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ガチでやったら、年商5億になった件

ガチでやったら、年商5億になった件
庄野智治 著
  • 書籍:¥1400(税別)
  • 電子書籍:¥1120(税別)
  • 四六判・並製/200ページ
  • ISBN978-4-484-17229-3 C0030
  • 2017.11発行
独学でラーメン業界に進出した、異色の「ラーメンクリエイター」
こだわりの経営を続ける男の”考えない”仕事術とは。
 
 
2005年東京・市ヶ谷にオープンした「麺や庄の」。開店当初から一風変わった創作麺を提供する店として、すぐに人気店に成長。安易な拡大路線をとってこなかったものの、東日本大震災をきっかけに「ラーメンを使って人を幸せにしたい!」との思いから、さまざまな活動に打って出るようになった。世界に誇る日本食「ラーメン」のブランド価値を上げるために、庄野が日本で、世界で、何をやっていくのか? 経営者としてのビジョンの描き方、職人としての貪欲な姿勢がつまった一冊。
 

書籍

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電子書籍

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内容

500を超える創作麺を生み出し、着実に世界への羽ばたいている若き経営者であり、職人のアツイ言葉が満載!
国内外9店舗を展開する「MENSHO」流仕事術とは。

*バレンタインシーズンに登場する「チョコつけ麺」

*映画「変態仮面」とコラボした「変態仮麺」

*鮮魚ラーメンブームを作った「鮭つけ麺」

日本一ラーメンを愛し、日本一SNS映えするラーメンを生み出した男のラーメンバカ一代記。

はじめに

僕が〝ラーメンクリエイター〟を名乗るようになったのは、2013年から。福井県で行われた、あるラーメンイベントに参加したことがきっかけでした。もともと、旬の食材を使った〝創作麺〟を得意としていた僕は、そのイベントで、「鮭とイクラの塩ラーメン」を出品。主催者の方から、「庄野さんは、まるでクリエイターだね」と言われた言葉が心に刺さり、以来、肩書として使わせてもらっています。

〝クリエイター〟を名乗る上で、僕が常に意識していることは、「ラーメンを使って、クリエイティブなことに挑戦し続ける」ということ。
 
たとえば、チョコレートのような変わった食材を使って、食べた人をあっと驚かせるようなラーメンを作ることや、〝流しつけ麺〟のように、ラーメンを通じて季節を感じる食のイベントを考えることも、〝クリエイター〟の僕だからこそ表現できる新しいラーメンのカタチだと思っています。
  
いまでこそ偉そうな肩書を名乗っている僕ですが、開業当初は、自分の給料を払うことすらままならない、小さなラーメン店の店主でした。

東京・市ヶ谷に、10坪10席の小さなラーメン店『麺や 庄の』をオープンしたのは、25歳の時。修業もせず、独学でラーメンを作り続けて、今年で13年目を迎えます。開業当初から職人志向が強く、「このままずっと一国一城の主でいい」と思っていた僕でしたが、31歳の時にある転機が訪れ、「ラーメンという素晴らしい食べ物を通じて、もっと大きなことに挑戦したい」と思うようになりました。
 
新しいラーメン人生を歩む決心をしたあの時から、6年。

以来、がむしゃらに走り続け、国内8店舗、海外1店舗(アメリカ・サンフランシスコ)を展開するまでに成長を遂げました。グループ年商は5億円となりましたが、現在も、事業構想は膨らむばかり。まだまだ夢の途中です。
  
僕はラーメンを作ることがいまでも大好きなので、店舗展開をせずに、あのまま1つの店で職人として厨房に立ち続けていたとしても、「きっといまでも楽しくラーメン屋をやれていただろうな」という自負がありますが、それでも、「自分の信念次第、行動次第で、こうも違った未来になるものか」と思わずにはいられません。
  
 考えるよりも、まず行動。
 仕事に楽しみを持つこと。
 自分の限界を決めずに、ただひたすらに突き進むこと。
 叶えたい夢は公言し続けること。
 その姿に共感してもらえれば、協力者は必ず現れるということ。
 
手探りで走り続けた12年間でしたが、僕は着実に前に進み続け、成長できていると確信しています。
  
ここまでくるにはいろいろなことがありました。

今も昔も走りながら考え進めるスタイルを貫いていますが、見切り発車で大失敗をした経験もあります。店が潰れてしまうのではないかという危機だって、何度もありました。

それでも、僕は「失敗したらどうしよう」と思って立ち止まったことは、一度もありません。失敗こそ、いい経験。本当に辛い状況を経験したからこそ見えてくる新たな景色や、わき上がる想いというものがあると、僕は思っています。

僕にとって、失敗することは当たり前のこと。むしろ「だよね」という感じです。皆さんも、ひと通りの経験、失敗をしましょう! たくさんの失敗の中で、オリジナルの成功パターンを生み出していけばいいのです。

仕事をするということは、もちろん楽しいことばかりではありません。僕だって、気のりをしない業務もあれば、壁にぶち当たって悩むこともあります。

それでも、自分の気持ち次第、行動次第で、未来は変えられる―。
失敗だらけの僕のラーメン人生の経験から、少しでもそんなことが伝えられればと思い、今回筆をとることを決めました。

「ラーメン店を開業したい人」はもちろんのこと、「夢を叶えたい人」や「仕事で悩んでいる人」にとって、この本が、少しでもお役に立てれば、こんなに嬉しいことは
ありません。

もくじ

はじめに

Chapter1  行動力――好きなことを、徹底的にやり続ける


夢中になった〝遊び〟が、僕の原点 
原点は、高校生の時に自作した豚骨スープ
 
夢を叶える〝最短の道〟を突き進む 
ラーメン店開業に向けて、僕がとった選択
 
思いついたら、即行動 
ハワイでも物件リサーチを敢行

インターネットの情報には頼らない
開業から12年が経ったいまも、自分の足で物件探し
 
熱い想いが、人を動かす
夢を語って、家賃の値下げを交渉
 
崖っぷちの状況でも、自信は失わない
運転資金30万円のギリギリのスタート
 
技術や哲学は、自分で体得して磨くもの
僕が修業に出なかった理由
 
相手の懐に飛び込み、上手に巻き込む 
尋ねること、頼ることは恥ではない
 
大失敗の経験が、向上心を育てる
オープン初日に〝店が開けられない〟という大失敗
 
まわりの声に耳を傾け、自分の武器を磨く
創作麺で、独自の立場を確立
 
ひとつ上のステージを目指す
震災が変えた僕の価値観

Chapter2  経営術――自分の「好き」が、社会へ旅立つ瞬間

交渉は熱意
物件交渉はオーナーに直談判
 
努力の継続は裏切らない 
6年間にわたる創作麺開発の成果
 
求められている〝立ち位置〟を見極める
新宿二丁目で貫く〝攻め〟の姿勢
 
ひとつの物事をとことん突き詰める
なぜコンセプトの異なるブランドを展開し続けてきたのか
 
大切なのは、利益ではなく品質
売上最優先の店舗展開は絶対に行わない
 
仕事に〝喜び〟を感じ続ける 
グループ年商が5億円を超えた今も
 
調べて損はない
行政の制度融資で融資にかかる金利がゼロに!?
 
まず、相手が喜ぶことを考える 
新ブランド立ち上げの極意
 
〝刺さる〟ものは、目線を変えると見えてくる 
離れることで、見えてくるものがある
 
人の目をうまく利用する 
SNSを使って、効率的に店舗管理
 
SNSをフル活用する
SNSは、お客様との大切な情報交換ツール
 
どう見られているかを意識する
ラーメンが最もきれいに〝撮れる〟照明
 
スタッフ全員に想いを伝える 
国内外9店舗のアルバイトスタッフも、僕が直接面接
 
怒らずに、気づかせるという教育
感情的に怒鳴っても、伝わらない
 
Chapter3 仕事術――”ワクワク”を仕事に活かす

”ワクワク”を大切にする 
新ラーメンの開発は至福の時間
 
焦って妥協しない
心から納得したもので勝負する
 
ひらめきは1日にして成らず 
アイデアの陰にある地道な引き出し作り
 
おいしさと効率なら、迷わずおいしさを選ぶ
手間がかかってもおいしいものを
 
手間が〝感動〟を生む 
自家製粉だからこそ伝えられる小麦の本当のおいしさ
 
目先の数字にとらわれない 
原価率50%の商品を作っても、しっかり利益は生み出せる
 
足を運ぶことで、初めて得られる情報がある
「FARM to BOWL」をラーメンで

自己評価は高く。それに恥じない自分になる 
ラーメン一杯1000円の壁を破るための挑戦
 
任せっぱなしにせずに、自分も勉強 
内装も照明もPOPも、すべてラーメン作りの一部
 
1日2時間は自己投資の時間を持つ 
飲み会だって有意義な時間
 
自分にとって〝当たり前〟のレベルを上げていく
それに見合う、ワンランク上の自分を目指す

Chapter4 発想力――正解を作らないから、新しいものが生まれる

アイデアを無限に広げる方法
限定麺のリバイバルはしない、というこだわ

気になったものは、写真に残す
コツコツ集めたデータが、アイディアの材料になる
 
流行りを知ることで、その半歩先を歩ける 
さまざまなジャンルの食べ歩きが、ひらめきのヒントをくれる
 
人の心に残るために、何をすべきか考える
運ばれてきた時の〝感動〟と食べた時の〝驚き〟を追求
 
及第点をキープするために〝進化〟する 
「いつ来てもおいしい」と思われるための密かな努力
 
点のものは、潔く切り捨てる
及第点に1点でも満たないものは、お客様に出さない

Chapter5 野望――夢は走り続ける
夢はどんどん公言する 
協力者を探すことが、夢を叶える一番の近道
 
サンフランシスコの地にご当地ラーメンを! 
麺もスープもトッピングも、すべて地元産
 
世界中に本物のラーメンを広めたい! 
ご当地ラーメンを世界中に
 
目標はアメリカ株式市場での上場 
7年で国内外50店舗の展開を目指す
 
商業施設への店舗展開に向けて 
売上アップが期待できる新たな市場に参入
 
通販事業で売上の底上げを図る 
ラーメン、餃子、調味料、丼……目指すは多彩な商品
 
おわりに

略歴

庄野智治(しょうの・ともはる)
ラーメンクリエイター
1980年神奈川県生まれ。高校時代からラーメンをつくりはじめ、開業資金を貯めるべく大学を中退。建築業界で働いて開業資金を貯めて、25歳の時に東京・市ヶ谷に『麺や庄の』をオープンする。月替わりの創作麺を提供するなど、常に新鮮な驚きを提供するお店として、メディアやSNS等で話題に。国内にはブランドごとに異なるコンセプトの店を8店舗展開、2016年2月にはアメリカ・サンフランシスコにも出店、2号店の出店も決まっている。
『MENSHO』グループ代表取締役。
編集協力/松井さおり
 
カバーデザイン/渡邊民人(タイプフェイス)
本文デザイン/小林麻実(タイプフェイス)
帯写真/疋田千里
 
校閲/ 円水社