普通の会社員のための超副業力

普通の会社員のための超副業力
森 新 著
  • 書籍:定価1540円(本体1400円)
  • 電子書籍:定価1232円(本体1120円)
  • 四六判・並製/216ページ
  • 978-4-484-21218-0
  • 2021.08.31発行

「会社員+副業」は、最強の働き方。
副業こそ、失敗しても何も失うものがないのです。

・現業か、起業か、転職か。脱3択へ
・「ローリスク」「ローリターン」「ハイインパクト」の会社員は最強の働き方
・めざすのは「年収500万円」ではなく「合計年収500万円」
・副業のタネを見つける3つのポイント
・副業が軌道に乗ったときに、本業をおろそかにしないバランスの取り方とは?

19万部超『アウトルック最速仕事術』『脱マウス最速仕事術』の著者(普通の会社員)が語る、副業の思考と実践法とは?
大失敗と大成功のエピソードから得られる、新しい働き方のヒント。

書籍

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電子書籍

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目次

第1章 ようこそ、大副業時代へ
 「いまの働き方がすべて」ではない
 会社員こそ最強の働き方である
 「年収500万」と「合計年収500万」、どちらを選ぶか
 副業で得た非金銭的な対価
 時間生産性と総収入を正比例させる唯一の方法 など
 
第2章 副業構築の三つのフェーズ
 軌道に乗っても両立できる副業を
 副業の構築① 模索フェーズ
 副業の構築② 自律フェーズ
 副業の構築③ 振り子フェーズ など

第3章 副業の思考法
 副業で失うものは何もない
 「戦う副業」回避のススメ
 競争回避マトリクス
 起業と副業の境界線
 起業のフレームワーク など
  
第4章 本業+副業を両立させるための時間の作り方と思考法
 最大10個の「既知」を追加する
 時間は誰にでも作ることができる
 1秒を笑う者は1秒に泣く
 自分に足かせをどこまでつけられるか
 業務効率化のコツは自己否定! など
 
第5章 実録! 私の副業通信簿 ──失敗と失敗と成功
 「棚ぼた」のキャッチ率を高められるか?
 いきついた副業は「講師業」
  得意なことを創り出し、人に教える
 「個人で稼ぐ力」は誰でも持っている
  人の力を借りる など
 
第6章 副業開始後に押さえておきたい思考法
 もし、本業をおろそかにしていると言われたら?
 「本業が楽しい!」と言葉にして表現する
  口コミをデザインする
 「本業の出世」か「副業の専業起業化」か、もしくは など

はじめに

 副業は文字通り、安定した本業があることを前提とした言葉です。本業の「逃げ」としての副業で、私は成功している人を見たことがありません。
 本業とのバランスを取りつつ、しっかり副業の顧客にも価値を提供し続ける。このサイクルを安定して回せるようになることこそが、副業が確立できた状態なのです。
 
 私は、いまから振り返ると、この状態を確立するまでに相当な遠回りをしてしまったと思っています。これから副業を実践する人に向けて、私のような遠回りをしないために、私の失敗談や構築したノウハウ、思考法をまとめました。
 
・どんな副業は、避けたほうがよいのか
・どのようにして、本業とのバランスを取るのか
・いかにして、副業の時間を生み出すのか
・副業だからこそできる、ビジネスモデルとは?
・戦わずして勝てる、副業のマトリクスとは?
・副業が軌道に乗ったら、本業で気をつけるべきこととは?
 
 3年前の私は「ずっとこのままでいいのだろうか」と自らのキャリアに悩み、目の前が灰色に見えて、もやもやした状態が続いていました。そんな3年前の自分にアドバイスするなら? そんな視点でまとめています。
(略)

 どうせやるなら、人生が変わるくらいのインパクトのある副業を段階的にでも挑戦してほしいと思っています。さらに理想をいうならば、本業にも好循環がどこかで生まれる副業が望ましい。
 副業は本業があるからこそ、いつでもやめることができます。だからこそ、高い目標を設定してみませんか?
 
 副業だからこそ、失敗しても、何も失うものはありません。

著者略歴

森 新(もり・あらた)

ショートカット・Outlook研究家
1988年高知県生まれ。北海道大学工学部卒業後、サントリーフーズ株式会社に入社。自らの働き方改革に取り組む中で、アウトルックスキル獲得による業務生産性の大幅向上の余地を発見。研究したノウハウを「ストアカ」を通じて発信したところ、個人だけではなく法人からも講演オファーを受ける大人気講座に。また、パラレルキャリアの第一人者として、「NewsPicks」「FNN.jp」「NHK WORLD」など、数々のメディアに取り上げられている。著書にベストセラーとなった『アウトルック最速仕事術』『脱マウス最速仕事術』(ダイヤモンド社)がある。
 

編集協力:多田慎介
ブックデザイン:小口翔平+畑中 茜(tobufune)
校正:株式会社文字工房燦光

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