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人は記憶で動く 相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方

人は記憶で動く
カーメン・サイモン 著
小坂恵理 訳
  • 書籍:¥1,800(税別)
  • 四六判・並製/352ページ
  • ISBN978-4-484-17104-3 C0030
  • 5.30発売予定
人間は受け取った情報の10%しか記憶にとどめることができない。しかしこの「記憶」こそが人の行動を決めている。こちらが伝えた情報を、相手(部下・顧客…その他、誰でも)の記憶にとどめ、行動を起こしてもらうには、脳科学的に正しいアプローチが必要! 最新の脳科学研究に基づくあなたが発信する情報を情報の海から際立たせ、相手の記憶に鮮明に残すための実践的なビジネスコミュニケーション・テクニック。

書籍

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内容

人の行動は、記憶が9割!
脳科学が解き明かす、記憶をゆさぶるマーケティング

自分にとって重要な事柄を他人に記憶させる系統的な方法がなければ、特にビジネスにおいては不便このうえない。
忘れられてしまえばビジネスは損失をこうむる。本書では、記憶の研究に関する成果から”忘れさせない”実践的なテクニックを紹介。

カーメン・サイモンは、すぐれたアイデアを記憶する能力を高める方法を確立した――しかも、自分自身においてだけではなく、他人においても。
――『影響力の武器』著者 ロバート・チャルディーニ

もくじ

第1章 記憶は目的のための手段である
意思決定に記憶が重要な理由
 
第2章 記憶へのビジネスからのアプローチ
記憶と決断に影響する3つのステップ
 
第3章 相手の記憶をコントロールする
ランダムな記憶を回避する現実的な方法
 
第4章 注目を集める
キューはいかにして行動への道を開くか

第5章 驚きのパラドックス
さらなる注目・時間・関与を獲得する代価
 
第6章 甘い期待
つぎに起こることへのワクワク感を生み出す方法

第7章 メッセージを繰り返させる
あなたの言葉を確実に繰り返してもらうテクニック
 
第8章 目立てば記憶される
人びとの心に長くとどまり行動を促す方法
 
第9章 「シンクの上で日記を書いている」
ストーリーを通して記憶を検索する
 
第10章 どの程度なら「多すぎる」のか?
あなたのコンテンツを犠牲にしない方法

第11章 脳はどのように決断するのか?
神経生物学と神経経済学の視点から選択について考える
 
第12章 忘れられる権利と意図的な記憶
偶然忘れられることと意図的に忘れられることのバランスをとる方法
 
記憶に残るコンテンツ作りのためのチェックリスト

略歴

カーメン・サイモン
Carmen Simon, PhD

認知科学者として神経科学の研究を専門にしている。プレゼンテーションの作成とトレーニングを手がけるRexi Media の共同設立者。教育工学と認知心理学で博士号を取得。コミュニケーションに説得力を持たせるためのアプローチは大胆で、すべての決断の中心には記憶が存在することを大前提にしている。情報を提供された相手は、忘れた情報ではなく記憶した情報に基づいて、提供側に有利な決断を下すと主張する。
そして相手を説得しようと思うなら、過去を記憶してもらうだけで満足するのは現実的なやり方ではないとし、肝心なのは将来決断が下される時点での記憶であって、そこに影響をおよぼす方法を学べば大いに役立つと強調する。プレゼンスキル上達の専門家として、伝えた情報が記憶に残るための科学的なテクニックをテーマにした講演は、評判を呼んでいる。
http://www.reximedia.com/


訳者
小坂恵理
(こさか・えり)
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。訳書にフィル・マッキニー『キラー・クエスチョン』(CCCメディアハウス)、ベン・ステイル『ブレトンウッズの闘い』(日本経済新聞出版
社)、カビール・セガール『貨幣の「新」世界史』(早川書房)、エドマンド・S・フェルプス『なぜ近代は繁栄したのか』(みすず書房)、ダグ・デッター、ステファン・フォルスター『政府の隠れ資産』(東洋経済新報社)ほか多数。
ブックデザイン/竹内雄二
校正/円水社