どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門

ポモドーロ・テクニック入門

1ポモドーロ=25分。集中力は25分が限界。
世界中のエグゼクティブが実践する「ポモドーロ・テクニック」。先延ばしを減らし、生産性を改善し、時短化する。

「ポモドーロ・テクニック」で達成できるもの。
・集中力の向上
・意識の向上
・モチベーションを高める
・意志を強める
・見通す力を高める
・仕事や勉強のプロセスの改善
・粘り強くなる ……etc.

「ポモドーロ・テクニック」開発者による初の公式本!

多くの人にとって、時間は敵になっている。特に期限がある場合など、時間の経過によって引き起こされる不安は仕事や勉強の能率低下につながり、それが先延ばしの性向を生み出す。ポモドーロ・テクニックは、自分のやりたいことをやりたいように成し遂げ、仕事や勉強の成果を継続的に高めていけるように、時間を価値ある味方にすることを目的に編み出された。(「はじめに」より)

書籍

Amazon

目次

2018年版への序文
序文
はじめに
 
 
基礎
文脈
ポモドーロ・テクニックの目的
基本的前提
 
 
個人としての目標達成
要素と方法
目標Ⅰ――必要な労力の見極め
最初のポモドーロの開始
4回のポモドーロごとに
作業を完了させる
記録
改善
ポモドーロの性質
目標Ⅱ――中断を減らす
内的中断
シナリオ
外的中断
組織的な中断
記録――計画上の見込み違いの頻度を見通す
目標Ⅲ――必要な労力を見通す
1日のポモドーロの枠
大まかなシナリオ
見込みを記録する
事前の準備
目標Ⅳ――ポモドーロの効果を高める
ポモドーロの構成
ポモドーロのセットの構成
目標Ⅴ――予定表の作成
最善のシナリオ
中断が入った場合
予定表の最適化
目標Ⅵ――改善の目標の設定
 
 
チームとしての目標達成
 
ポモドーロ・テクニックのチームへの応用
チームが「目標の餌食」になってしまうことが起こりやすい
ポモドーロ・テクニックはチームの目標達成にどう役立つか
ポモドーロ・テクニックのツールをチームに応用する
チームの各メンバーがそれぞれポモドーロを実践するのか、それともチーム全体のためのポモドーロがあるのか
マイクロチームとは何か
なぜ、すべてのチームメンバーを1つのポモドーロにしないのか
チーム全員がミーティングに出られるようにするには
誰がポモドーロを設定するのか。誰がポモドーロの見通しを立てるのか。誰がポモドーロの記録をするのか
ポモドーロ・テクニックの各シートを修正する必要があるか
「今日やること」シートの修正
「記録」シートの修正
「仕事の在庫」シートの修正
チームに仕事を始めさせるシンプルな方法
ポモドーロ・ローテーション
ポモドーロのスナップ写真
チームには高度な手法が必要な理由
チームとして複雑な仕事や中断、支障に対処するうえで、ポモドーロ・テクニックをどう生かせるか
「カウンター方式」の実践
問題
解決策
メリットとデメリット
「ポモドーロ・ハッカソン」の実践
問題
解決策
メリットとデメリット
「破城槌」作戦
問題
解決
メリットとデメリット
 
結果
知見
習得に必要な時間
ポモドーロの長さ
休憩の長さを変える
時間感覚の変化
ポモドーロの音
ポモドーロを使う人たち
同じ場にいる人たち
ポモドーロの形
不安感
内的中断
次のポモドーロはもっとうまくいく
最適なタイマー
見通す力を高める
モチベーションとポモドーロ
完全に行き詰まってしまったら
ポモドーロの限界
ポモドーロ・テクニックを使うべきでない事柄
 
ポモドーロ・テクニックの熟達
「時間依存」の反転
複雑性への対処
休憩
観察と継続的なフィードバック
持続できるペース
次のステップ
 
参考文献
参照リスト
用語集
ルール
「今日やること」シート
「仕事の在庫」シート
「記録」シート

プロフィール

[著者]
フランチェスコ・シリロ Francesco Cirillo
コンサルタント、起業家。少ない時間と労力でより良い結果を達成する時間管理術「ポモドーロ・テクニック」の開発者。「ポモドーロ・テクニック」は効率性と生産性を上げる方法として、世界中のエグゼクティブに広まっている。ソフトウェア産業の最前線で20年以上働き、現在はソフトウェア業界、多国籍企業、起業家などのコンサルタントをつとめている。
 
[訳者]
斉藤裕一 Yuichi Saito
ニューヨーク大学大学院修了(ジャーナリズム専攻)。主な訳書に『マッキンゼー式 最強の成長戦略』(エクスナレッジ)、『「評判」はマネジメントせよ 企業の浮沈を左右するレピュテーション戦略』『脳のフィットネス完全マニュアル』『先延ばし克服完全メソッド』『ギグ・エコノミー襲来新しい市場・人材・ビジネスモデル』(以上、CCCメディアハウス)などがある。
 

装丁&本文デザイン 竹内淳子(株式会社新藤慶昌堂)
校閲 円水社

Twitter