トップ > 新刊書籍 > 世界新資源戦争

世界新資源戦争 中国、ロシアが狙う新・覇権

世界新資源戦争
宮崎正弘 著
  • 書籍:品切れ
  • 電子書籍:¥1,280(税別)
  • 四六判・並製/224ページ
  • ISBN978-4-484-07218-0
  • 2007.06発行

新グレートゲームが開幕!“資源帝国”ロシアの野望、“資源爆食怪獣”中国の迷走……そして日本の資源戦略は?

書籍

Amazon 7net 楽天BOOKS

電子書籍

Amazon kindle 楽天kobo iBookStore honto Reader Store 紀伊國屋書店 BookLive

内容

石油、ガス、稀少金属(レアメタル)などの資源を巡る新グレートゲームが始まった。
欧米メジャーに替わって、ロシア、中国、イラン三ヵ国が加わり乱戦模様。
ロシアの露骨な資源戦略、石油消費国世界第二位の中国の資源爆食、中南米の資源国の反米包囲網と日本は資源を巡って孤立を強めつつあり、未曾有の危機に瀕しようとしている。
アジアにおける資源戦争の元凶である中国に対して、経済大国ニッポンの生き残る道を探る。

目次

プロローグ 欧米メジャーの凋落、中露イランの勃興
新“セブン・シスターズ”とは?
ガス戦争が焦眉の急を告げる
新グレートゲームが開幕
露骨な資源戦略、露骨な野望

第一章 プーチンのロシアは資源株式会社
「サハリン2」は、ロシアが横取り
泣かされているのは日本だけではない
唯一の兄弟国、ベラルーシとの紛争
グルジアのような小国にも凄いイジメ
石油基地=アゼルバイジャンの苦渋
ブルガリア、ギリシアに急接近
反ロシア感情が強いトルコに揺さぶりをかける
EUルートVSブルーストリーム
深刻なウクライナとの関係
トルクメニスタンに異常接近
EU供給ラインの多様化、ハブ争奪

第二章 “資源爆食怪獣”中国の迷走
“爆食怪獣”、チャイナの資源戦略
目に余るアフリカ諸国での資源漁り
中東産油国へも露骨に介入
火力、水力発電には問題あり
まだまだ何処へでも手を広げます
米国に追いつく軍事力
北京はプーチン路線を模倣?
米国は逆に軍縮で対応
中国による「大西洋同盟」の終わりの始まり?
日本は日豪安保条約へ

第三章 資源国の反米包囲網
「反米チャべスに続け!」が中南米の合い言葉
エタノール開発でも米、ブラジルに介入
南米は反米一辺倒から反中国へ
ミャンマーとカンボジアの鉱区も中国が
パキスタンは反米か、親米か
BRICsからVISTAへ
インドは中国包囲網の先頭足り得るか
イラクの油田は埋蔵が無尽蔵
「新イスラエル・ルート」の可能性は?
最大の産油国サウジアラビアは?
反米の盟主イランの核武装
アラブ穏健派も予防的に核武装へ

第四章 日本をめぐる資源戦争
ウランを求めてガザフスタン詣で
カザフスタンのロシア離脱戦略
カザフ―ポーランド石油回廊の意図
東シナ海のガス田で盗掘が続く
東シベリアの石油とガスをめぐるロシア国内の暗闘
騙す人がいるから騙される人がいる
資源確保は国家安全保障の一環
中国外交のホンネをさぐれ

第五章 パイプラインの国際政治学
西側分裂を仕掛けたプーチンの内憂外患
“最強の皇帝プーチン”、院政へ
バルト海を「第二のボスポラス海峡」化
ベルギーがパイプラインの中継拠点を狙って暗躍
ベルギーのダイヤモンド・コネクション
「夢はいらない、ガスがほしい」というハンガリー
EUはロシア経由の難民にも悩まされる
EUの団結に楔を打ち込む
KGB支配にも限界が
あのハリバートンが米国から逃げてゆく
日米の友好国オーストラリアも中国を特別待遇
親西姿勢だったナイジェリアも激変

第六章 中国エネルギー外交の限界
西部開発にも群がる華僑
救いようのない資源の無駄使い
台湾にも波及する被害
水を求めてシベリアへ
梅毒の蔓延と不良債権の膨張
拡大する貧富の格差、党内対立
アセアンとも貿易強化、資源にも触手
パキスタンにも中国の資源回廊を
朝鮮族も中国に悪感情
国内の反漢族地域の怨念
チベットの激甚な“華化”現象
ウイグル独立への暴走
資源爆食怪獣はどこへ行く?

エピローグ 日本の資源戦略を論ず
最先端のソフトエネルギーパス
地熱、風力そしてレアメタル
省エネと環境技術で世界一の日本

著者

宮崎正弘 (みやざき・まさひろ)
1946年金沢市に生まれる。早稲田大学中退。82年に『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以降、『日米先端特許戦争』『拉致』など問題作を矢継ぎ早に発表。中国ウォッチャーとしても中国全33省を踏破。主な著書は『中国大分裂』(文藝春秋)、『迷走中国の天国と地獄』(清流出版)、『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店)、『中国財閥の正体』(扶桑社)、『中国のいま、3年後、5年後、10年後』(並木書房)、『瀕死の中国』『中国瓦解』『中国から日本企業は撤退せよ』(阪急コミュニケーションズ)など。

●装丁/倉田明典