トップ > 新刊書籍 > 最短最速で上達する中国語学習法

ビジネス中国語なんて超簡単! 最短最速で上達する中国語学習法

最短最速で上達する中国語学習法
高橋勇進 著
  • 書籍:¥1,500(税別)
  • 四六判・並製/212ページ
  • ISBN978-4-484-17227-9 C0087
  • 2017.9発行
まったく話せないゼロの状態から、わずか1年半でMBA取得に必要な中国語を身につけた著者が、どうすれば効率的に中国語が身につくのか、実体験から「使えるノウハウ」を余すところなく語る。

書籍

Amazon 7net 楽天BOOKS TSUTAYAonline

電子書籍

Amazon kindle 楽天kobo honto Reader Store 紀伊國屋書店 BookLive

内容

まったく話せない状態で留学、
たった1年半でMBA取得に必要な中国語を身につけた学習法を公開!
 
実践的に、短期間で、ネイティブと間違われるほどの発音を身につけ、まったく話せない状態からわずか1年半で大学院入学に必要な中国語を身につけ、MBAを取得した著者が、どうすれば効率的に、お金をかけずに中国語が身につくのか、実体験から「使えるノウハウ」を余すこところなく紹介します。

すでに中国語の学習を始めている人のみならず、今後ビジネスで中国と関係をもつ(もたざるをえない)日本人必読の、「実利的な中国語をいかに短期間で効率的に身につけるか」。


学習時間はどのくらい必要?
会話教室はどう選ぶ?
効果的な予習の方法
オンライン(会話)とオフライン(作文)の使い分け
独り言のすごい効用
看板発音練習法etc.

はじめに

はじめに――ビジネス中国語なんて超簡単!

 実は、わたしは心の中でいつもそう思っています。なぜなら、わたしはゼロからたった一年半で、MBA(経営学修士)に必要な中国語を身につけましたから。しかも、台湾でちゃんとMBAを取得して帰ってきました。多分、日本では中国語によるMBAを取得した最初の日本人になると思います。
 中国語なんて本当に簡単です。確かに、発音は普通に考えると難しいし、文法だってよくつかめない、と思います。
 でも、ちょっと考えてみてください。大人になっていきなり母国語以外の言語を身につけるのは、それなりに大変なことです。最初からスイスイとなんの障害もなく上達するわけはないです。
 ただ、早く身につけるコツはあります。それは、中国語ってどんな言語なの? ということを事前にしっかりと把握すること。そして、正しい学習方法をしっかりと実践すること。これさえできれば最短で上達します。

 冒頭で言った「ビジネス中国語なんて超簡単!」というのは、ウソではありません。今、わたしのビジネス環境は、英語と中国語です。ビジネス会話というのは、型が決まっています。見積もり、価格、納期、納入、支払い、などのトピックがあります。工場ではさらに、製造、品質管理、などがあるでしょう。
 トピックの範囲が狭ければ狭いほど、ターゲットとする中国語は少なくなりますから、短い時間で身につけられます

 では、なぜみんな苦労してしまうのか?
 それは、「日常会話」という大海原のようなトピックを目標とするからです。後述しますが、これは本当に難しいです。多くの人が語学学校のマーケティングに引きずられてしまっています。
 最短で中国語を身につけるには、選択と集中が欠かせません。最短で身につけたいトピピックを選択し、そのトピックに集中して勉強する。自分の目標とするトピックについて、ある程度習得できたら、基本的な会話能力も自然に身につきます。文法だってだいたい理解できているし、発音もそこそこできていることでしょう。

 中国語学習においては、文法と発音攻略が重点目標です。中国語の文法は、一般的には英語に似ていると言われます。でも、知れば知るほど、「それ、ウソでしょ?」って思います。中国語の発音は、日本語にない巻き舌の音がありますから、多くの人が苦労します。でも、ちょっとしたコツをつかめば簡単にできるようになります。

 文法と発音、これらをしっかりと身につけるため、わたしは以下の方法を実践しています。

 ・予習
 ・作文
 ・独り言
 ・中国語看板発音法


 これらについては、本文で詳述しています。

 さて、実はわたしは、台湾にいる時、よくこういう質問をされました。
「どっから帰ってきたの?」
 なんと、わたしはタクシーの運転手からは華僑と思われ、警察官に呼び止められても「本当に日本人か?」と念を押されました。また北京に住んでいた時は南方系の中国人と間違われ、シンガポールに住んでいる今では、「どこの省から来たんだ?」って質問されます。もうだいぶ「同化」してしまったようです。

 さて、飛行機が離陸する時は、機体の重さ、空気抵抗があるため、エンジンの出力を最大にします。ですからエネルギーを使います。でも、巡航高度に達すれば、出力は離陸時より少なくても前に進みます。中国語学習も同じです。最初はエネルギーが必要ですが、コツをつかんでしまえば、あとはほぼ慣性で前に進みます。
 本書は、これから中国語を勉強しようとしている人のために、〝戦略的な〞中国語学習の指針を提示しています。もちろん、すでに学習を始めている人にとっても、違ったアプローチによる効率的な学習方法となるはずです。ぜひ参考にしてください。

 高橋勇進

目次

はじめに――ビジネス中国語なんて超簡単!

第1章 やらなきゃ損! 最短最速で中国語が上達するコツ

語学脳とは?
論理的思考の大人たち
語学の勉強法には二種類ある
留学すれば自動的に話せるのか?
子どもの学習法と大人の学習法
最短最速で中国語を身につける
勉強を楽しく継続させる方法がある
翻訳癖はつくのか?
初級者から上級者へのプロセス
中国語の難しさはどこにあるか?
上達するスピードと努力の量は比例しない

第2章 学習計画を立てて効率良く上達しよう

目的を決めれば最短距離が分かる
「経験」を最大限に活かす
学習時間を決めよう
中国語会話教室の正しい選び方
脳はすぐには動かない
何を習慣化するか?
効率的な学習のために準備するもの
学習計画は死守すべきか?
挫折を乗り越える
わたしの学習時間

第3章 予習で一気に上達しよう

予習の心理的効果
復習は必要ないか?
強化学習の原理が働く
効果的な予習方法
予習のペースを考える
リスニング能力をつけるために
疑問はいつでも大歓迎
記憶のメカニズムを利用する
身体を存分に使う
知識が増えてきたらやること
ボキャブラリーがすべてじゃない
予習は丸暗記ではない
会話の前にも予習、予習
ステップごとに変わる予習法

第4章 作文で上達を確実にする

文を作るということ
作文が嫌われる理由
オンラインとオフライン
上手に作文するコツ
印象に残る=記憶に定着しやすい
会話のスピードアップを目指す
参考書をフル活用
先生選びが重要になる
自分に驚こう
論理的に伝える訓練を
マイナスのエネルギーも使う
感情を入れて読もう
結局、語学の王道はコレ

第5章 「独り言」のすごい効用

なぜ独り言なのか?
中国語の筋肉と日本語の筋肉
オフラインの徹底活用
二種類の独り言
看板発音練習法で発音上手になる
得意な音と苦手な音
習った文法は即使う
気に入った言葉を繰り返す
音読は絶対にしなきゃダメだ
なぜか大勢の人がやらない

第6章 中国語の発音に悩んだら
中国語発音の現実
中国人の先生が発音を矯正できない理由
発音を分解してみる
軽音とr 化は必要か?
有気音と無気音の区別について
リスニングができないんです
ネイティブレベルは必要か?
ワンセンテンス三分割法
全体を鍛えて発音も鍛える

あとがき――中国語は楽しい!


略歴

高橋勇進 たかはし・ゆうしん
1970年、横浜市出身。1993年に台湾へ留学し、日本人で初めて中国語によるMBAを取得。留学前はまったく中国語ができない状態で、わずか一年半で、大学院で必要な中国語を身につけた。台湾滞在中は中国語で「私は日本人です」と言っても信じてくれる人が少なかったほど発音が現地化していた。卒業後、一部上場企業で海外営業部に配属、中国市場を担当。中国や香港のお客さんとは中国語と英語で意思疎通。北京在住を経て、現在はシンガポール在住。職場環境は、英語、中国語、日本語のチャンポンで、英語ができなくても中国語で生活できるのがありがたいと思っている。
装丁・本文デザイン/相京厚史(next door design)
校正/円水社

企画協力/NPO法人 企画のたまご屋さん