いい男をつかまえる恋愛会話力 相手との距離がグッと近づく50の魔術
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中谷彰宏 著
- 書籍:定価1430円(本体1,300円)
- 四六判・並製/192ページ
- ISBN978-4-484-06222-8
- 2006.05発行
男心をつかむ言葉は、日常会話とはちょっと違う。恋愛ベタな女性はそこがわかっていないのです!「恋愛の達人」中谷彰宏が、恋愛コミュニケーションの極意を教えます。
内容
この本は、こんなあなたのために書きました。
1.好きな人と、どう話していいかわからない人。
2.恋愛が、いつも長続きしない人。
3.美人で仕事もできるのに、素敵な恋人ができない人。
女性にとって、いくつであっても永遠のテーマ、「モテ女になる」。
そのために必要な、ちょっとした言葉の魔術を50フレーズ紹介しています。
目次
プロローグ
言葉と同時に、動く。
1章 恋愛会話力を上げるちょっとしたヒント。
どんな言葉も、ローテンション・不機嫌では、最低の言葉になる。
気持ちいい言葉は、「おいしそう」「おいしい」「おいしかった」の3段活用しよう。
できない時に「ムリムリ」と、言わない。
ぼかすと意味が伝わらない。
小さくても、通る声で話す。
気のきいたセリフを言うより、相手の言葉に切り返す。
2章 出会いを引き寄せる一言。
相手との偶然を、見つける。
思い起こす力が、物語のつじつまを合わせる。
仕事も恋も会話も、リズムを相手に合わせることのできる人が、うまくいく。
「よく言われる」は、相手をがっかりさせている。
敬語となれなれしさを、組み合わせる時、最も効果を発揮する。
「えっ、私からですか?」と言わない。
「お友達が、ファン」と言うより、「私がファン」と言おう。
「あの子のこと、どう思う?」で、チャンスをなくす。
女性同士で盛り上がる話は、男性をシラけさせている。
わからない話だからと、ムッとしない。
初対面でしないような話をする。
ぶっちゃけ話が、2人の距離を縮める。
下ネタは、逃げるとますますされる。
3章 あのヒトの心をつかむ恋愛会話。
「きっと、忙しく、頑張ってるね。頑張ってるあなたも、好き」。
何かをしてあげるより、何かをお願いしよう。
いろいろやってもらっている女性の方が、文句が多い。
「~してくれなくちゃイヤ」で、チャンスをなくす。
相手の理解力が足りないのではなくて、自分の説明力が足りないと考える。
相手に厳しく言うと、自分自身の反省を忘れる。
待ち合わせで、文句を言ってるのは、遅れて来た方。
「もう一度」に、ムッとしないで答えよう。
追い詰めない。
「今日、全然関係ない時に、あなたの匂いがしました」
「今日、友達と会うから、プレゼント、さりげなく、見せびらかしちゃおう」
「ほら、こんなにドキドキしてる」
「私のマンションは、普通、携帯つながらないのに、つながってしまうあなたは、さすがです」
「『私、彼がいます』って言っているのに、それでもひるまないあなたが、好き」
「私に、モテモテのあなたに」
4章 恋を終わらせないために気をつけること。
「じゃあ、愛って何?」 哲学的命題は突きつけない。
存在自体が、必要でいい。
「浮気してきて」と言われると、男性は浮気しない。
告白は、不安になった時にしてしまうので、うまくいかない。
浮気をした時が、終わりではない。問い詰めた時が、終わりだ。
5章 用意したセリフ、の一歩先にある「会話力」。
話をつないでいく力が、会話力だ。
ルックスよりも、会話力の5段階評価を上げる。
ルックスと会話力に同じ点数をつける人は、自己分析できていない。
「普通」「別に」「特になし」の3点セットの会話のマグロ女にならない。
会話のディテールに、とことんつき合う。
提案した時のリアクションが低いと、次の案をもらいにくい。
タクシーの運転手さんと盛り上がる話は、誰に話しても盛り上がる。
相手を否定しない。納得できる説明をつけていく。
お見舞いに行ったら、同室の患者さんともお話ししよう。
エピローグ
恋愛会話力のある女性とは、別れられない。
著者
中谷 彰宏(なかたに・あきひろ)
1959年4月14日、大阪生まれ。
早稲大学第一文学部演劇科卒業。
84年博報堂に入社後、8年間CMプランナーとしてテレビ、ラジオCMの企画・演出をする。
91年に独立、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
TV出演、講演活動、執筆活動など幅広い分野で活躍。
著書のテーマは、恋愛論・人生論からビジネス書、小説まで多岐にわたり、数多くのベストセラー、ロングセラーを世に送り出している。