戦国時代。
それは日本史において、最も躍動的な時代だったといえる。
乱世を駆け抜けた男たちの生きざまは、エネルギッシュで刹那的、そして風流だった。
数多くの武勇伝の裏には、戦国武将たちの美学があったのだ。
香道を究めた伊達政宗、茶の湯を追求した古田織部、名庭を残した上田宗箇……
名だたる武人たちには、そんな知られざる才能があった。
さらには、自由闊達な甲冑のデザインや、美麗なる武器の意匠、
多彩な家紋のモチーフに、クリエイター一族・狩野派の輝き。
時を越えて伝わる彼らの美意識は、いまなお現代人の心を揺さぶる。

目次

日本史上、最も躍動的だった150年。

天下取りを目指し、覇権を競った名将たち。

戦国の武人の、知られざる才能に迫る。
伊達政宗 奥州の猛将が見せた、雅な香人としての顔。
古田織部 乱世のエネルギーをもって、茶を革新した男。
細川忠興 名門生まれ、渋好みのマルチプロデューサー
上田宗箇 武人ならではの力強さが宿る、作庭家の仕事。
藤堂高虎 数々の名城を築き上げた、当代随一の建築家。
宮本武蔵 剣の奥義をアートに昇華させた、剣豪の眼力。

生きるか死ぬかの、戦場に映る美意識。
奇抜な甲冑は、自己主張のデザインだ。
いまや美術品、猛者が愛用した刀・槍・銃。
歴史を変えた合戦にみる、画期的な戦術。
戦に臨む決意のほどが、旗印にひるがえる。

栄華をいまに伝える、権力者たちの夢の跡。
天空にそびえる、わずか12の現存天守。
覇者たちの土の城に、思いを馳せる旅へ。
信長や秀吉の愛した絵師、狩野派の輝き。
歴史のディテールを、探り出す喜び。
家紋のデザインに、込められた重要な意味。
知らなかった! 動乱の世の意外な現実。
大河ドラマを楽しむための、戦国用語集。
味噌がなくては戦にならぬ、その理由は?
往時を彷彿させる、現代の戦祭りを楽しむ。

名言から読み取る、戦国武将の真実。

編者

ペン編集部

●ブックデザイン/SANKAKUSHA
●カバーデザイン/佐藤光生(SANKAKUSHA)

Twitter