家 ごはんと野球
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亜希 著
- 書籍:定価1815円(本体1650円)
- 電子書籍:定価1452円(本体1320円)
- 四六判・並製/288ページ
- ISBN978-4-484-22220-2
- 2022.11.02発行
文芸・エッセイ /
モデルとして、「AK+1」のディレクターとして活躍する亜希さんが、Instagramで2014年から8年にわたって綴っている日々の記録。
毎日のごはん、家族、仕事……。
つらいときこそ、忙しくする。
日常を変えない。
毎日を繰り返す。
きっと、この中に生きるヒントがあるはず。
「義母」「離婚」「逮捕」など、心情を吐露した書下ろしコラム数篇と、息子さんたちのインタビューも収録。
はじめに
この本は、Instagramに綴った私の8年間の日常の記録です。
それは、私がいろいろな人達から支えられ、歩んできた人生です。
こう見えて、たまにいい事言ってるんです。
だから、改めて読んで下さい。損はさせませんので。笑
そんなわけで、悩みました。
本のタイトル。
じゃじゃん。
【家】
うかんむりを屋根と例え、その下でそれぞれが支えあってるのが、
私の「家」という文字に対するイメージです。
その支えというのは、家族だったり仕事仲間だったり、
Instagramのファンの皆さんだったり……。
そして、カバーの文字は、長男が10年前に書いた
「家族」から1字とったものです。
当時、どんな思いでそれを書いたのかと思うと、
胸が締めつけられそうになりますが……。
昔あった家族としての綺麗なカタチは一度崩れてしまったけれど、
この文字のように、一本多かったり傾いてたり、
いびつで不気味なカタチは我が家そのものです。
(略)
昔は、子供達の心を抱きしめることが守ることだと思っていたものです。
しかし、それぞれが、それぞれに成長し、今や「実家」や「家」に、
私自身が元気な根っこを張っていくことが、
大切なものを守ることに繋がるような気がしています。
著者略歴
亜希(あき)
1969年、福井県生まれ。モデル、アパレルブランド「AK+1」のディレクションを務めながら、大学生と高校生の男児2人を育てている。食べ盛りの息子達に作り続ける豪快な家庭料理は、雑誌やテレビ、WEBメディアで話題に。明るく飾らない人柄が、幅広い層の女性に支持を得ている。
YouTube「亜希の母ちゃん食堂」を配信中。
2021年、オンラインサロン「亜希のまどい寮」を設立。
著書に『お弁当が知ってる家族のおはなし』『MY STYLE』(集英社)、『亜希のことば』(講談社)がある。
Instagram @shokatsu0414
亜希のまどい寮 https://www.aki-madoiryo.com/