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あなたが10年後に生き残っているために プログラミングを知らないビジネスパーソンのためのプログラミング講座

プログラミングを知らないビジネスパーソンのためのプログラミング講座
福嶋紀仁 著
  • 書籍:¥1500(税別)
  • 四六判・並製/224ページ
  • ISBN978-4-484-17233-0 C0030
  • 11.30発売予定
IT時代に不用品扱いされないための「必修科目」プログラミング。これから始めるビジネスパーソンが、まずはその入口を知るために最適の1冊。

書籍

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内容

プログラミングがビジネスパーソンの基礎能力とされる時代はすぐそこに!?
10年後に生き残っているために、今これだけは知っておこう!


2020年、小学校におけるプログラミング教育が必修化されることもあり、今後10年でプログラミングができる世代とできない(知らない)世代の「プログラミング格差」がますます進むことになります。英語、パソコンに続いてファイナンス、プログラミングが今後、ビジネスパーソンの必須スキルとなることは間違いないでしょう。
プログラミングはIT時代に不用品扱いされないための「必修科目」。
「これから」というビジネスパーソンの方は、ぜひ本書から始めてみてください。


「私は文系でプログラミングなんてやってきていない。いまさらプログラミング言語なんて……」と思うかもしれないが、恐れる必要はない。
プログラミングとは、コンピューターにやらせたいことを順序立てて箇条書きに書き出すだけである。日々、行っている業務を、コンピューターにわかる言語で箇条書きにすればそれでOK。重要なのは、「業務をどれだけ簡素に表現できるか」ということである。
つまり、業務に精通しているベテランビジネスパーソンこそ、よきプログラマーになれる素質を持っている、と言えるのだ。(「序章」より)

序章より

「プログラミングができて当たり前」の時代に生き残れるか

 IT化によって「ただのサラリーマン」は要らなくなる。
 もし、あなたが「ただのサラリーマン」なら、10年後に生き残ってはいられない。それは、現在の仕事がIT化によって10年後には要らなくなってしまう可能性が高いからだ。
 ここに、あなたが10年後に生き残れるか、チェックリストを用意したので、ぜひ試してみていただきたい。

あなたは何項目、当てはまる? 10年後に生き残れるかチェックリスト

1 仕事は日々のルーチンワークだ
2 インターネットを必要だと思わない
3 エクセルは面倒だ
4 インターネットでの検索は仕事に不必要である  
5 そもそもパソコンを仕事で使わない 
6 人とコミュニケーションを取るのが不得意だ
7 スマートフォンの機能を使い切れていないと思う
  もしくはスマートフォンを持っていない
8 IT化は自分の仕事の敵だと思う
9 論理的に物事を考えるのが苦手だ
10 プログラミングにまったく興味が持てない

 さて、何項目にチェックが入っただろうか。結論から言うと、3〜4つ該当すれば要注意、5つ以上の該当で危険領域である。
 IT社会の加速度的進化によって、これまで人がやってきた仕事は大きく変わることが予想されている。いまのところ本を書くのは人間がやっているが、作品によってはコンピューターが執筆することがあるかもしれない。
 専門用語を使った専門分野の説明ならば、AIのほうが正確さで人間よりも一枚上であろう。その場合、著作権はいったいどうなるのかという新たな問題は生じるだろうが、人間のやる仕事の領域が漸減していくことはほぼ間違いない。
 私的な見解ではあるが、IT化の進歩によってなくなりそうな仕事を次表に挙げてみた。

●AIとロボットによって10 年~ 20 年後に消える仕事
銀行の融資・窓口担当
学習塾講師
スポーツの審判
不動産ブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当
証券アナリスト
弁護士助手
税理士・公認会計士(税務申告代行)
翻訳
建設作業員
建設機械オペレーター
タクシー運転手
路線バス運転手
宅配配達員
電話オペレーター
家電アドバイザー
訪問販売員
給与・福利厚生担当
人事・採用担当
レジ係
一般事務
物流仕分け
ホテルの受付係
苦情処理係
歯科技工士
測量・地図製作
(※オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が同大学のカール・ベネディクト・フライ研究員とともに著した『雇用の未来? コンピューター化によって仕事は失われるのか』を参考に作成)

あなたは必ず生き残れる!

 プログラミングとは、コンピューターに「命令を与えること」。
 これがプログラミングそのものである。
 「私は文系でプログラミングなんてやってきていない。いまさらプログラミング言語なんて……」と思うかもしれないが、恐れる必要はない。
 プログラミングとは、コンピューターにやらせたいことを順序立てて箇条書きに書き出すだけである。日々、行っている業務を、コンピューターにわかる言語で箇条書きにすればそれでOK。重要なのは、「業務をどれだけ簡素に表現できるか」ということである。
 つまり、業務に精通しているベテランビジネスパーソンこそ、よきプログラマーになれる素質を持っている、と言えるのだ。

 「IT化によって要らなくなる仕事」は、正確に表現すれば「IT化によって自動システムに置き換わる仕事」である。業務に精通し、業務を簡素に表現できれば、あなたはプログラミングでその自動システムを構築する側になれる。
 つまり、現在「IT化によって要らなくなる仕事」に携わっていても、プログラミングを知っていればあなたは生き残れることになるのだ。






目次

序章 レッツ・プログラミング! でもその前に……

プログラミングは楽しい
プログラミングにはもの作りの楽しさがある
プログラミングは「知っててよかった」と思える知識
プログラミングが必要とされる理由
プログラミングで仕事が速くなる
プログラミングを知れば検索も速い
「プログラミングができて当たり前」の時代に生き残れるか
あなたは必ず生き残れる!

第1章 そもそもプログラミングとは何なのか?

Alt + F11キーでプログラミングの世界が広がる
プログラミングは一歩ずつ着実に
プログラムがないとコンピューターはどうなるのか
プログラムに不備があればコンピューターは動けない
家電の性能もプログラミング次第
AIだってプログラムで動いている
ビッグデータとAI
プログラミングが膨大な情報を操るカギ
エコシステムの可能性
コンピューターはプログラムをどうやって読んでいるのか
コンピューターウィルスの正体はプログラム
読めないウィルスには感染しない
プログラミングの約束ごと
プログラミングの3つの基本構造
反復構造はプログラミングの省エネ
変数、関数、演算子を使えればプログラミングの達人
関数はそれだけでもプログラム
基本の演算子は3つ

第2章 コピペで軽~くプログラミングを体験してみよう

実際にプログラミングしてコンピューターを動かそう
1 「メールチェックとスケジュールチェックが同時にできる」プログラミング
2 「指定時間にPCの電源を切る」をプログラミングしてみる
3 「部下がファイルをアップしたら上司にメールが飛んでくる」をプログラミングする
4 「メモを時系列でエクセルに保存する」をプログラミングする
5 「エクセルに画像を一括挿入する」をプログラミングする

第3章 プログラミングの実物で「変数」「順次構造」を学ぼう

エクセルのVBAを使ってプログラミング
プログラミングの手順
このプログラミングでエクセルがどう動くのか
プログラミングの実物で見る順次構造
プログラミングの実物で見る変数
変数は宣言することで有効になる
変数の型
タイプ別のデータ型
変数名のマイルール
変数に値を代入してみる
プログラミングの実物で見る変数の代入
プログラミングで変数を参照するとは
文字型変数の使い方

第4章 プログラミングの実物で「関数」「演算子」「選択・反復構造」を学ぼう

プログラミングの実物で見る関数
変数に代入して使う関数
選択構造の中での関数の使い方
プログラミングの実物で見る選択構造
プログラミングの実物で見る演算子
代入演算子
算術演算子
比較演算子
論理演算子
プログラミングの実物で見る反復構造

第5章 さらにプログラミングを知りたい人のための勉強法

身近なプログラミングの学習ツールは本とネット
本は拾い読みでもよい
ネットのプログラミング学習サイトは体験学習向き
自分に合った学習サイトの選び方
ネットで情報をうまく引き出す
プログラミングのスクールを利用する
スクールのデメリットは経済性と相性
プログラミングの上達法はイメージトレーニングと実践
プログラミングはとにかく作ってみること
エラーには寛容な心と態度で向かい合う
エラーはあって当たり前
プログラミングを難しいと思い込まない
プログラミングを楽しめる人がプログラミングに強い人

あとがき


略歴

福嶋 紀仁 ふくしま・のりひと
有限会社ジー・ブレイン代表取締役。
1962年滋賀県生まれ。東海大学工学部卒業後、独立系ソフトウェア開発会社勤務を経て90年に独立。通信教育大手の教育ソフトのパッケージ開発や事務機器大手メーカーの販売管理システム、大手外食チェーンのサブシステムの開発、大手流通グループおよび大手金融機関の人事・採用システムの開発とマネジメントなどを手がけ、官庁関連のシステムにも関わっている。
●執筆協力
五十嵐広亮(ジーブレイン)
小川公一郎(トリプルエーテクノロジーズ)
須田信吾(トリプルエーテクノロジーズ)
後藤剛彦(クイント)
橋田厚

編集協力/亀谷敏朗
校正/円水社
装丁/相京厚史(next door design)