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ソウル発 これが韓国主義

これが韓国主義
黒田勝弘 著
  • 書籍:¥1,800(税別)
  • 電子書籍:¥1,440(税別)
  • 四六判・上製/316ページ
  • ISBN978-4-484-09210-2
  • 2009.05発行

韓国と日本、「似ているようで似ていない」でも、「違うようで似ている」両国。では、「韓国主義」とは何か?前大統領の“死”の真相は?北朝鮮の核実験再開の動機は?その背景にも迫る!

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内容

北朝鮮にバカにされる韓国、反日・愛国でなければ元気がでない韓国────。
在韓30年の日本人記者が、盧武鉉政権から李明博政権へと移行する10年間の大転換から、金正日体制と韓国の今後の情勢などを鋭くレポート!ソウルはいつでも燃えている。

前書き

 領土問題をはじめ韓国の対日ナショナリズムは、日本人のナショナリズムを大いに刺激してくれた。
 領土への関心や歴史評価、愛国心など日本人の「普通の国家」への歩みを促してくれている。
 一方、北朝鮮は日本人拉致問題や核開発、長距離ミサイル発射などによって、日本人に自国の安全保障や軍事問題への関心を大いに刺激してくれている。このまま北朝鮮の核開発が続けば、日本の核武装論を誘発することは間違いない。
 そう思えば、韓国や朝鮮半島の存在とその動きは、日本人の自己確認に大きく寄与しているということになる。韓国や朝鮮半島は決して「近くて遠い国」ではなく「近くて近い国」なのだ。この面白くてありがたい、まさに“韓国主義”の“隣人”を食わず嫌いではもったいない。(まえがきより)

目次

「韓国主義」をどう読むか──まえがきにかえて

第一章 韓国が北朝鮮にバカにされるこれだけの理由
● 「独裁体制保証」までして「首脳会談」にこだわる盧武鉉政権が北朝鮮と心中する日
● 金正日が激怒! 大ヒット映画『シュリ』に秘められた政治メッセージ
● 韓国人よ、ラングーン爆破テロ事件後の「対北報復爆撃論」を忘れたのか
● マッカーサー像まで引き倒しかねない親北派の「韓国否定」
● 「ソウルが平壌になる日」が冗談でなくなるアリラン祭りの熱狂
● 「北」の人権問題が「南」のアキレス腱になりつつある
● 「ニューレフト」を名乗るなら北の人権抑圧こそ最大の課題にせよ
● 再訪朝画策に秘められた金大中の「次なる野望」
● 盧武鉉政権の中枢にいるバリバリの親北・左翼元活動家の正体
● 金正日は韓国の隠れた大統領(?)
● 朝鮮戦争記念日に豊臣秀吉の話をする盧武鉉
● 「北の脅威」より「独島防衛」で韓国の仮想敵国は今や「日本」
● 学生運動レベルの国際感覚が生み出す外遊先での盧武鉉〝迷言集〟
● 北朝鮮「軍拡アリ地獄」の原点は「将軍様」の父親コンプレックスにあり
● 韓国人の〝核不感症〟を象徴する「民間防衛訓練」の手抜き
● 韓国は「ドイツに見習え」を日本ではなく北朝鮮に言うべきだ
● ブッシュの変身で勢いづく盧武鉉「反攻」と保守ハンナラ党の腰くだけ
● 敵地・ソウルには行きたくない金正日と「平壌訪問病」に冒された盧武鉉の奇妙な連帯感
● 「独裁」に続き「開放」「改革」も禁句になった韓国政府・マスコミの「対北弥縫策」
● 李明博「圧勝」の裏で取り沙汰された「スキャンダルの値段」と「金正日の密使」
● 核を捨てれば「四兆円基金」を創設という李明博「アメとムチ戦略」は奏功するか
● 「金正日重病説」に耳を塞ぐ韓国の「臆病風」はいつやむのか
● 〝韓国の日教組〟に毒された若者たちが「脅威は北ではなく日・米」
● デジュン(大中)とジョンイル(正日)の「DJ連帯」で対北「宣伝ビラ作戦」危うし

第二章 そんなに日本が気になるの?
● 外交文書公開でも証明された「戦後補償は支払い済み」という真実
● 盧大統領「日本よ、もっと謝罪せよ」演説の真意を質しただけで「失礼、無礼」の大合唱
● 韓国版『朝まで生テレビ!』に出演した「日本を代表する反韓・極右言論人」
● ベトナム人記者が韓国の反日狂騒に感じた大いなる違和感
● 日本人「クロダ記者」、韓国メディアに「別件逮捕」される
● 韓国の「反日」と中国の「激烈反日」とはここが違う
● 「愛国競争」と化した「反日言葉狩り」運動
● かえって韓国国民のストレスを深めた日本海「対日疑似戦争」
● 本気で韓国の反日に対処したいならなぜ「広報」に力を入れないのか?
● 気に食わなければ「極右」といって排除する韓国世論の「夜郞自大」
● 韓国の子供たちは「反日パブロフの犬」になっている
● 「北が貧しいのはアメリカのせい」反日を遥かに凌ぐ反米教育
● 日露戦争を韓国への「侵略戦争」と言い募る盧政権の「歴史歪曲」
● 「世界一の反日国家」と「世界一の親日国家」が同居する国
● 「韓国は急速に『日本離れ=脱日』に向かっている」は本当か?
● 二〇〇六年夏、韓国マスコミを賑わせる「新・親日派」と「反日帰化人」
● 第二次日韓歴史共同研究で日本を待ち受ける「教科書」「竹島」「日本海」三点セット
● 奇策、珍策連発でレームダック化に抗う盧武鉉の「最後っ屁」
● 「竹島の日」に行ってわかった、これでは竹島は返ってこない!
● 与党でも野党でも韓国大統領候補に反日パフォーマンスは欠かせない
● 人間と時代に対する想像力に全く欠けた韓国最高の文学者の「慰安婦発言非難」
● 反日を煽る政府・マスコミの足元で大いに盛り上がる「日流ブーム」
● 「ハルキも軍国主義!?」東大教授の妄言にさえ踊る日流ブームの広がり
● 炎上した南大門も「日帝による歴史歪曲」だって!?
● 日本統治時代見直しもこれが限界? 話題映画『モダンボーイ』の旧弊な結末

第三章 韓国は今日も荒れ模様
● 「ヨン様ブーム」の裏で忘れられた韓日男女の国際結婚哀史
● 世界の首脳を辟易(?)させる盧大統領の「情熱的な講義」
● 一〇〇年近く祖国を踏みにじった『ジンギスカン』放映の不思議
● 「怖い」と「汚い」が同居する韓国人の奇妙な中国観
● 韓国「全国共通テスト」に氾濫する反日・親北・左翼モノ
● 韓国の民主化進展を象徴する国会議員「セクハラ=性戯弄」騒動
● 是か非か! 韓国に飛び火したタイ・クーデター事件の思わぬ「波紋」
● 進歩派ですらいまだに囚われる「親の因果が子に報い」的思考
● 韓国人の痛いところを突いてしまった在米日本人女性の引き揚げ体験記
● 三十年前の光州事件を描いて大ヒット韓国映画に見る「華麗なる歴史歪曲」
● 長年の盟友=左派系新聞にまで袖にされた盧政権の断末魔
● 米大学乱射事件で「犯人は米国人」と言い始めた韓国社会の手のひら返し
● 記者室統廃合騒動でわかった盧武鉉とマスコミは「似た者同士」
● 白頭山「中国化」に透けて見える来るべき領土紛争への深謀遠慮
● 「古タイヤ」と揶揄される李会昌出馬で韓国大統領選「番狂わせ」はあるか
● 中国進出企業の労働争議で露呈した韓国経済「日中サンドイッチ」の窮地
● 李明博・新大統領が頼る「学閥」「教会」人脈に潜むアメリカの影
● さらば盧武鉉大統領! あなたは庶民派の顔をしたケンカ屋だった
● ハンナラ党〝内紛〟で韓国版「ねじれ国会」は四・九総選挙後も続く!?
● 「済州四・三事件」は虐殺か暴徒鎮圧か 
朝日新聞まで〝参戦〟した「自虐史観」論争
● 盧武鉉「太陽政策」で「お気楽な軍隊」になり果てた韓国軍が「戦士」へ戻り始めた
● 博物館建設で浮上した「慰安婦は抗日英雄か日帝協力者か」論争

第四章 ソウルはいつでも燃えている
● タクシー運転手がつぶやいた「W杯で韓国が早く負けて欲しい」理由
● 北朝鮮や中国に向けてこそ主張してもらいたい「人類普遍の良心」
● 「警官を守れデモ」まで登場する過激デモ大国の迷走
● サッカーではなく愛国を楽しんでいるW杯熱狂の舞台裏
● 左翼的価値浸透で強まるマスコミ・庶民の財閥・企業叩き
● ついに新造艦に「独島」と命名した韓国「国防ナショナリズム」の迷走
● アフガン「大量人質事件」を生んだ韓国人の宗教への異常な情熱
● 南北会談に沸く韓国で逆風・保守団体の大同団結成るか
● ソウル詣での日本の政治家は李明博流「実利外交」の計算を理解している
● 整形美人と「お姫さん病」と反米ローソク・デモの意外な関係
● 「食っていくため」なら違法露店商もOK 法より情の韓国社会にはデモが絶えない
● 狂牛病より怖い「デモ熱病」がついに保守系メディア攻撃に発展
● 狂牛病パニックの背景は「骨の髄」まで食べ尽くす食文化?
● 赤ちゃんを盾に機動隊と対峙する反政府デモ「乳母車部隊」の過激闘争
● 「反日」となれば左右問わず挙国一致する韓国の激しくも切ない「独島発熱」
● 国民の半数以上が賛同する「対馬も韓国領」決議案の大真面目
● ソウル市庁改修でまた出た! 「旧庁舎は日帝の陰謀」無理筋な〝論拠〟

著者

黒田勝弘(くろだ かつひろ)
1941年、大阪生まれ。京都大学経済学部卒業後、共同通信社に入社。ソウル支局長を経て、1989年より産経新聞ソウル支局長兼論説委員として活躍中。著書に『韓国人の歴史 観』『日韓新考』 など多数。
長年にわたる韓国での報道活動が認められ、1992年、ボーン・上田記念国際記者賞、2005年には日本記者クラブ賞と第53回菊池寛賞を受賞した。

●ブックデザイン/熊澤正人+内村佳奈