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子どもと性の話、はじめませんか? からだ・性・防犯・ネットリテラシーの「伝え方」

子どもと性の話、はじめませんか?
宮原由紀 著
高橋幸子 監修
  • 書籍:定価1540円(本体1400円)
  • 電子書籍:定価1232円(本体1120円)
  • 四六判・並製/312ページ
  • 978-4484212197
「赤ちゃんって、どこからくるの?」
「セックスって、なに?」
「子どもがアダルトサイトを見ていた!」
「いまさら、性の話なんてできない……」

 ある日、突然やってくる子どもからの疑問、子どもの性への興味、性の会話を避けてきたまま思春期になってしまった……そんなとき、あなたはうまく対応できますか?

 テーマは、妊娠や避妊、性交だけでなく、自分のからだは自分のもの、防犯の知識(プライベートゾーン)、男女の体の違い、性的同意、急増している自画撮り被害、性の多様性・ジェンダー、ネットリテラシーのことまで……性教育ってとっても幅広い!
 300ページを超える内容ですが、イラストをたくさん使っているので、気軽に読んでいただけます。巻末に、困ったときのホットラインや親子で楽しんでいただけるイラスト付録(PDFダウンロードあり)も。


書籍

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電子書籍

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目次

第1章 これだけでも知っておこう! 性教育7つの心得
 心得1 「性教育」が必要なのは子ども!…の前に大人から 
 心得2 「なるべく早め」がおすすめ! だけど「遅すぎる」こともない 
 心得3  性教育=セックス教育ではありません など

第2章 幼児期(3歳ごろ~就学前)の性教育、どう始めたらいい? 
 性教育はどこから始めればいい?
 あなただけの体の大切な場所「プライベートゾーン」を伝えよう 
 「赤ちゃんって、どこからくるの?」 にどう答える?  など

第3章 児童期(小学校低学年~中学年ごろ)の性教育、何をどう伝えたらいい??
 体も心も大きく変化するこの時期、伝えたいこと 
 性犯罪から子どもを守ろう 
 「男の子らしさ」「女の子らしさ」を押しつけてはいませんか? など

第4章 思春期(小学校高学年~高校生ごろ)の性教育、どう見守る?
 保護者がどこまで子どもの性・体を管理するべき?
 子ども自身が自分や誰かを守るために知っておきたい、性のはなし
 性感染症・子宮頚がんから子どもを守ろう
 子どもと話したい「もしも」と「これから」のこと
 思春期(小学校高学年~中学生・高校生)のお悩み・ギモンQ&A 

第5章 性の「困った!」こんなとき、どうしたらいい?
 家庭でできること&ホットライン 
 「困った!」ときには相談できる人たちがいる!
 体や心の困った! など


はじめに

 「うちの子にはまだ早いから、性教育を始めるのはもう少し先でいいかな」
 
 子どもの年齢がまだ幼いから、あるいは、子どもはまだ性や恋愛に関心がなさそうだから──このように考えている保護者もいるでしょう。その理由のひとつには、「性教育はセックスや妊娠、避妊などを教えること」という誤った認識があります。
 ユネスコが発表した世界の性教育のスタンダートといわれる「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、5歳からの性教育が推奨されています。
 たとえば「自分の体は自分だけのもの」であり「他人が許可なく自分の体にさわるのはいけないこと」と伝えるのも、性教育のひとつ。こうした知識は、誰かからプライベートゾーン(他人に見せてもさわらせてもいけない、性的に関係がある、自分だけの体の大切な場所)をさわられたときに、「おかしい」と気づくことができる知識となります。また、自分と同じく他人の体も大切であることを理解し、よりよい人間関係を築くことに役立ちます。
 性教育が、防犯、そして自分や他人を大切にするための知識も教えることだとなると、視点が変わるはず。まだ小さいからもう少し先でいいかな、ではなく「なるべく小さなころから教えてあげたい!」と思いませんか?
 


著者略歴

宮原由紀(みやはら・ゆき)

性教育サイト「命育」代表。
大学卒業後、リクルート、アマゾンなどメディアやインターネット企業を約15年経験し、現職。子どもへの性教育に課題意識を持つクリエイターたちと、医師専門家協力のもと、命育を立ち上げる。サイト運営のほか、園や学校、PTA、地域などと連携して、多方面から家庭での性教育をサポートする活動に取り組む。3児の母。


イラスト:伊賀 弓
ブックデザイン:吉村朋子
校正:株式会社文字工房燦光