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たたかわない生き方

たたかわない生き方
大下容子 著
  • 書籍:定価1540円(本体1400円)
  • 四六判・並製/180ページ
  • 978-4-484-21230-2
  • 9.28発売予定
大下アナの「たたかわない」という、「たたかい方」。

テレビ朝日の情報番組「ワイド!スクランブル」「大下容子ワイド!スクランブル」を23年にもわたって担当し、2002~17年には香取慎吾さんと「SmaSTATION!!」に出演。
また、20年には役員待遇・エグゼクティブアナウンサーに就任。

人気・実力ともそなえた大下アナがはじめて語る、仕事のこと、生きること、これからのこと。





書籍

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もくじ

第1章 私の毎日──23年目の「ワイド!スクランブル」
 生放送は「格闘」から始まる
 MCの理想は「よい審判」
 できるだけ穏やかに、淡々と など

第2章 失敗だらけのアナウンサー修業
 新人時代──ジャージで、赤坂の空に叫ぶ
 スポーツの楽しさに目覚めた98年
 まさか、私がワイドショーを? など

第3章 たたかわない生き方───組織の中でも自分らしく、無理なく
 争うのは、苦手です
 「慣れない」努力も必要
 人生、ソーシャルディスタンス など

第4章 人に会い、人に学ぶ
 いつも、人に教わってきた
 毎日の私を支えてくれる人たち など

第5章 大人からは「たたかう」努力も必要?
 メインMCとなって
 我慢しすぎず、言うべきときは言う
 「現状維持」に甘えない など

第6章 50歳、そしてこれから
 私のひそかな夢
 ひとりでゆっくり、静かに暮らす
 自分なりの「たたかい」を、これからも など


本文より

 振り返ってみると、私はいつも少数派でした。
 華やかなアナウンサーたちの中では、地味な存在。ワイドショーに加わってからは、 周りは男性ばかりで、打ち合わせにいる女性はほぼ私だけ。
 「これよりも、こっちのテーマのほうが面白い」「こうすれば、もっとよくなると思います」と言っても、うなずいてもらえず、ひとつ提案するたびに何倍も否定が返ってくるといったような状況が、長く、本当に長く続きました。
 それでも、与えられた役割を、自分なりに工夫しながらコツコツとこなしていくうちに、だんだん「これは大下らしいものの見方だね」「だったら採用してみようか」と言ってもらえる場面も増えてきました。
 私が30歳を過ぎたころ、当時アナウンス部長だった女性が「頑張っている人のことは、応援したくなるものよ」と励ましてくださったことがありました。自分がいま、言う側の年齢になると、その言葉に心から納得します。
(略)
 争わず、流れにさからわず、とにかく目の前の1日、一瞬を生きてきた......それは、ひとことで言うと、「他人と戦わない生き方」だったのかもしれません。
 でも、やっぱり長い年月の間には、自分なりのたたかいがあったように思います。


著者略歴

大下容子(おおした・ようこ)
株式会社テレビ朝日 エグゼクティブアナウンサー
1970年広島県生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。93年株式会社テレビ朝日入社。主に情報番組やバラエティ番組でMCを担当。現在は、「大下容子ワイド! スクランブル」(月~金、午前10時25分~午後1時 ※一部地域をのぞく)でメインMCを務める。


編集協力 大谷道子
装画 長場 雄
装幀 寄藤文平+古屋郁美(文平銀座)
校正 株式会社 文字工房燦光